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開成で何とかリベンジ (2010/4/4)何とか満足できた3人の笑顔(奥山さん撮影)
4月4日、「開成でオープンから終了までやってリベンジしたい」と傳治郎君から連絡があり、彼の友人の尾崎君と一緒に開成へ行きました。前回の失敗を繰り返さないために少し余裕を見て出発。しかし道中は全く順調でオープンの6時より30分早く到着。手持ちフライの少ない二人に「どれでも使っていいよ」とフライボックスを渡しピックアップしてもらう。ゲート前に並んで待ている時、池の周りで作業をしていた大輪さんを見つけたので、最近の情報をゲット。オープンと同時曇り空で風もなく期待したのだがに一日券を購入して情報通りのポイントへ移動。曇り空で風もなく絶好の条件に見えた。開始早々に結構良いサイズのヒットがあったが[まだ先は長いし、今日は調子が良さそうだからまだキープはしないでおこう]とリリース。順調に反応があり9尾目でキープサイズをゲット。しかし快調なペースはそれ程長く続かずどんどん反応が少なくなっていく。8時頃からメッキリ反応がなくなり8時半にはほとんど反応しなくなってしまう。開始はこの池での定番の[Rubber Leg (Orange)]から始め、反応の良さが確認できたので[Beetle (Brown)]に替える。これも反応がいいので次は改良中の[Veatical Pupa (Brown)]にする。これも好反応だったがその頃から反応が少なくなり始める。同行の二人は9時から始まる奥山さんの[合わせがわからない」といいながら頑張る尾崎君[フライ教室]に参加のため釣り場を離れる。彼等が[フライ教室]に行った後は全く反応がなくなってしまう。目の前のポイントを広範囲に探り、単発では釣れるが連続しない。水面の反応もいつもと同じように沖にだけしか出なくなってしまうがそれにしても数が少ない。やっと出てきたライズの近くにフライを落としても反応しない。しばらくすると[フライ教室]のメンバーは、レストハウスのベランダで奥山さんのデモンストレーションを見ながら話を聞いている。それから全員で1st pondに移動して行った。教習の様子と 1st pond の反応を見るために行ってみたが 1st pond に見えるのはイワナ(F1)ばかり。今回が今シーズンの燻製作りの最後になるので出来るだけいいサイズのニジマスを揃えたかったので、イワナの姿し奧山塾の[フライ教室]か見えない 1st pond を諦めて 3rd pond に戻る。1st pond と 3rd pond の間の通路で少し小さめのキープサイズを釣り上げ、ネットに入れて最初のポイントに戻る。しかし反応は池全体のどこも同じで、前回の惨敗時と同じでマスの気配が全く感じられない。8時前までに20尾以上釣り上げていたがそれから昼間での時間でポツポツ状態が続き昼過ぎにやっと40尾を突破した。しかしそれから数が伸びない。[フライ教室]から戻って来た二人に「どうだった?」と聞くと「ロールキャストをたたき込まれました」と言う。この池は後ろが狭いので奥山さんもロールキャストの重要性をよく知っているからだろう。3 rd pond が不調なので彼等は 1st pond に移動して行ったがどこも同じ反応の鈍さと「イワナしか釣れない」とぼやいている。確かに最近の開成は
初めて見たモンカゲロウ
イワナの数が特に目立つ。フライへの反応はニジマスよりも活発で先に喰い付いてくるため良く釣れるのだが、良型のニジマスを狙って来た私にイワナは全く興味がない。しかも最近ニジマスの小型が多くなり燻製用のキープサイズがなかなか釣れない。ドライの場合一番に喰い付いてくるのは小型なので、小型が多ければ小型ばかりになってしまいう。今までなら一日で40〜50尾釣ってキープサイズを何とか揃える事が出来たのだが、ちょっと不満なサイズを含めても3尾しかいない。こうなったら少し不満なサイズでも[まっ、これでもいいか」で取り込む事にするが、如何せん反応は鈍いまま。前回、惨敗した時はこんな反応の鈍い時から始まり、活性が上がらずじまで終了だったので良型を取り込み中の傳治郎君[今回も同じになるのかな?]と不安が広がってくる。このまま終わってしまったらまさに返り討ち。あまりに釣れないので30cmそこそこの小型を数合わせのためにキープしてしまう。反応のいいのがヒットしても、それは口ばかり大きいイワナでガッカリしながらリリースし「お前じゃないよ〜」と叫んでしまう。そんな渋い状態の時、奥山さんがフライ教室に来ていたお友達と一緒に 3rd pond にやって来た。「どう?」「渋いです」「3rd pond のあっち側も全く魚が居なかった」と教えてくれた。「キープサイズが釣れません」「1st pond の方で大きいのが釣れてたよ」と教えてくれたが、確実に大きいのが釣れるのは 3rd pond だと思っているので「あちらはイワナばかりだし」といって 3rd pond にこだわる。しばらく経って後ろの心配が無くキャストできるお気に入りポイント奥山さんが情報を仕入れてきてくれて「イブニングには大型が釣れると言ってるよ」と教えてくれたが「本当に釣れるのかな〜」と心配気味。それ程反応は鈍いしライズがない。時間はどんどん過ぎて4時を回ってしまう。キープサイズが少なく、前夜に仕込んだ燻製用のソミュール液が無駄になってしまいそうな雰囲気。ひたすら反応が良くなるのを祈るしかない。フライを完全に[漁モード] に切り替えて[P-chan]を結ぶ。反応しないマスを誘うようにキャストを繰り返しライズを待つ。4時半を過ぎた頃からポツポツと反応が良くなってきた。奥山さん達も「禁断のフライ(P-chan)を分けて下さい」と言ってキャストを始める。5時頃からやっとショータイムが始まり、連続ヒットの[爆釣モード]に突入。奥山さん達と我ら3人は連続ヒットに興奮する。フィッシングカレッジにも来ている女性が「80cmクラスをヒットしたのに、ヒット直後にバラしてしまった」と奥山さんが悔しそうに話してくれたが、私の釣果傳治郎君がフライ教室で使い続けた[BF Beetle]の大半はイワナ。ニジマスは小型が多くキープの数が伸びない。何とかキープサイズが釣れると「お前を待っていた〜」と叫んでしまう。終了の6時まで爆釣タイムは続き、何とかリベンジは達成できたが、昼間に無反応の時間が余りにも長かったので心からリベンジを喜ぶ気分になれない。それでも一日の釣果は83尾と今までにない数字になっていた。それなのに持ち帰ったのは8尾で、中に不満足なサイズが2尾も混ざっている。自分では10尾をキープしたはずなのだが、数が少なかったのは終了後クーラーに移す時に逃げられたのではないかと思う。ちょっと悔しい結果になったが、一応満足することにしよう(笑)若い二人はこれから高校の受験勉強だそうです。来春、合格したらまた開成へ行こうね。




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