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ダブルヘッダーでコイ釣り (2010/3/21)濁りと風で最初は苦戦
3月21日、絶好調だったマルタ釣りが終わり奥山さん達と別れていつもの兵庫橋上に直行する。前夜の雨で濁りがあり風も強いが先週にコイの活性が上がっているのを確認しているので迷わずいつものポイントに入る。水温を計ってみると今年初めて10度を超えて12度。期待して第一投。狙いは[虎の穴]の上流側。風は上流から強くポイントを吹き抜けていて、倒竹の上流ギリギリを狙ってキャストすると、下流の倒竹に引っ掛けそうなので狙いは少し上流側。透明度は40cmほどしか見えず数が増えてきたカメを引っ掛けてしまう、目の前をうろついているはずのコイに姿はほとんど見えない。しかも水面にはアカミミガメの姿ばかり目立ちフライの落としどころに悩んでしまう。対岸の石の前を狙っている時、離れた所にコイの反応が現れ、そこにキャストしようとロッドを立てた瞬間に手前に居たカメを引っ掛けてしまった。カメを外している間にコイは消えてしまい、せっかくのタイミングを逃した事が悔しい。その後同じように石のすぐ前に落として待っていると上流側に頭が現れて下流に向かって来る。回遊して水面に反応しているコイは岸際ばかりでそれもギリギリの所。中には岸に向かって頭を上げて餌を漁っている。上流から岸際を回遊して来るのが見えた。その動きを見ていると一番反応がいいのは石のすぐ上流側の少し窪んで土の出ている所。やっとルれた1尾目。70cmのいいサイズそこまで来ると岸に向かって幾度も身を乗り出して頭を水面に出している。上流側で反応を見つけると、幅が1m 位の窪みのギリギリの所にフライを落として回遊を待つ。上流からの強い風だが倒竹の横は風が弱いのか意外にドラッグの掛かりが遅く回遊してくるのを待つ事ができる。狙ったポイントで開始から50分後にやっと1尾目がヒットした。そのコイはかなりの大物でなかなか手元に寄って来ない。やっと近くまで来た時その後ろから別のコイが追いかけて来る。いわゆる産卵期に見られる[追い鯉]で、2尾同時に取り込む事が出来そうだったが申し越しの所で逃げられてしまった。それから同じように回遊してくるのを見つけ対岸ギリギリにフライを落として待ち連続で2尾に喰い付かせる事が出来たが、途中でバラしで逃してしまう。しかもまたしてもピックアップの時にカメも引っ掛けてしまう。それでもコイの反応は狙いは対岸のギリギリ途切れなく続く。普段なら少し岸から離れた所でも反応するのだが、透明度が良くないためか対岸ギリギリの浅いところにしか反応が出ない(水中の位置が水面に近いからフライを見つける事が出来るので、水深のあるところでは水面のフライを見つける事が出来ないからだろうか?)。対岸のポイントギリギリを狙うのに、オーバーハンドでキャストすると上流からの強い風で流されて、下流の倒竹に引っ掛かるし、対岸の草にも引っ掛かってしまう。この日は右からのサイドハンドキャストが有効だった。狙いは対岸ギリギリで狙うポイントに幅の余裕があるので少し位左右にずれてもラインの長さを固定しておくとちゃんと岸際にフライが落ちてくれる。1尾目から30分後に2尾目を取り込む事が出来た。その後またしても1尾を途中、やがて全く反応しなくなってしまう。下流側の様子を見たが波が高く何処も反応がない。波が高く反応が見えない少し上流に移動してみたがやはり反応がない。どうもあの[虎の穴]の上流しか反応がないようだ。仕方なく移動を決める。とりあえずコイの姿のあるゴム堰堤に行ってみる。しかしこちらも波が高く反応が見えない。少し上流にある工事用仮設橋の下も覗いてみたがやはり反応がないのでここを諦め本流に行く。新二子橋下から様子を見たが全く反応なし。そのまま左岸を下り早朝にニゴイが掛かったマルタポイントを遠くに眺めながら歩いていると[釣行会]に来ていたフィッシングカレッジの顔見知がルアーを投げていた。話を聞くと「皆さんが来る前に新二子橋の上流でルアーを投げていたらヤマメが釣れました」と言ってデジカメの画像を見せてくれた。サイズは17cmほどだったそうだが、多分奥多摩で放流されてここまで流されてきたものだろ
初めて見たモンカゲロウ
う。そういえば以前にいないなさんが二子橋の下流でニジマスを釣った事があるからヤマメが居てもおかしくないな、と納得。前夜から気温が下がらず、冬用のダウンを春用のジャンパーに取り替えて出掛けてきたが、4時過ぎから風が強くなり、気温も下がって寒くなってきた。本流は何処も波が高く、移動しても反応を見つける事が出来そうにないし、早朝からロッドを振り続けていたので少し早いが早退を決める。午前の部でマルタが23尾、ニゴイが2尾。午後の部は風が強く厳しい中でコイを5尾釣り上げていたので満足な1日でした。明日は風が治まってくれる事を期待しながら明るい時間の帰宅でした。




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