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ピンポイントで連続ヒット(2010/11/21)岸にへばりついて・・・
11月21日、先週、河原で会った方からメールがあり「会社の先輩がこれまた釣り好きで先日の話をしましたら、是非、見に行きたいとのことです」と言ってきた。お会いで来るのを楽しみにいつもの兵庫橋上に行く。兵庫橋まで来ると流れに木村さんの姿が見えた。クラクションを鳴らしてご挨拶。ヘルメットを帽子に取り替えて岸岸辺向かう。木村さんは対岸を狙っているのに、ずいぶん遠くからキャストしている。「今日はずいぶん遠くからですね」と聞くと、ウーダーを指さして水漏れ対策で岸辺から「これですから」と。「あっ、そうか」「水の漏れる場所がハッキリ良く判らなくて」「ウェーダーの裏から濡らしたティッシュペーパーを押し当てて、表に染み出したところが漏れるところですよ。ウェーダーの表面の色が濡れて変わるからすぐに判りますよ。印を付けながら広範囲に探すといいですよ」と私の方法を伝える。「そうですね、帰って試してみます」とお話をしながら上流を見ると、お気に入りの[虎の穴]の直ぐ下流にブッコミの若者が居て
大きな団子を対岸に向けて投げ込んでいて、その度に[ドボ〜ン」と大きな水音が響く。「あれじゃコイは驚いて逃げていくのに‥」と呟きながらも「そろそろ、上流の対岸にへばりついて始めます」「上からコイを追ってください」と木村さんに言われながら上流へ行く水漏れ対策で岸辺から。ブッコミに影響のない位置から流れに入り、対岸にへばりつくようにして下流の[虎の穴]の中にフライを送り込む。第一投の流しで、倒竹の下の暗がりの中で反応が出る。フライの右から水面に頭を出しながら飛びついてきたが、合わせのタイミングが僅かに早くフッキングしなかった。この合わせミスが大きく響き、それ以後反応は現れない。僅かにフライに反応が出たが、それは見切りによる水面の変化だけ。その内右岸から遠投していた木村さんのロッドが大きく曲がっているのに気付いた。「あの距離から良くヒットしたな〜」と驚きながら取り込みを眺める。私の方は全く反応が出ず、1時間以上頑張ったがさすがに耐えきれず[虎の穴]前を諦める。どこに移動するかは考えずにとりあえず陸に向かう。そこには釣り始めた時から水漏れ対策で岸辺からじっと私を見ていたおじさんが居て、それを知っていたからその人のところにあえて向かう。するとおじさんはにこやかに会釈をして「先週、後輩がお話しした‥」とそこまで聞いて「あっ、先輩ですか」と挨拶。それから草むらに座り込んで、フライの話で盛り上がる。どの位お話をしたか確認していないが、かなり長い間座り込んでいました。木村さんは家族から電話あったようで、少しお話をしてから「帰ります」と引き上げて行かれた。その後もしばらくお話をして「まだ釣れていないので」とポイントに入る。ポイントは木村さんが攻めていた下流の倒竹の間。木村さんの立ち位置からは、対岸ギリギリを攻める事は難しそうだったので期待して釣り再開。ここは最近のお気に入りのポイントで、キャストを初めて水漏れ対策で岸辺からすぐに反応が出た。後ろでは先輩が一部始終を眺めていらっしゃるので慎重にやりとり。コイは何の抵抗も見せずにネットインでやっと1尾目。「良かったです。釣れました〜」といいながら陸にあげて計測。これをリリースして同じポイントに入ると対岸にある小さな倒竹の下流の水面に反応が出る。コイの移動の向きは下流に向かっているが、下流側には倒竹が垂れ下がっていてフライを落とすことができない。「多分また廻ってくるだろう」とコイの反応した所にフライを落とす。狙い通りの位置にフライが着水したので期待して待つと、すぐに水面に口が現れた。コイは何のためらいもなく素直に吸い込んでくれて会心のヒット。今度は先のコイと違い抵抗が激しい。なかなか水面に現れず、姿が見えたと思っても寄せることがで水漏れ対策で岸辺からきない。じっくり辛抱してやっと取り込み陸に上がる。「今度は喰い付くところが見えました。先程に比べて引きも強かったですね」と先輩が。「コイはいろんなのがいますから。さっきのように何の抵抗もしないのや、やたらに逃げ回るのや色々ですよ。だから面白いんですが」と説明し「今度コイ釣りをしましょうよ」と誘いを掛ける。再び流れに入り、またも同じポイントを攻める。倒竹周りでは反応がポツポツあり、狙いを定めてキャストを繰り返す。フライに反応があったが、直前での見切り反応でヒットはしない。後ろで見ていた先輩は「そろそろ失礼します。ありがとうございました」と帰って行かれた。それからしばらくは少ない反応に「これでもか」とキャストを繰り返すがなかなかヒットしない。薄暗く水漏れ対策で岸辺からなり始めた頃に、やっと対岸ギリギリでヒットして3尾目。それで反応は完全にストップしてしまう。始めの[虎の穴]での反応が忘れられずもう一度様子を見に行く。しかし、日中でも暗い[虎の穴]の前は夕暮れで更に見難くなっている。フライの位置が全く判らなくなっていたので、ここを切り上げて久しぶりに本流の様子を見に行く。兵庫島の横から下流の様子を見たら二子橋手前でポツポツ反応が出る。しかし日没直前でフライが見えないのでキャストを諦め終了にする。上流には前日と同じように雲の隙間に夕焼けが少し輝いていた。


今日のカメ


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