Top-Image

line

カマツカを踏んづけたみたい(2010/1/30)これはカマツカ
1月30日、先週の釣果をもう一度と言う事で平山橋に行きました。狙いは勿論[東豊田用水]で一気にポイントを目指したが途中で爆釣ポイントの下流の様子を覗く事にする。平山橋下の浅い流れには、先週と違って幾つかの群れが回遊している。活性も良く反応がいい。「とりあえず数尾釣り上げてから」と群れを追いかけてみた。しかし活性はいいが見切りも激しい。1尾が見切るとその群れは全員が揃って上流に素早く移動してしまう。4つの群れにフライを落としてみたが全流れは穏やかで期待がふくらんだて見切られた。「まっ、いいか。後で入れ喰いになるのだから・・」と気楽に考えて先週のポイントに行く。風はほとんど無く流れは穏やかだが下流から戻って来たはずの群れはどこにも無く、姿が見えないのは前回と同じ。先週よりも少し下流から流れに降りて様子を見る。しかし、反応が鈍い。狙いは左岸のテトラ帯の内側で、重点的に様子を見るが単発で反応するだけ。しかも反応は対岸ギリギリの茂みの前だけ。枯草に幾度もフライを引っ掛けながらキャストを繰り返し、やっと1尾目を掛ける。しかしテトラの向こう側を逃げ回り、あげくの果てにバラしてしまう。それからしばらくは反応がストップ。1尾目を釣り上げたのは開始から40分後で前回ほど反応する数が多くない。それでも次は10分後に釣れた。一番反応が多く水面への反応はあるが岸を離れると・・出てくる場所は上流側のゴミの集まって居るところの下流側。しかも少しテトラの間に在る穴の奥に入り込んで反応している。その前にフライを落として出てくるところを狙いたいのだが、そこは岸から枯草が垂れ下がっていてフライを落とせない。手前のスペースでやっと喰わせる事が出来たがこれも途中で外れてしまい今一ペースが掴めない。少し下流側では、水面下を回遊してくる数尾の群れの姿が見えてもフライの下を素通りして行き、前回ほど反応が良くない。3尾目が釣れたのは20分後で、これを撮影していて気付いたのは、岸辺の狭い砂地に残った足跡。前回も餌釣りが下流にやって来てこちらの様子を見ていたから、この日も午前中に回ってきたのかな?その為かどうかハッキリは判らないが反応してくれる数が少ない。4尾目も20分後に釣れたが次をまたしても途中バラし。しばらく間があいて30分後に5尾目。相変わらず太目が釣れてはいたが6尾目は10分後で途中バラしを含めると1時間に4尾のペースでヒットはしていたが、この頃からペースが落ちて1時間に3尾のペースになってしまう。しかもテトラに引っ掛かったゴミに絡んでバラす事もあり30分で1尾のペースになってしまう。7尾目を釣り上げこれをリリースしてポイントに戻る時川底に半分埋まって白い腹を見せている魚影を発見。「何かな?」とネットで掬い上げてみると、それは図鑑で見た事のあるような魚。[これはカマツカだったかな・・?]等と思いながら撮影する。死んではいたが時間が経っているようにも見えなかった。後で図鑑を調べると「おどろくと砂にもぐり、目だけ出して身をひそめる」と出ていたので、砂にもぐっているところを踏んづけたのかもしれない。初めて実物を見た魚で気分転換はできたが、反応は相変わらず渋い。[反応が止まったから・・]と切り上げるタイミングを計っていると反応が出る。それでついつい頑張ってしまう。時間はどんどん経っていき、4時をこの流れ出しの先で元気な反応が幾つも過ぎてやっと9尾目が釣れた時「もうダメだ!これ以上粘っても数は伸びない」と諦める。そのまま床固下に行こうと思ったが、とりあえず用水からのオーバーフローが流れ出している[旭が丘排水出口]の様子を見る。オーバーフローからサーチしてみると元気な反応が一斉に現れた。「こんなに居たんだ」と喜んで流れに載せてフライを送り込み、すぐにヒット。しかしこれをリリースして見ると流れは沈黙。あれほどあった反応は全て消えていた。左の排水出口を渡って下流に移動。床固下の左岸に行く。前回良かった床固直下の流れに魚影はなく、左岸よりの巻き返しの緩い流れに2尾ほど反応していたが、これは徹底してフライを見切る。しかも一度見切るとどこかに行ってしまい水面には出て来なくなってしまう。流芯にも幾つか出てきたが全てに見切られ釣果無し。床固下の流れの中央に立って下流を眺め、工事用の土嚢が並んでいる前に反応を見つける。急いで左岸を下りキャスト範囲まで行き反応の上流にフライを落とす。やっと釣れた10尾目やっと釣れてつ抜け。しかし時間は既に5時を過ぎている。残り時間はあと僅か。次に見つけた反応はさらに下流で岸から少し離れている。反応に向かってフライを送り込むために流れに入るが重機で掘り返された川底には穴があいている。それでも以前よりは高低差がなくなりそれ程気にしないで歩ける。流れが遅いので上流にフライを落として流す時間がもったいないのでキャストエリアまで近付き、1m 程上流にフライを落とす。難なく釣れて11尾目。その後右岸側から流れの中央に居たのを仕留めて12尾目。前回が良かったのでもう少し数が伸びると期待していたがちょっと不満足な結果に終わってしまった。前回が良すぎたのだろうか・・。



line
サイトマップへ
Copyright © 2010 Katsumasa Fujita
ジョウビタキ