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今年の初マルタを釣りました (2010/3/14)今年初めて出会ったマルタ
3月14日、前日は書用で出掛ける事ができなかったが活性の上がっている二子に期待して出掛けました。いつものポイントに着いて見ると、上流には子供達が10人近く集まってバシャバシャやっているし、下流にはルアーマンが4-5人で対岸に向かってキャストしている。しかし狙いの倒竹前は無人で浮いているコイの姿がチラホラ見える。水面のコイは倒竹の前側にも居るので岸近くからその回遊筋に向かってキャストしてみたが、コイの後ろ側から前方に落とす事になり喰い付水面に浮いて回遊していたのだがかせる事は出来なかった。流れの中央に入り込み、対岸の倒竹周りの様子を見る。幾つか浮いて回遊している姿が見えるのと同時に、アカミミガメの姿が多い。カメを避けながらコイの進行方向にフライを落とし、開始から僅か15分で1尾目を釣り上げる事ができた。快調なスタートに気分が良かったがそれからどんどん反応が少なくなる。流れは先週より透明度が良く水中にいるコイの姿は良く見えるのだがコイ達は底近くを回遊していて水面に反応してくれない。そんな時、傳治郎君がやって来た。「今日はどう?」と聞くと「上流で5尾です」との事。彼は王禅寺で釣り上げた[ロックトラウト]の燻製を持って来てくれいたのでそれを受け取り、代わりに開成で釣り上げた[F-1]の燻製を渡す。傳治郎君は「マルタの様子を見に行きます」久しぶりの連続ヒットと言い。私は「もう少しここの様子を見てから」と答える。しかし反応が出ない。始めに幾つも浮いていたので[絶対に回遊してくるはず]としつこく粘る。やっとフライの近くに黒い影が動いたので期待して待っていると、水面に現れたのは小さなアカミミの頭。[今日は快調なはずだったのに]と考えながら1時間半後に下流の倒竹の奥からやっと2尾目を引きずり出す事が出来た。しかし反応がない。[水面に落ちるラインでコイが警戒して底に沈んでいるのかな?]と考えて少し上流に立ち位置を変えてみる。最初の場所に戻りキャストを始めたところに榎戸さんがやって来た。振り返って話をし、フライに視線を戻すと波紋が広がるところ。慌てて合わすとヒットしている。しかし合わせの大問愚が遅すぎたようでスレ掛かり。慎重にやり取りをしたが途中で外れてしまう。榎戸さんが上流に行かれた後[虎の穴]バシャバシャはやっていなかったがの上流にフライを落としていると突然対岸側から飛びついてきて3尾目。開始から3時間後でそれからが凄かった。「今までどうして釣れなかったのか」と不思議になる位の連続ヒット。45分で6尾ヒットし4尾取り込む事が出来た。反応が一段落した時に傳治郎君が戻ってきた。「マルタは居た?」「居ました。6尾釣りました」[場所は?」「藤澤ポイントです」との事。反応の止まってしまった兵庫橋を諦めマルタの様子を見に行く。途中で出会ったフライマンに「コイですかマルタですか」と聞くと「マルタです。あそこのカーブの上流側がいいです」と教えてくれた。ポイントの左岸は岸辺が削られていて足場が高いので流れを渡って中州に行く。途中、何も居ないと思っていた足元からマルタが水しぶきを上げて逃げていくのを見て[居る居る]と期待する。狙いのポイントに着いて見ると、最盛期に見られる様な水し尾鰭へのスレ掛かりぶきは上がっていないが流れの中に集まって居るマルタの黒い群れが見える。水辺から少し離れてその群れの上流からフライを送り込む。数回流したところに傳治郎君と榎戸さんがやって来た。彼等が下流側で釣り始めた時、待望の1尾目がヒット。速い流れに流されながら走るのを追いかけ下流で取り込む。しかしこれは胸鰭へのスレ掛かり。それでも今シーズン最初のマルタなので、記念撮影をしてリリース。流れでのバシャバシャは無いけれど時折水面にマルタの頭が現れる。奥山さんに聞いた話だと、産卵期特有の行動で[ロール]と言うそうです。それを見てその下のマルタが居るのを知り、その筋を通るようにフライを流すとすぐにヒット下が、それは途中でバラしてしまう。再度同じポイントを流すとすぐにヒット。傳治郎君、水辺に近寄りすぎですよこれも下流に一気に走る。傳治郎君の前を通り過ぎ下流に誘導してやっと取り込む。取り込んで見ると尾鰭へのスレ掛かり。その後2尾バラした後で掛かったのは、マルタの卵を狙ってやって来ていたコイ。その後でヒットしたマルタは、ちゃんと口に掛かっているようであまり下流には走らない。しかし立ち位置のまま取り込もうとして強く引きすぎてこれもバラしてしまう。時間は5時半を過ぎて薄暗くなり始めている。「マルタはこれで切り上げてコイに行きます」と彼等と別れて下流の兵庫島横の[出っ張り]に行く。ポイントにコイの姿を見つけ慌ててキャストしたのだが、立ち位置を考えずにキャストしたのでティペットがコイの真上に落ちてフライはコイの前方に。それでもコイは喰い付いて来たが、フライは浅くしか掛からずすぐに外れてしまう。最後に悔しい思いをしたが、この日はコイが7尾でシーズン最初のマルタも2尾釣り上げる事ができて気分はいい。
さあ、皆さ〜んマルタ狂想曲が始まりますよ〜。




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