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狭い所をひたすら狙って(2010/9/12)対岸のテトラの間を回遊している
9月12日、前日に通過点の13,000尾を釣り上げ気分良くいつもの二子へ行く。しかし連日の夜更かしのため出掛けるのが遅くなってしまう。いつもの兵庫橋上に着いたのは1時半。橋の袂には既に徳永さんの自転車が見える。「今どこですか」「ゴムです」「下流に居ます」と連絡して釣り開始。いつもの様に倒竹前に行くが回遊が少ない。初めはほとんど見られなかったカメがどんどん集まってくる。カメの姿の少ない最下流の倒竹周りを攻めてみる。しかし反応がない。そこからやっと釣れた1尾目はここで下流は今まで様子を見たことのないポイント。前回木村さんと並んで釣っているとき、木村さんが連続でヒットした所なので、反応が期待出来るかな?と移動してみる。倒竹が2本対岸から流れに倒れかかり、その下流にも数本が倒れていて、その間が少し奥にフライを落とせそうになっている。奥の岸際には時折回遊するコイの反応が見えるので、出来るだけ対岸近くにフライを落とそうとする。しかし倒竹が邪魔であまり奥に入らない。ギリギリのところに落として待っていると下流側の倒竹の下で反応が出た。コイの居る筋に合わせてフライを少し引き、回遊を待つ。移動して来る姿は見えなかったが突然フライの横に頭が現れた。反応がほとんど見えなかったので開始から40分での1尾目はまずまずの結果。同じポイントで水中の障害物は削除下流側の様子を見ながらコイの反応を探す。30分後に先程と同じ様に回遊があり、少し奥でヒット。コイは下流に少し走りすぐに対岸に向かいそのまま岸沿いに上流に走り、上流に倒れかかっている倒竹の下に入り込んでしまう。倒竹が揺れて、ティペットが絡んでコイが暴れているのが判る。どうやって外そうか考えている瞬間に揺れは止まり、フックが倒竹に絡んだままで外れてしまう。好ポイントなので水中で邪魔になる倒竹は消えてもらうため、反応が途切れたのを見計らって倒竹の削除に行く。アーミーナイフで水面ギリギリのところで主軸を切り取り、細い枝も水中部分をカットする。下流側の倒竹も水中にある分を削除して作業終了。この作業で回遊は完全にストップ。ポイントを元の倒竹前に変える。しかし反応がない。やっと小さな反応を見つけ、慌ててピックアップした瞬間にカメを引っ掛けてしまう。カメを取り込んでいる内にコイは移動してしまう。水面には幾つもカメが浮いていて、一度フライを落とすとピックアップまでの間に5〜6度は様子を見に来る。ティペットを引っ掛けて行ったり、ラインを首に2尾目は倒竹の前面に回遊して来た載せたまま移動してくれるので、どうやって外すか楽しませてくれる(苦笑)。2匹目に引っ掛かったカメは何と15回も楽しませてくれた奴で、先週もお目に掛かっている。幾度もカメと遊び、コイの姿は見えないのでポイントを移動。少し上流の[虎の穴]前に行く。対岸ギリギリに反応が出たのでキャストして待っていると、下流の倒竹前でも反応が見えた。「どちらを先に攻めるかな?」と悩んでみたが、可能性の高い下流側にする。立ち位置を数メートル下流に動いて倒竹前にフライを落とす。[ちょっと遅かったかな?]と反応の消えた水面を眺めながら悔やんでいたら、突然フライに水しぶきが上がった。カメかコイか悩む時間もなくヒットしてすぐに走り出す。やった!やっと2尾目。これを取り込んで再び同じ所の様子を全くやる気のないコイ見ていたが反応は出ない。上流に移動しながら対岸前を探るが反応は相変わらず出ない。そこに上流に居ると言っていた徳永さんがやって来た。「ゴムはどうでした?」「3尾掛けて1尾バラシ」とお話をし、前日の見切り対策フライの話をひとしきりする。流れに立ち込んで話しているとすぐ横にコイの姿が見えた。緩い流れに漂うように浮いている。「反応するかな?」と話しがら目の前にフライを落としてみるが、全く興味を示さない。その内ゆっくりと流れに戻って行く。護岸帯の様子を見ながら「いつもは岸沿いに回遊してくるのだが、今日は来ないです。上流で休憩中かな?」「上流から追ってきましょう」と徳永さんが上流に向かう。「あそこの崩れテトラの中に居ますよ」と流れ込みのテトラ帯の話をする。徳永さんは全くやる気のないコイ上流に行かれ崩れテトラ前で粘っている。私は下流で護岸前を少しずつ上流に移動しながら様子を見る。時折反応は出るが単発の反応ですぐに移動してしまう。最後は徳永さんの直ぐ下流に到達してしまい、しばらくキャストを眺めていた。テトラの間では頻繁に反応があるがフライには反応しない。反応はテトラ際ギリギリで、時にはテトラの裏側でも反応している。しかしテトラの裏にフライを落とすことは出来ない。その内徳永さんは「そろそろ引き上げます」と帰って行かれた。その後も反応のあるテトラの間を攻めてやっと3尾目を引っ張り出すことに成功した。浅川のようにコイの反応が沢山あるのなら気楽にテストフライを試すことも出来るが、ここのように反応の少ない所では可能性の判らないフライは使えない。改良したフライのテストも浅川ですね(笑)




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