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久しぶりに一番橋下に行き・・ (2010/3/6)無人のポイントで・・
3月6日、小雨模様の中「多分誰も居ないだろう」と思い、ひと月半ぶりに浅川の一番橋下に行きました。到着してみると予想通り体現にいつもいるはずの餌釣り師は一人も居なくてポイントを一人占め。雨の影響もほとんど無く少し濁りがある程度。しかし水位は少し高めで[東豊田用水]からの流れ出し直下のテトラ帯がほんの僅か水面から出ている程度。久しぶりなのでポイントを土手上から一巡り。テトラ帯に居るはずのコイの数は少なく濁りのために流芯側の底に居るコイは見えない数尾の姿は見えたのだが。最初のポイントに戻り護岸下を見ると[東豊田用水]からの細い流れ出しに数尾が集まっている。水面にも反応しているので、上流側から静かに降りる。しかし下に降りる途中でコイに見つかってしまい、コイ達は静かに下流に移動してしまう。その様子を見ながらとりあえず水温のチェック。水温も上昇する頃なのだが連日の寒さで7度しかなく流れに見えるはずのコイの反応は思っていたよりも少ない。とりあえず最初に見つけた群れが崩れテトラの上流側に居るのでそれに向かってフライを流す。「来た、来た」予定通りの反応で出だしは好調。しかし後が続かない。崩れテトラ帯をゆっくり下りながら様子を見るが反応がない。30分掛かってやっと2尾目を釣り上げた。出来る事なら崩れテトラの最前列の上に立ってテトラ帯前を流したいのだが、水位が少し高くちょっと厳しい。護岸からテトラ帯の上に回遊してでっぷり太った獲物。メスかな?くるのを狙ってキャストするが予定通りのコースを通ってくれない。しかもテトラ前の流芯との境は手前の流れが遅くてドラッグが掛かり、回遊して来たコイもフライの下を素通りして行く。反応の鈍いままポイントの終点に辿り着いたが2時間近く掛かって釣果は僅か4尾。下流の[上田用水]の取り入れ口に行くには少し時間が早い。どうしようか考えながら上流側を見ると、先程通過してきたポイント中央辺りのテトラ帯の上にコイの口が出ている。「あれを直接狙ってみるか」と上流に戻り、下流側からキャスト。しかしコイの後ろ側から前方にフライを落とした物だからコイは驚いて消えてしまう。「どうしようか?」と悩んでいたら目の前に下流から回遊してきた。今度は横からだからコイの前方に落としても驚かない。ポイントの中盤で、移動もしないで・・それを釣り上げ護岸上で撮影し、リリースしていると同じように回遊してきてすぐにヒット。護岸上に登り撮影して戻るとまた目の前に回遊してくる。まさに入れ掛かりで5分から10分間隔でヒットする。釣り始めた頃、少し濁りがある程度だった流れは、いつの間にか濁りが濃くなり少し見えていた沈みテトラがいつの間にか見えなくなっていく。それでも回遊は止まらず、連続でヒットする。3時過ぎにポイントを移動してから日没終了までの2時間半でヒットした数は全部で18回。途中で2尾の途中バラしと3尾のラインブレイクが有り、終わる頃に少し間隔が開いてきたが13尾を取り込む事が出来た。ポイントを移動せず、同じ場所でコイの回遊を待っていると次々にやってくる。しかも回遊してくるコイ達は喰い気十分でフライへの反応が良く、ほとんど見切らない。見切って行くのはテトラ帯の先端を少し沈み加減でポイントの中盤で、移動もしないで・・足早に上流に移動して行くコイで、見きられている内に[どれが喰い気があり、どれが素通りしていくか]が判ってきた。動きを出来るだけ小さくし、水面に浮きながら回遊してくるコイを脅さないようにしてキャスト。ヒットして沖に走っても無理に寄せようとしないで、動きが止まり水面近くに浮いて来るのを待ってから、テトラ帯の上を静かに通過させて取り込む。ブレイクしたのは濁りのため先端で崩れているテトラの位置が判らずにそれに引っ掛かってしまったからだ。反応が良かったのは、春に向かって水温が上がってきたので活性も良くなってきたからだろう。久しぶりの好釣果に満足な1日でした。


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