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春はすぐそこ。菜の花(コマツナ)とナズナが咲いていた(2010/2/21)菜の花(コマツナ)とナズナが咲いていた
2月21日、ネットで高津区の予報を見て[風はそれ程強くないはず]と期待して二子に行きました。いつもの兵庫橋の袂に着くとちょうど徳永さんが準備を終えたところで「昨日はゴム堰堤が良くて2尾釣ってから本流に行き2尾追加して合計4尾」と最近の二子では上々との事。しばらくお話をしてから釣り開始。水辺まで行ってタックルの準備を始めながら流れを見ると、いつもと様子がちょっと違う。よく見ると前回まで見えなかった岸辺の泥の底が見えている。「水位が下がってますね」岸辺のそこが水面に出ていると徳永さんに伝える。倒竹周りでは時折反応が見えたので活性は良さそうだった。徳永さんは前日と同じゴム堰堤から始めると言う事で別れ、流れに入り込む。流れに立ってみると、それ程強くないと感じていた風が意外に強く下流から吹き抜けている。とりあえず[虎の穴]の横の倒竹前で[虎の穴]の上流側と下流の倒竹前の両方を狙える位置に立つ。[虎の穴]前の倒竹下は波もなく、反応が出るので、上流から流し込もうとしたが風が下流から通り抜けるのでフライが流れて行かない。下流側の倒竹前も波はなく条件はいいのだが、下流から回遊してくるはずのコイの姿が見えない。どちら側で反応があっても直ぐに対応できるように左右を見回しながら下流側にフライを落とす。ライズがあれば直ぐその近くにフライを落としてやって立ち位置を変えてやっとヒット来るのを待つが、一度反応しただけで次のライズが出ない。空には薄い雲が流れ、時折陽が差すと水中のコイの姿が良く見える。しかし、コイは底近くに沈んだまま移動していてフライに興味を示さない。水面に反応しているのはフライを送り込む事の出来ない倒竹の下だけ。「どちら側に出るんだ?」とフライと反対側を見ている時に反応があり合わせ損ねる。「キョロキョロしてちゃダメだ!」とフライに集中するがそんな時は反応が出ない。開始から10分後、下流側の倒竹横で水面に浮いて移動するコイを発見。直ぐに移動先にフライを落とし待っていると水面に口が現れた。タイミングはバッチリで合わせたのだがフッキングしない。その5分後にも今度は[虎の穴]の前で喰い付いて来たがやはり合わせ損なう。スレ掛かりのウロコが1枚タイミング的にはフッキングしてもおかしくないのに、吸い込む直前で見切っているようだ。それから30分後下流側でやっと喰い付かせる事が出来たが途中でバラしてしまう。その直後にもう一度ヒットしたがこれも途中バラし。反応はいいのにヒットしないのは精神的にかなりきつい。[虎の穴]周辺での反応がストップしてしまったので、少し上流の護岸の切れ目に移動。対岸の小さなワンドに向かってキャストしていると[虎の穴]の上流で反応が出た。「やはりあっちか」と言う事で少し下流に移動。上流側から見ると[虎の穴]前の倒竹下を抜けて[虎の穴]の中にフライを落とし込む事がそれ程無るかしくない事に気付いた。最近水位が高くこの場所に立ち込む事が少なかったから忘れていたのだ。上流から[虎の穴]に見えた反応に向かって斜め下流にキャストしたが喰い付かない。少し下流の岸際に向かってキャストしやっと釣れたと思ったらフナている時、正面の岸際に反応が見えた。コイは下流に向かっているようなので 2m程離れた対岸際にフライを落として待つ。「もう来る頃・・」とタイミングを計っていると予定通り水面に口が現れ1尾目がヒット。開始から2時間10分後。やっと1尾目を釣り上げて一安心。「あそこを回遊しているのか」と同じ所にフライを落として待つと直ぐに今度は下流から喰い付いて来た。1尾目から10分後。連続ヒットだ。しかし連続はここまで。反応もなくなったので上流の護岸帯に移動。対岸ギリギリの緩い流れでの反応に合わせフッキングしたが今度はウロコが1枚付いてきただけ。しかも粘って居る時、フライが突然消えたので合わせてみると36cmのフナだった。ウロコとフナにガッカリし、反応もないのでゴム堰堤に遠くに見えた徳永さんといないなさん行ってみた。コイの反応は全く見えないのだが対岸にコマツナが咲いているのを見つけ流れを渡って撮影に行く。そこから本流に行く時、今度はナズナが咲いているのを発見。オオイヌノフグリもあちこちに咲いていて、もうすぐ春になるのを実感。本流は下流からの風で反応は全く見えない。どこに行くかキョロキョロしている時、二子橋の下流に徳永さんを発見。よく見ると横にもう一人居る。遠くて誰か判らないのでデジカメで撮影してプレビューで確認すると、いないなさんらしい。携帯で確認するとこの時点で徳永さんは1尾、いないなさんはまだ釣果無しとの事。二人と合流しようと下流に向かうと二人は離れ、いないなさんは流れに戻り、徳永さんは上流に向かって戻って来た。一緒に上流に戻りながら「下流の川崎側で日没近くまで待ったが反応は現れず火事があったようです。炎が上がってしばらくすると消防自動車が来ました」と教えてくれた。兵庫島の横まで戻ると「反応がないし火事の様子を見たいので早上がりします」と徳永さんは引き上げて行かれた。後で釣果報告と一緒に火事の写真が送られてきた(Photoギャラリーの徳永さんのところにアップしてあります)。私はそのまま[最後の砦]の兵庫島横の出っ張りで30分ほど反応が出るのを待ったが風のため波が高く期待した反応は現れなかった。日没後寒くなってきたので切り上げる。釣り始めた時の好反応を立ち位置を間違えて逃したのが痛かったです。


今日の花


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