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先週のリベンジ達成(2009/12/5)先週散々見切って行った奴
12月5日、小雨の降り始めた中、浅川へ行きました。ポイントはいつもと同じ一番橋下で水量と濁りの様子は先週とほとんど変わらない。雨の予報だったからいつもの餌釣り師達の姿はなく右岸は無人。しかし、左岸に釣り人が一人中程の斜面に経っている。「餌釣りかな?」と思っていたがよく見るとフライのようだ。タックルの準備をしている間にヒットしていた。準備が終わったところで確認すると取り込んだ様子もなくティペットを持っている。足元の様子を見ると相変わらず流れは同じで左岸にフライマンが一人上流部にコイの姿は見えない。流れを見ながらフライマンの所に行き声を掛ける。「こんにちは。先程のはバラしですか?」「テトラを巻き込んで切られました。3回に1回は切られますね」「ここは厳しいから」と言いながら下流の様子を見る。彼の少し下流のテトラ帯にコイの姿が見えたので斜面の途中まで下って様子を見る。[フライマンはどうしているかな?]と上流を眺めると斜面を登っていく姿が見えた。どうするのか眺めているとそのまま上の遊歩道に上がり上流に消えて行った。一人になり流れを眺めるとテトラ帯の中を上流から回遊してくるコイの姿が見えた。コイの進路にフライを落とし待っているとすぐに喰い付いて来た。テトラ帯の中を逃げ回るのをロッドを立てていないしている時フライが外れてしまった。テトラ前を回遊しているしかし活性はいいようですぐに次が回遊してきた。今度もすぐに喰い付いてくれて開始から10分も経たない間に1尾目をゲット。これをリリースしてから辺りを眺めると目の前に見えていた回遊は全て消えている。斜面を少し登って様子を見ると少し下流のテトラ前に幾つか浮いている姿が見えた。これを狙うため斜面を斜めに下り水辺から1m位の処に立ちキャスト。風はほとんどなくドラッグの掛かる心配もなく、2尾目もそれ程時間を掛けずに取り込むことができた。しかし、1尾釣り上げると目の前から姿が消えてしまうので、周囲を探してそれを狙いに行き、同じ要領でヒットしたがまたしても途中で外れてしまう。コイの姿はどんどん見えなくなっていく。やっと少し下流のテトラ前に見つけた姿に向かって、斜面の途中からダウンクロスにキャストしていたが、下流部は岸際の流れが遅くフライがうまく流れて行かない。テトラの上に立って下流を狙う水際まで降りて眺めるとコイの姿が見難いが水面の反応で進路を推測し、前方にフライを落として3尾目。コイの写真を撮りながら斜面の上から流れを見るとコイは少し下流のテトラ帯の前に幾つか見える。しかしその辺りは上田用水の取り入れ土手の直前でテトラ帯は流れが遅く、テトラ前は流れが速い。岸からのキャストだとコイの居るところにフライは流れて行かないので、テトラの上に登ってテトラ前を流すことにする。小さなテトラの上は不安定でちょっと心配だったが何とか4尾目を釣り上げる事ができた。ところがこの4尾目、先週散々フライを見切って行ったあの憎たらしい口が痛んでいる黒い背曲がり。何で今日は素直に喰い付いたのだろう。水中のコイの動きが見えなかったからどんな様子だったがよく判らないが、くリベンジできて良かった(笑)。それをリリースした後、もう一度テトラに登るのが少し不安になり水際で躊躇していると岸際の下流で反応が出た。そのままの場所からキャストしてすぐに5尾目を釣り上げる事ができたがコイの姿は何処にも見えなくなってしまう。時間は3時前。ここを諦め下流に移動。浅川第五排水の水門のところで1尾をラインブレイクで取り逃がしたが2尾釣り上げここまでで7尾。反応がストップしたのでそのまま本流へ移動。水路を渡って上流側から様子を見ようと水辺に近付いた時、目の前から5〜6尾のコイが逃げだして行った。「えっ?こんな浅場に寄っているの?」と驚き、下流を眺めると水路の合流点の浅場に背鰭が幾つも浮いているのを見つけた。幾つも背鰭を出しながら集まっている第五排水から流れ込む餌を狙って集まっているようだ。水路に戻って上流から様子を見ると、流れ出しの両流側に小さな巻き返しがあり、そこにたくさん集まっている。流れの影響の少ない端を選んでコイの上流にキャスト。ゆっくりフライを送り込んで様子を見る。口が幾つも水面に現れていてどれがフライに出た物か分かり難く、2度ほど合わせ損なったが3度目にヒット。沖に逃げるのを上流に回り込んで取り込み8尾目。その後同じポイントで4尾連続でヒットしたが、さすがに反応は消えてしまう。合流点を少し下って岸際の様子を見ていると岸辺の草の陰に口が見えた。フライを垂直に口の前に垂らしてこのポイントでの6尾目を釣り上げた。時間は4時半前だが雨のため周囲が暗くなり反応もなくなったので終了にする。久しぶりに10尾を越えて14尾。しかも先週の見切りへのリベンジを果たせたので気分は爽快だった。



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