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水温5度!コイもマルタも冬眠したのかな? (2010/3/28)低水温でコイの反応は全く無し
3月28日、3月の締めくくりに期待して二子に行きました。しかしこの日は気温が低く冷たい北風が吹いている。いつもの兵庫橋上に着いてみると流れには濁りがありコイの反応は見られない。水温も真冬並の6度しかない。眠りから覚めたアカミミガメも先週より姿が少ない。とりあえずお気に入りの[虎の穴]上流側の様子を見るが反応がない。「反応がない」と言うよりも「反応が全く無い」の方が正しい。いつもなら対岸際を回遊してくるはずのコイも見えない。「どこに居るここでも反応はなしのだろう。先行者がいたのかな?」などと考えながらキャストしていると、後ろから声が掛かった。年券を頼まれていた松田さんがにこやかに立っている。年券をお渡ししながら今日のマルタの様子を聞くと「全く反応がありませんでした。藤澤さんもいらっしゃっていたのですが、釣れないので下流に下って二子新地から帰ると言う事でした」との事。いないなさんも二日連続でいらっしゃっていたようですが、反応がないので切り上げられたらしい。お話の後も対岸の回遊を期待して少しずつ移動しながら様子を見たが、単発の弱い反応が数回あっただけでフライへの反応は皆無。仕方なく上流のゴム堰堤に行ってみたがこちらも反応はない。こんな日が1年に1度位はあるので「今日は釣果ゼロでも仕方がないな」とコイを諦めマル一つ下流のテトラの下で反応が出たタの様子を見に行く事にする。兵庫島のグランドを横切り新二子橋の下へ。護岸上から眺めると風も弱く流れの様子は凄く良い。「ひょっとして反応があるかな?」と水辺に降りて岸際の流れにサーチしてみる。ここは等間隔にテトラが並んでいるが一つ下流のテトラの下で反応が出た。少し進んでテトラ横の流れにラインを載せてフライを流し回遊を待つ。岸際にコイの頭が現れた時、自分のフライの位置が良く掴めていなかった。とりあえず「フライに出たのかもしれない」と合わせてみるとしっかりフッキングした。「やった、やった。良かったな〜」と言う事で諦めていたコイの姿を見る事が出来た。このポイントは土手の上に人が立つとコイはすぐに消えてしまうのだが、あまりの寒さで訪れる人もいなかったのが良かったのだろう。何とか釣り上げる事ができたラッキーな1尾リリ−スのついでに水温を計ってみると兵庫橋上よりも冷たくて5度しかない。この水温で反応したのはラッキーだった。何とか1尾釣り上げる事ができたので、上流のマルタポイントに移動する。途中で藤澤さんに電話をしてみると「昨日と今日でずいぶん様子が変わりました。昨日は良かったのですが今日は最悪」との事。反応が期待できないのはわかっていたがとりあえず様子を見る。藤澤ポイントは流れの様子はいいのだがマルタの姿はどこにも見えない。「コイでも居るかな?」とサーチしてみると期待通りに反応が出た。しかし速い流れが手前にあり、反応はしてくれたがドラッグが掛かってしまいヒットせず。それでも時折マルタのロールがあるので「ロールの下には必ず居るはず」とマルタシステムに取り替えてキャス何とか釣り上げる事ができたラッキーな1尾トする。しかし全く反応なし。しばらく粘ってみたが期待できないのでコイのシステムに付け替えて下流に下る。新二子橋下を通過し、兵庫島の出っ張り横まで来たが反応なし。風が冷たく鼻水が垂れてくる。時間は5時。「今日は寒いから切り上げよう」とバイクに戻りフライを切り離した直後に橋の下での反応が見えた!「居た〜!」慌ててフライを結び直し橋の横から真下にフライを落とす。しかしここはいつも釣り人が多くいるところでコイはしっかりスレている。投げ込んだパンは素直に喰い付くのにフライは直前で見切っていく。橋の真下で反応するのが見えるとそこにフライを投げ込んでみるがやはり見切って行く。それでも1時間近く粘って何とか2尾追加して合計3尾。気温も水温も低い状況で釣れた3尾は貴重な3尾でした。サクラも咲いているのにこの寒さはいつまで続くのだろう。



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