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浅川の記録更新は2月と同じコイだった(80cm)(2010/10/16)浅川の記録更新(80cm)
10月16日、水位の下がり方が今一なのを出掛ける前に確認して浅川へ向かう。いつもの一番橋下の水位はライブ情報通り高い。高いと言ってもホンの10cm位なのだが、平水時に比べて流れが速い。それでも前回に比べると僅かだが流れは遅いように見える。透明度は相変わらず良くて流れの底まで良く見える。タックルを準備しながら、足元を回遊しているはずのコイを探すが姿が見えないが、岸近くに1尾をやっと見つける事が出来た。コイを脅さないように静かに斜面を下り上急に目の前に頭が現れたが流から様子を見る。しかし反応がない。規則的に並んだテトラ帯から崩れテトラの間の様子を見ながらゆっくり下る。下流に見える崩れテトラの向こう側から岸沿いに水面に引き波を立てながら回遊してくる姿が見えた。引き波はそのまま上流に向かい、崩れテトラの横までやって来た。「さあ、どっちに来るかな?」と期待して眺めていたら、引き波はそこで消えてしまう。「どこに行ったの?」と静かに様子を見たがそれらしい変化は水面に現れない。上流側の速めの流れを嫌って右の流芯に行ったのだろう。回遊は次々にあるが、全てテトラの横までしか来ない。「いつもならこっちに来るはずなんだが・・」と思いながら下流の引き波を探していると、目の前に突然頭が現れた。ほんの数メートル先で、慌ててカメラを取り出反応が少なくやっとヒットしたのに・・してズームをセットしている間に頭は下流に向かい流れと一緒に下って行く。結局、崩れテトラ前では釣果無し。仕方なく崩れテトラを迂回して下流に向かう。護岸を途中まで登ってテトラ帯の中のコイを探し、水辺まで降りてキャストしやっとヒットしたのに、下流に走られテトラに絡んでブレイク。その後の1尾は途中で外れてウロコが1枚。1尾目を釣り上げる事ができたのは、開始から1時間15分後。れから15分後に少し下流で次を釣り上げたがその後も1尾ブレイクで1尾のバラシ。やっと3尾目を釣り上げる事ができたが水面に反応する数が極端に少ない。護岸の上に上って何処に居るのか探すと、コイは群で底近くに沈んだまま移動している。対岸の浅場にも群れが見えるがそちらは動きが見られない。最下流まで様子を群れで移動しているが底に沈んだまま見に行き再び上流まで戻って見たが、反応しそうなコイの姿が見えないのでここを諦め平山橋へ行く。平山床固も増水のためオーバーフローがあり下流も流れが速い。いつも良かった床固直下にコイの姿はなく、少し下流のテトラの蔭でやっと1尾を追加して合計4尾。時間は既に3時を過ぎている。とりあえず平山橋上の[東豊田用水]へ行ってみる。途中、床固の上の中州の間の浅い流れに白い魚体が沈んでいた。近付いてみるとそれは20cm程のアユ。浅川へアユが上っているが、今年はハミ跡を全く見ていなかったので「来ていないのかな?」とちょっと心配だったが、この姿を見て一安心。水中の写真を撮影後、流れを渡って平山橋上のポイントへ。お気に入りのポイントは相変わらず草が深くて行けないので下流の様子を群れで移動しているが底に沈んだまま見ると、活性のいいコイがいくつも水面に浮いている。これに向かってキャストしてすぐにヒット。リリース後も反応は続いているので期待してキャストするが、見事にフライを見切っていく。幾度もフライの直前まで来てそのまま通過して行く中やっと次が反応してくれて6尾目。しかし、反応はここまでで、コイ達は全て上流に去って行き姿が消えてしまう。そのまま床固下流に行く予定だったが、とりあえず用水のオーバーフローと[旭が丘排水]の合流点の様子を上流から眺める。ポイントには釣り人が3人いて流れ込みからはキャストできない。しかし流れの下流にコイの反応が見えたので中州の裏側から様子を見るために中州を迂回する。合流点は流芯が左岸側にあり、その巻き返しが右岸に沿って円を描いている。左岸いいサイズのアユが沈んでいたにいる釣り人のポイントは流芯の左側なので右岸側は問題なそうに見える。それならばと様子を見ていると、巻き返しが流れ込みに合流する茂みの前で幾つも反応が出る。「やった。あそこに居る」と言う事でキャスト開始。巻き返しの上流から岸沿いにラインを落とし、流れに載せて正面に見える茂みに向かってフライを送り込んでいく。最初の流しですぐにヒット。しかしコイは流芯を横切って釣り人の方に行きそうだったのでちょっと強引に止めようとしたらブレイクしてしまった。それでも反応は止まらずすぐに次がヒット。しかし掛かりが浅かったのか外れてしまう。それでも反応は止まらず次がヒット。やっと取り込めて7尾目。それから10分後に8尾目と連続でヒット。その10分後にも次がヒットしたが、今度はいいサイズのアユが沈んでいたずいぶん重い。しかも、ポイントの真ん中には崩れて流されたのかテトラが沈んでいる。その向こう側を逃げ回りラインがテトラに引っ掛かってしまう。無理に引くとブレイクしそうなので下流の浅瀬を対岸に渡りテトラから引き離し、元の岸に戻ってやっと取り込んだ。取り込んで見てその大きさに驚く。採寸すると80cmあり、浅川での記録を更新。今年の2月にこのポイントで79cmを釣り上げているので、それと同じコイかどうか気になった。ここまでで合計9尾。お決まりの撮影を終えた後、記念撮影をしてもらえそうな人を探す。釣りをしているのを対岸の護岸上から眺めていたサイクリストがまだ居たので、その人の所までコイを運び「写真を撮ってもらえますか?久しぶりの大きなコイなので」とお願いして撮影していいサイズのアユが沈んでいたもらう。前回は人影が無くし地面の置き撮りしかできなかったが、今回は記念撮影付きの大物。その後、何とか10尾釣りたいと薄暗くなるまで粘って、同じポイントで10尾目を釣り上げて日没終了。帰宅後、以前のコイとの比較をして見たが色も体型も違っていて同じコイには見えない。しかし同じポイントにこの様な大型が2尾も居るとは思えないので、画像を拡大して詳細に比較する。ウロコの形と並び方、鰭の形などを見比べると胸鰭の変形が同じになっている。また、鰓蓋の後ろの端にある小さなホクロも同じ位置にあるので同じコイだと判明した
。良かったね。



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