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調布の花火大会で、二子に出漁 (2010/7/24)夕方始まった調布の花火大会
7月24日、調布市の花見大会が開催されるため浅川からの帰り道が通行不能になります。その為浅川への出漁を諦め二子に出漁。ポイントはいつもと同じ兵庫橋上。コイの回遊の見られない[虎の穴]を避けて下流の倒竹前に行く。しかし水面に見られるのはカメばかり。フライの落とし場所に気を配りいつ水面に現れるか判らないコイの姿を辛抱強く待つ。水面にコイが見えるとその進行方向を読み、数メートル先にフライを落として回遊を待つのだが、コイを見つけるのが一瞬見えた姿で先回りして・・・遅れるとコイの後方から斜め前方にラインを落とす事になり、すぐ横を泳いでいるコイを脅してしまう。できるだけ早くコイを見つけてラインの影響のない位置にフライを落とさなくてはいけない。しかし水の透明度はそれ程良くなくて水面から20〜30cmが限界。水面近くを回遊してくれば姿を見つける事は出来るが、水面近くばかり泳いでいるわけではなく、水面に浮いてみたり底近くに沈んでみたりしながら回遊している。しかも、水面近くに浮いている場合、フライを落とす位置が少しでもコイに近いと、ティペットの着水に警戒して向きを変えてしまう。「何処に居るの?」とキョロキョロしながら水面を眺めていると下流にチラッとコイの姿が見えた。しかし対岸に向かっていたように見えたその姿はすぐに水中に消えてしまう。テトラの中を回遊していたが「あの辺りを通過するはず」と予測して水面に横たわっている枯れた倒竹の手前にフライを落として待つ。もう来る頃だと思って待っていたがなかなか出て来ない。「違ったか」と思い始めたとき倒竹の下から頭が現れ、フライに向かって口が開く。「来た!」と言う事で開始から20分で本日の1尾目。川崎フロンターレの試合は日曜日のはずだから多分徳永さんが来るはずと兵庫橋の様子を時々見ながら、回遊してくるコイを探す。しかし1尾釣り上げてから回遊はほとんど無い。時折姿が見えても水中深く沈んでの回遊で水面には無反応で通過して行く。下流の倒竹を諦め中流の護岸前に移動。しかし反応がない。そのまま移動して上流の流れ込みに辿り着く。崩れテトラの下流の巻き返しに少し反応があったが単発ですぐに反応はゴム堰堤での6尾目消えてしまう。対岸の崩れテトラの間を眺めていると、下流から回遊してきたコイがテトラの中を上流に進み、しばらくすると流れに乗って下って来る。テトラの間にフライを落としてみたが手前の流れが邪魔ですぐにドラッグが掛かってしまう。上流から対岸に回り込んでみたが、渡渉時に脅してしまったようで回遊はストップ。上流のゴム堰堤を見る釣り人の姿は見えないのでゴム堰堤に移動。右岸の登り、芝生の上を歩きながらゴム堰堤を眺めると、そこにはネットの水を切りながら釣り場に戻る徳永さんの姿があった。「やっぱり居たんだ」と言う事で徳永さんと合流。ゴム堰堤の下流側で眺めているとすぐにヒット。聞くと既に5尾釣り上げそれが6尾目との事。しかも水面に見える緋鯉を3回も釣り上げていて「2回目はすヘビも暑さに負けて水遊び?ぐに釣れたけど3回目はまさかと思いながら狙ってみたら、急にスイッチが入ったように反応した」と言う事でした。徳永さんが休憩モードに入ったのでゴム堰堤の上流側から手前の流れの向こう側にラインを落として送り込む。少し波立つ流れにフライを見失いながらも流し続け、何とかこの日の2尾目をゲット。徳永さんは依然休息中なので続けてキャスト。20分後に3尾目を取り込んだところで徳永さんと一緒に一息つく。しかし本当に暑かった。特にゴム堰堤の斜めのコンクリート護岸は、風が頭上を通過する上に足元から熱気が押し寄せてくる。腰にぶら下げたペットボトルの麦茶が無くなり兵庫島横の茶店で補給してから並んで休息。お話をしている間にも例の緋鯉は水面に反応しているのが見え「また釣れるかもし一瞬見えた姿で先回りして・・・れませんね」と徳永さん。流れにはアオダイショウが水面を泳ぎ「ヘビも暑さに耐えきれず水遊び?」と話していた。徳永さんは「限界だから引き上げます」と帰って行かれた。その後引き続きゴム堰堤で頑張り続けたが反応が少なくなっている。しかも突然出たフライへの反応に合わせてみると、それはカメ。いつもの裏面写真を撮っていて尻尾がおかしい事に気付いた。尻尾をよく見るとそれは尻尾ではなくて棒切れではないか!少し引っ張ってみるとズルズル抜けるので慌てて撮影。「誰だ?こんな事をするのは!」と驚く。抜き取ってみると20cm以上の長さがあり、15cmほどはカメの尻から刺さっていた事になる。カメをリリースした後すぐにヒットしたが途中で外れてしまう。それから反応は少しずつ少なくなる。ウロコを付けたまましばらく流していたようだやっとフライへ反応があったが手応えもなく見切られた後、しばらく何も反応しない。立ち位置を変えるのでラインを取り込むとフライにウロコが一枚刺さっていた。いつ付いたのか全く見当が付かず相当長い間そのまま流していたようだ。5時半を過ぎた頃にやっと4尾目を追加し、その20分後に5尾目をゲット。しかし流芯横での反応はなくなってしまう。反応するのは左岸のゴム堰堤の裏側の巻き返しの中だけなので左岸に登りゴム堰堤越しにキャスト。目の前の反応に何とかタイミングを合わせて6尾目を釣り上げる事ができた。時間は7時前。反応は途切れ気味だが消えてはいない。ゴム堰堤の裏に出る単発反応に、回遊先を読んでキャストし何とか7尾目を釣り上げたのは7時過ぎ。これを右岸まで運んで撮影してリリ−スウロコを付けたまましばらく流していたようだしたところで終了。釣果のメモを書いているとき、上流に花火が上がり始めた。調布市の花火大会だ。二子の河川敷は近くに高い建物がないから意外に良く見える。フェンスにデジカメを置き、手ブレを押さえて撮影するがなかなか上手くいかない。しかも見える花火と音のズレが大きく、シャッターを押すタイミングが難しい。動画にして撮影しようと思ったら生憎デジカメのバッテリーが無くなってしまう。ちなみに和泉多摩川(狛江市)は8月5日(19:40〜)で二子玉川(世田谷区/川崎市)は8月21日(19:00〜)だそうですよ。




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