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暑い!2回自販機に行き、3回休憩 (2010/8/16)平山床固の上で流れに浸かって休憩
8月16日、月曜日だが[夏休み]と決め込んで浅川へ行く。連日の猛暑日で、多摩沿線道路を走っているときから暑い!目的の一番橋に着いてみると、下流の用水取り入れ土手が補修されていてポイントの水位が高い。先週良かった崩れテトラ帯は水没し、生えている草が水面に見えるだけ。こんな時に様子を見るのは上流の[東豊田用水]の水門前。流れを見ると2尾が水門前にいる。期待して静かに近寄り進行方向にフライを落としてみるが無視!そのまま用水出口の上流側に行き水位が上がりテトラ帯は水没本流の様子を見る。しかし反応がない。いつもなら流心の中でもポツポツ反応があるのにそれが全く無い。先週良かったテトラ帯の間も反応がない。テトラ帯と流心の間の筋でやっと1尾目を釣り上げたのは開始から20分後。これをリリースした後、元の立ち位置に戻ろうとした時、足元にナマズの姿が見えた。こちらの姿に全く無関心でテトラの間に沈んでいる。こんなのを見ると何とかちょっかいを出したくなるのは私だけだろうか?ラインをたぐり込んでフライをロッドの先端に持って来てナマズの目の前に沈めてみる。当然驚いて逃げていくと思いながらナマズの目の前でフラフラさせてみると、フライに飛びついてきた。期待していなかった釣果に驚きながらもこれを取り込む。全長56cmのまずまずのサイズ。これをリリースし水位が上がりテトラ帯は水没て元の位置に戻り様子を見るがやはり反応が少ない。水没している崩れテトラの周辺では前回同様のコースで少ないながらも時折回遊が見られる。その筋に前回と同じルートで送り込んで何とか2尾目を釣り上げる事ができた。しかし回遊が少ない。しかも前日に引き続いても猛暑日で流れの水温は31度もある。それでも流れは冷たく感じる。釣り上げたコイをを撮影している間は感じないのだがリリースのために水に入るとウェーダーの中に冷たさを感じる。熱中症にならないように頻繁に水分を補給しているがペットボトルの麦茶の減り方が激しい。いつもならペットボトル1本で終了まで何とかなるのだが、前日も途中で1本追加しているから今日も途中で水分の補給に行かないと・・。などと考えながらコイの反応を水面にお尻を出して浮いているスッポン探しているとき、崩れテトラの草の横にスッポンらしい姿が浮いているのを見つけた。初めは「動かないな〜」とそれ程気にしていなかったが、よく見ると水面に出ているのは頭ではなくお尻の方の甲羅。静かに近付きながら様子を見ると、頭が水中に引っ掛かった感じで逆さに浮いている。しかもそれは動くこともなく既に死んでいる。すぐ横まで行って様子を見ると、頭から糸が出ていてそれが底のテトラに絡んだゴミに引っ掛かっているようだ。水位が低ければ何とか呼吸も出来ただろうが水位が上がったために窒息したのではないだろうか。こんなイヤな物を見たためかモチベーションが一気に下がってしまい、暑さで頭がクラクラし始める。前日二子で4尾しか釣ってないから今日は頑張らなくっちゃ、と自分に言い聞かせながらロ遊歩道の木陰に座り込んで休息ッドを振るが集中できない。残り少ない麦茶をセーブしながら飲んで、目の前に出たライズにキャストする。何とか3尾目をヒットしたがここで気力がブレイク。とりあえず上の遊歩道に上がって木陰を探す。ベストを脱ぎ、ウェーダーを足元までずらしてアスファルトの上に座り込んでしまう。流れの見えるところに行くと岸際にコイが浮いているのが見えるが、体が動かない。最後の麦茶を飲み干しとにかく自販機を探しに行くことにする。一番橋に袂に豆腐屋がありそこに自販機があったはず・・。と言うことで水分を補給。「これからどうしようか」と考え、平山橋は最近様子を見ていなかったのでそちらに行くことにする。バイクを道路横の桑の木の下に停めて平山床固へ。床固の上の流れ出しの浅いところにコイが登って来てい泡の中から1尾釣り上げてることがあるので様子を見ると居る居る(笑)泡立つ流れの中から1尾釣り上げたところでもう一度休憩。床固からの浅い流れの中に座り込んでお尻と足を冷やす。こんなことをやっているとウェーダーの中にどんどん汗が溜まっていくのが判っているがかまっていられない。一息ついたところで床固の左岸に渡る。床固からの流れ出しの巻き返しにコイの回遊を見つけ3尾連続ヒットしたところでまたしてもモチベーションが途切れてしまう。連続ヒットしていた立ち位置に座り込みウェーダーを脱いで休憩。汗はズボンから靴下の半分まで浸みている。30分ばかり休憩している間に目の前にはコイが幾度も回遊してくる。それを眺めながらもロッドをフルだけの気力がない。追加したばかりのペットボトルが空にな目の前には幾度も回遊してくるが・・ってしまう。自販機に行く前に目の前にいるコイを1尾釣り上げてから自販機に向かってバイクを走らせる。1本ぐい飲みでからにしてペットボトルを交換。再び床固下に行く。時間は4時半を過ぎたところで日差しは少し和らいできた。再び同じポイントに戻って様子を見るが最後の1尾の影響か回遊はほとんど無い。やって来てもフライを見切ってしまう。ポイントを少し下流に移して床固からの流れが落ち着くあたりで様子を見る。数は多くないがポツポツ反応があり、飽きない程度に数を伸ばしていく。途中でティペットのチェックミスで一度のブレイクとバラしを1度やったが2度目の自販機通いから4尾連続ヒット。その内にウェーダーの足先に汗が溜まってきた。近くのテトラに座り込んでウェーダーを脱ぎ、自分の流れが落ち着いた辺りでもいい反応があった汗が溜まるほど出ていることに驚きながら、溜まった汗を流し出し、靴下を絞る。最後のひとあがきはなかなか釣れなかったが、6時半になってやっと13尾目がヒット。その後も少し様子を見ていたが反応が出なくなったので終了にする。帰り道、またしても足先に汗が溜まっていくのを感じながら走り、帰宅後ウェーダーをひっくり返して中の汗を捨て、靴下を脱いで絞ってから玄関を開ける。今までこんなに汗をかいたことがなかったのはウェーダーが透湿だったからなのだろう。透湿の威力を改めて認識できた釣行でした。それにしても猛暑日の釣りは厳しいです。今までそれ程感じなかったのだが・・。



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