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傳治郎君と開成へ、そして惨敗 (2010/3/20)一面に波立ちマスの反応が鈍い
3月20日、多摩川のコイ釣り仲間の傳治郎君が「開成でマスの食いつく瞬間を見たり、開成版の薫製を作ってみたい」と言うので二人で出掛けました。昼からの釣り予定なので10時過ぎに傳治郎君を迎えに行きそのまま東名へ。しかし用賀から渋滞で全く動かない。料金所まで1時間掛かりこのままだと到着ないつになるのか不安。上が混んでいれば当然下も混んでいるはずなので流れに任せてノロノロ運転。やっと流れ出したのは厚木を過ぎてから。昼からの[午後券]の筈が到着したの傳治郎君と並んでキャストが2時だから[3時間券]に変更。こうなると何処の反応がいいのか探っている時間はない。とりあえず「食いつく瞬間が見たい」と言う事なので透明度が良くてマスの反応がよく見える1stポンドに行く。しかし風が強い。湖面は一面に波立ち水中に見えるマス達は水面を意識していない。今回のメインテーマは[フローティングニンフ]の確認なのでとりあえずそれを結んでキャスト開始。始めは小さめに仕上げた#16。しかし反応が鈍い。「変だな〜」とフライを目の前に浮かべてみるとゆっくり沈んでいく。「やっぱりフローターが小さかったか」と言う事で#14に変更。こちらは3mmのフローターを使っているからしっかり浮いてくれる(ちなみに#16の方は2.5mm)。それでも朝から攻められ続けているためか反応が少ない釣り上げてはいるが単発。時折フライに反応するが途中でUターン。落とし場所を色々探るとポツポツ釣れては来るが全てF-1。たまにニジマスが来てもやけに小型。傳治郎君は何とかマスの姿を見ているがフライの交換ばかりやっていて連続ヒットにはほど遠い。時間はどんどん過ぎていきキープサイズが釣れない。こうなったらテストを無視して恒例の[P-chan]でのマス漁に切り替える。ポイントもF-1しか釣れない1stポンドを見切り3rdに行く。風はいつもと違って小田急側から吹き時折左右に振れるので、後ろから風を受けるレストハウスの対岸に行く。そこはお気に入りのポイントで「釣れない筈はない」と自信を持っているところ。しかし全く反応がない。こんなに反応のない3rdポンドは初めてだ。絶対に反応してくるはずの[P-chan]にも反応テスト中の[フローティングニンフ]がない。後ろの木を避けながら少し遠投すると反応はするが、水面に半分姿が出る位に飛びついてくるのにフッキングしない。「一体どうなっているんだろう」ルアーマンが頑張っていた岬が空いたのでその石の上から遠投してみるが反応がない。傳治郎君は3rdポンドの流れ出し側に行き、連続でヒットしてい数尾をキープしているので一安心。しかし私は全く釣れない。本当にこんなに釣れない開成は始めたなのだ。1stポンドでは2時間近くで11尾釣れたのに3rdポンドに来てからは1尾しか釣れていない。時間は刻々と終了に迫るが釣果無し!結局、閉場のアナウンスが流れて終了。空のクーラーをぶら下げてレストハウスに向かって歩き出す。池の様子を見ながら行くがマスのライズはほとんど見られない。レストハ3rdポンドも風が強くウスのすぐ横まで来た時、目の前でライズしているのを見つけた。水面に見える反応は、かなりの数がその下に居る事を教えてくれた。結んであった[P-chan]を振り込んでみるとすぐに激しい反応が出た。「えっ!こんな所にいたの?」と驚くほどの反応で、すぐに中型のニジマスがヒット。終了時間は過ぎているがこれをキープして傳治郎君に渡す。彼はその中型の大きさに驚いていたが、本来ならそのサイズがコンスタントに釣れるはずだった。結局彼はニジマスの姿を見ることなく終わってしまったそうだ。スタッフの大輪さんに話を聞くと「そうですね、今日は風がいつもと違うからあそこに集まって居ましたね」との事。もう少し時間に余裕があったらあちこち探る事も出来たのだが、いかんせん3時間では・・。「傳治郎君、もっと反応のいい開成を見せてあげたいので是非リベンジしましょう」




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