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また雨で流れが速いが、先週よりは‥‥(2010/10/2)先週と同様に流れが速い
10月2日、またしても週の半ばの雨なので「増水は治まっていないだろうか?」と出掛ける前にHPで高幡橋の水位の変化を確認すると、先週とほとんど水位は変わらない。「火曜日の雨なので土手の補修も当然はおこなわれていないから流れは速いだろう」と予測して秋の日差しを浴びながら浅川へ。ポイントはいつもの一番橋下で、下流の用水土手は予測通り崩れたまま。先週と同じ位の水位だが流れはほんの少し遅い。けれどポイントは後半まで流れのうねりがハッキリ見える。先週に比べて僅かながら水位は低いいつものようにタックルを準備しながら足元の[東豊田用水]からの流れ出しのテトラ帯を眺めるがコイの回遊はほとんど見られない。それでも時折黒い影が下流からやって来るので、それを期待して流れに降りる。しかし足元の流れは速く、崩れテトラ前までは、全く反応がない。時折足元近くまで回遊して来たコイがこちらの姿に感づいて慌てて逃げて行くが、水面には反応しない。反応もライズもない流れを見ながら少しずつ下流に下ると、崩れテトラの下流、護岸沿いに上流に向かって来るコイの動きが、水面に引き波を立てている。水面の盛り上がった波は崩れテトラの手前まで来たが、そこまでで消えてしまう。流れはテトラの手前まで速く進み、ほとんどが右の流芯に流れて崩れテトラ前には回遊して来ない行く。ほんの僅かだが左の護岸前を下流に向かっているようだが、それ程遠くまでは行っていないように見える。それでも、下流から来たコイが「テトラのこちら側に来ているかな?」とフライを流し込んでみたが反応はない。崩れテトラ周辺を諦め護岸に登って下流を眺める。水位が中途半端なので崩れテトラの下流はそれ程深くない。その為かコイの姿はほとんど見られない。斜面を一番上まで上がりコイの姿を探して下流へ。やっとテトラ帯に入り込んでいるコイの姿を見つけたので、静かに斜面を下って途中で止まり、テトラ帯の先に居るコイに向かってキャスト。しかし目の前の流れとテトラの先端では流れの速さが違い、フライは流れて行かない。次ぎの回遊を見つけ手前の遅い流れを避けるために水辺まで下る。テトラの中への回遊を見つけて手前の遅い流れをロッドの長さでカバーしながらキャスト。開始から45分後にやっと1尾目をヒット。次もすぐに下流からやって来て連続ヒット。しかし下流に走り、テトラに絡んだゴミの下流を回り込んだので外れてしまう。次の回遊は、下流のテトラ帯の中を水面に反応しながらやって来た。進路を予想してフライを落とし、予想通りの進路でヒット。ここで回遊が止まる。少し下流に下ると、テトラ帯と護岸の間を上流に向かってやって来る。岸沿いの遅い流れにラインを落として回遊を待ちやっと3尾目。これで回遊は完全にストップ。再び護岸を登って足元のコイを探す。しかし周辺のコイの姿は見えない。ポイント終点近くまで下り、やっとテトラ帯の中にコイを見つけた。水際まで降りてコイの前方にキャスト。岸沿いに回遊して来たしかし反応しないで流れに戻って行く。そのままの位置で様子を見ていると、テトラの間から左の護岸沿いに移動しながら水面に反応している。ゆっくりだが上流に向かって来るので、ロッドを構えたままキャストエリアに入るのを待つ。岸に向かってライズを始めたのでその上流にフライを落としてラインを送り出す。コイは岸から離れて上流に向かって来る。フライの筋は岸から40cm程離れているがコイの移動筋は岸から20cmと離れていない。今更筋を変えるわけに行かないのでそのまま流し続けると、フライを見つけて一気に飛びついてきた。コイは右のテトラ帯に入り込むと思っていたら、意外に岸とテトラ帯の間を泳ぎ回り素直に手元に寄って来て4尾目。その後も回遊は少し間隔を置きながらも途切れることなく続き、1時間で4尾この日の一番の大物、と言っても68cmを釣り上げる事ができた。しかしさすがに同じ場所での連続ヒットには限界があり、回遊はストップしてしまう。土手上に登って足元を見るとコイの姿は全く見えない。下流に餌釣りが居たので、もう一度上流に戻って土手上から様子を見るが、コイの姿はほとんど見えない。やっと見つけたコイも、テトラ前の速い流れの中に浮いていて、すぐに移動してしまう。下流の[浅川北第五排水]の水門前に行こうと、餌釣りの後ろに来たとき、彼が撒いているパンが風で上流に流されて、そのパンに反応しているコイを見つけた。コイを脅さないように斜面の中段で止まって足元の護岸前にフライを落とす。難なくそれを釣り上げて9尾目。しかしそれ以上廻ってくるコイも見られないので排水前に移動する。[上田用水]の取り左から合流する流れの下流側で入れ口は、流れ着いているゴミが少なくコイは居ない。何処に居るのか探していると、上流側の岸辺に浮いているのを見つけた。「多分ダメだろう」と思いながらフライを落としてみるとすぐに喰い付いてくれた。排水前には親子連れの釣り人が居たのでパスして本流へ。排水からの流れの合流点で2尾連続ヒット。ここの流れはもう少し水深があったはずなのに下流の様子が変わってずいぶん浅くなっている。しかも水量が少し多めで流れが速くコイの回遊が全く見られない。中間点まで下ってみたが期待出来そうにないし、時間は5時を過ぎているので、先の親子連れは引き上げているだろうと考えて排水出口に戻る。予想通り人影はなく、水門の下に数尾のコイが奥から出てきていた。フェンス越しにフライを落としすぐに水路の奥に逃げ込まれヒット。いつもなら下流側の溜まりに誘導するはずが水路の奥に一気に走り込んでしまう。水路は土手の下を潜って反対側まで続き2〜30mはある。ラインもどんどん引き出されて20mは出ていた。底はコンクリートなので絡む心配はないのでのんびりと出て来るまで待つ。やっと奥から出てきて13尾目。水路の奥まで逃げ回ったので他のコイが出て来る気配もなく、諦めて元の上流へ移動。しかし岸辺を回遊している姿は見えるが水面には反応してくれず、日没終了。先週同様に厳しかったが、流れが少しだけ緩かったので下流部で反応が出たのだろう。



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