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いないな亭で新年会(2010/1/16)今年もいないな亭で新年会
1月16日、5時からいないな亭で新年会があるので少し早めに二子に行きました。ポイントはいつもの兵庫橋上。しかし今日は土曜日で上流の河川工事が行われている。当然流れはひどい濁りだろうと予想していたがそれ程ひどくはなく、膝のちょっと下までは見えるので35cm位はあるだろう。この位見えれば何とかなるだろうと流れに入って行く。ちょうど日差しが[虎の穴]の間を照らし水面下に浮いているコイの姿が見えた。慌ててラインを引き出し倒竹の上流にキャスト。倒竹の根本に口が出たしかし上流からの風でフライが倒竹に引っ掛かったが運良くすぐに外す事ができた。少し上流に向けてキャストし流れに載せて倒竹の下に送り込むが上流からの風で手前のラインが流れより速く流れてドラッグが掛かり喰い気十分なコイを取り逃がしてしまった。少し上流に立ち位置を変えて再度倒竹の下に送り込んでみたがコイの姿はどこにも見えなくなっていた。[虎の穴]前を諦め下流の倒竹の所に行く。しばらく様子を見ていると、倒竹の根元の草の前に口が現れた。口までの距離は20m。少し追い風の中岸ギリギリを狙ってキャスト。幸運にも狙ったポイントにピタリと着水する。ダウンキャストだからドラッグの掛かりも遅いのでじっくり待てる。口が現れたところに上流にあるフライはゆっくり流れながら草の前を移動して行く。こちらは濁りもなく穏やかな流れその時下流からコイの口が浮いてきてフライは口に吸い込まれていった。タイミングを計って大きくロッドを煽る。開始から30分での1尾目。この濁りの中では最高の出来である(笑)。しかし後が続かない。上流に戻ってみても全く反応がない。そのまま粘っても期待できないので移動する。ゴム堰堤を覗いてみたが濁りの中全く反応がない。そのまま本流に移動。新二子橋下から左岸を二子橋に向けて様子を見る。最近のお気に入りの[出っ張り]下に陣取り様子を見る。時折流芯で反応が出るが単発ライズに終わりフライには出て来ない。しばらくキャストを繰り返していたが、ふと気になってティペットのチェックをすると、ウィンドノットが出来ていた。ティペットを切り結び替えている時、目の前にコイの頭が現れた。久しぶりの70オーバー(71cm)こちらの姿を気にする様子もなくゆっくり巻き返しを進んでくる。焦らないように自分に言い聞かせてフライを結ぶ。コイはまだ目に前にいる。動きを小さくしてそのコイの前方にフライを落とす。フライの着水から数秒後にフライをめがけて口が現れて素直に喰い付きヒット。流れが緩い割に重く、取り込んで見ると久しぶりの70オーバー。ここまでは快調だった。ちょうどその時徳永さんから電話が掛かる。「今、どちらですか?」「本流の出っ張りのところです」と言う事。ちょうど一緒になった傳治郎君と一緒に合流。しばらく話をして傳治郎君は下流の右岸に行き、徳永さんは上流に向かう。しばらく出っ張り横で頑張っていたが反応は出て来ない。下流に行ったはずの傳治郎君の姿が見えないので二子橋をくぐり先週久しぶりに覗いた二子橋下流に移動。しかし反応が全く無い。F-4の最下流部まで2時間掛かって橋桁の下の流れで移動したが全く反応がない。時間は4時を過ぎ徳永さんは新年会の買い出しのために4時半で上がると言っていたのを思いだした。私もいつもの時間までは粘れないので、最後に出っ張りで様子を見ようと振り返った時、右岸を下ってくる徳永さんを見つけた。そのまま徳永さんと合流して二子橋まで戻る。「ここはポツポツ反応があったけれど釣れなかった」という話を二子橋の真下で聞いた。徳永さんは時間だからと二子新地駅の方に向かって行かれた。橋桁下の流れの様子を見ていると反応が現れた。水面に現れた口は意外に移動が早く予想していたところには出ないで逆の場所に現れる事が多かった。しかし消えてしまう事はなく出続ける。それが突然反応しなくなって半分諦めかけた時、再開した。「まだ居たんだ」安心した時、傳治郎君の3尾目それが1尾ではない事が判った。同時に2尾現れたり、1尾が沈んだ直後に2尾現れて、3尾以上いたことが判明。突然向きを変えたのではなく違うコイが時間差で現れたようだった。そんな中の1尾をやっと釣り上げて3尾目。時間は集合の5時前。慌てて二子橋の上流を渡渉して二子側へ。その時、流れからコイをネットに入れて陸に上がる傳治郎君を発見。合流して情報を聞くと3尾目とのこと。時間に少し余裕があったので出っ張りの前で少し様子を見て、切り上げようと振り返ると傳治郎君が次の撮影をやっていた。「また釣れたの?」「はい」と言う事で彼の素晴らしい根性に驚き、新年会へ向かった。

新年会の会場いないな亭(いないなさんのお邸)に到着すると既に菅田さんと徳永さん、藤澤さんが先着されていて、菅田さんは寿司飯の準備が終わったところ。私も用意していた燻製を取り出してお披露目。しばらくして土屋さんが寿司ネタ持参で到着。寿司が出来上がりビールで乾杯。見事に並んだ寿司に全員で驚き、おいしく頂いた。木村さんが残業で少し送れて到着しメンバーが揃う。寿司と卵焼き、ビールに燻製にアゴのちくわ。イワナの骨酒とキムチ鍋。賑やかにそして最上の食材で楽しい時を過ごす事が出来ました。いないなさん、場所の提供と諸々の準備をありがとうございました。そして皆さん、おいしい食材とテクニックをありがとうございました。次回もよろしく。




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