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倒竹の下から出てくるのを待って(2009/12/6)倒竹の間から出てきたのを狙って
12月6日、前夜の雨の影響を気にしながら二子に行きました。いつもの兵庫橋に着いてみると濁りはそれ程ひどくなく水面から20cm位は見える透明度。水位は下流が堰き止められているので相変わらず少し高い。とりあえずお気に入りの[虎の穴]前に行ってみるが見た目より水位が高くウエストポーチの半分位が水に浸かってしまう。あと数歩前に出たいのを我慢してサーチし様子を見るが反応が全く無い。下流に在る倒竹のほうの様子も眺めながら[虎の穴]の前で頑張ってみたが何処にも反応が出ない。最近様子のいい倒竹の下流側はサーチが届かないので直接サーチして見ようと下流に居移動。しかし倒竹下流も倒竹の倒竹の中から出てきたコイ後ろ側も反応がない。どうしようか悩んでいると倒竹の中で反応が一つ出た。倒竹には前夜の雨で流れて来たゴミが幾つも引っ掛かっていてそれを狙ってやって来たコイが口を使っている。倒竹の横から倒竹の前面を流してみるが手前の流れが速く、倒竹の前に来たフライは速度を上げながら通過して行く。少し上流に立ち位置を変えダウンクロスで倒竹前の奥にフライを落としてみる。先程よりはドラッグの掛かりが遅くなりゆっくり倒竹前を通過して行く。ギリギリに落として倒竹の中に入れようとすると、フライは前面の細い枝にティペットが引っ掛かり止まってしまう。倒竹の中では、時折回遊してきたコイが倒竹の中の垂れ下がった枝のところで口を出して餌を漁っている。しかし、フライはその枝のところには流れて行かない。枝の僅かな隙間を狙って奥にキャストしてみるが竹の枝にフライが絡まってしまう。こうなったら倒竹の中から出てきたのを狙うしかないが、なかなか出て来ない。と言うか濁りのために出てきたのが判らない。とにかく近くにコイが居るのだから辛抱強く待つことにする。上流は餌釣りがたくさん居る手前の流れが速く奥に落としたフライはそれ程時間を掛けずに倒竹の前を流れて行くので幾度もキャストを繰り返す。出来るだけ倒竹の近くを流したいから落とす位置も手前から奥まで色々変えてみる。開始から40分、一番奥の狭いスペースに落としゆっくり流れて行くフライに突然下流から喰い付いて来た。狙いは正しかった!他の所では全く反応しないのに倒竹の中だけは反応している。上流部の様子も見たかったが小物釣りの釣り人が多くいて入るスペースがない。こうなったらここで粘るしかない。1尾目から20分後に2尾目がヒット。やはり倒竹の中で餌を漁り、反応が消えてしばらく経ってから上流でヒットした。2尾目が釣れてからは倒竹の中での反応は繰り返されるがなかなか出て来ない。同じ位置に立ちひたすらキャストを繰り返す。2尾目から50分後、やっと3尾目がヒット。やっとヒットと言ってもここ兵庫橋上で、1時間ちょっとで3尾というのは最近では珍しい位好調なので気分反応は幾つも在ったのだが・・としては悪くない。しかし同じポイントでひたすらキャストを繰り返すのはちょっときつい。3尾目から10分後、同じように倒竹前でヒットした。しかし今度は倒竹の下に逃げ込まれる。無理矢理引っ張り出すにはちょっと引きが強い。ラインはどんどん引き出され倒竹の一番奥まで逃げ込んでしまう。少し動いて寄って来そうだったところで急に軽くなり痛恨のラインブレイク。ティペットを見るとザラザラに傷付き沈んでいる倒竹の枝に絡んだようだった。それから1時間近く頑張ってみたが反応が少なくなり直ぐ下流の倒竹に移動。ここでも反応はあったが倒竹にフライを引っ掛け反応は消える。結局フライは3本倒竹に引っ掛けて無くしてしまった。反応がなくなったので兵庫島を越えて本流に行く。本流は前夜の雨の影響が残ここでも反応は幾つも在ったのだが・・り水位が少し高い。時間が遅かったためユリカモメの姿は見えず期待してみたが反応がない。兵庫橋をくぐって下流へ。工事のため兵庫橋からの流れが二子橋の下流で本流に合流しているがその流れ出しの浅場に幾つも集まっているのを見つけた。流れ込みからキャストしたが立ち位置が悪くコイに気付かれてヒットせず。日没直前に二子橋上流に戻り様子を見る。飛び出した石組みの内側で幾つも反応を見つけたがフライの位置がよく判らず空振りで取り逃がしてしまう。出だしは快調だったが狭いポイントのため後が続かず厳しい1日だった。



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