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久しぶりに右岸で遠流し(2010/11/27)紅葉した柿とサクラの落ち葉
11月27日、11月も最終週になり釣果の伸びが今一なのを気にしながら浅川へ。ポイントはいつもの一番橋下。到着してみると水位が下がっている。「どうしてだ?」と下流を見ると、上田用水の取り入れ土手が崩れている。週半ばに降った雨の水位の変化は、国土交通省の[水分水質データベース]を見てみると([高幡橋]の水位計が工事の影響で表示されていないので上流の[浅川橋]で確認したが)水位の上昇は僅か15cm程度だった(あの程度の増水でも崩れる用水土手って一少しの増水で崩れた用水土手体何なのだろう)。土手の崩壊で水位は30cm程下がりで、ポイント上流部と中流部の境目の崩れブロックが現れていた(画像右下)。下流に見える護岸補強工事の現場の中の流れも変わっていた。右岸では掘削された土砂の山が現れ、ユンボがうなりを上げて作業中。それを眺めながらタックルの準備し、視線を足元に落とすと、水面に現れたブロックの間にコイの回遊は見られない。しばらく眺めているとやっと1尾下流から回遊して来たが、底を漁るような体勢で泳いでくる。上流の[東豊田用水]の水門前に行ってみが水位の低下でコイの回遊は見られない。水門前の2週間前に良かったポイントも、水位低下のためかコイの回遊がない。ポイントの流れ込みからの流芯の下流の様子を見たが1尾が流れの中で反応しただブロック帯の前の流芯で1尾目をヒットけ。とりあえず見つけた反応に向かってラインを送り込んでみたが反応しない。それでも左岸を下りながらブロックの上から流芯を狙ってキャストして、開始から10分で1尾目をゲット。記念撮影を終わりリリースの時、用水の水門からの細い流れに見事に紅葉した[
サクラと柿]の落ち葉が引っ掛かっていた(写真トップ)。そう言えば対岸の[恩師のサクラ]も紅葉し、順番に散っているのだろう。葉の数が少なくなっている。ポイントでの反応は消えてしまい後が続かない。右岸側の瀬からの流れの合流点の内側を重点的に狙ってみたが反応が出ない。上流部を諦め護岸の中段まで登って下流に移動。足元のブロック帯の中の回遊を捜すが全く姿が見えない。前回反応があった中流部の水辺に降りて、ブロックの前の様子を見るブロック帯の前の流芯で1尾目をヒットが反応は出ない。そんな時、下流の用水土手の前にカモの群れが飛んできた。着水するとすぐに下流に向かったのでその種類を確認できる画像を撮影できなかったが[カルガモ]ではないことは判った。反応のでない中流部を諦め下流部に向かう。下流部では流れは用水土手の右側の流れ出しに向かって左岸から遠ざかって行き、その流れとの境目で反応が出た。度岸を水辺まで降りて反応のあったポイントの上流にフライを落とすが、フライがポイントに辿り着く前に移動てしまう。反応は幾度も出るが直接キャストできない距離で、フライが流れて行くのに時間が掛かりコイの反応に間に合わない。と言うか、護岸前の流れは下流からの風の影響で上流に向かってゆっくり流れているので、ラインは手元が止まり、フライの流れが極端名前を確認できるほど近くなかったに遅くなっている。しかもブここのロック帯は水深があり、ブロックの上を歩いて先端に行くこともできない。沖に見える反応はあちこち場所を変えながら頻繁に出る。それがちょうどキャストエリアに出た時、1mほど上流に落としたフライに反応した。開始から1時間。やっと2尾目を取り込むことができた。反応は頻繁に出るが、距離が遠くなかなかフライに反応するところまでやって来ない。それでも何とか届きそうな所に出た反応に向かってキャストするが、フライが流れて行かない。1時間近く粘って居る内に反応は消えてしまい諦める。度岸を登って流れを眺め「ひょっとして対岸側に行ったのかな?」と考える。対岸に渡るのは流れ込みの瀬を上流側から回り込むことになるので、[東豊田用水]の水門前を通過して中州からの眺め上流側へ行き中州に渡る。中州から[東豊田用水]前の流れの様子を見るが、期待した反応はない。そのまま下って右からの流れ込みの下流の様子を見るが、こちらも反応はない。可能な限り流芯近くまで入り込み、ゆっくり下りながら下流の様子を見ていると、用水土手が崩れる前の流れ出しと、新しい流れ出しとの間に残っている土手の残骸の前で反応が出た。右に行く流れの影響のないところまで進んで、左の流芯際にラインを載せて送り込む。一度目は空振りしたが二度目の流しでヒット。やっと3尾目で時間は2時半。次の反応は流芯の先端部で距離もあるので、流芯にラインを載せて送り込む。上空に雲が広がり見難くなったフライの位置を「あの辺り」と推測して反応を待つ。やっと水面に出た反応に大きく反応しないと思ったら藻が絡んでいた合わせるが、手応えがないばかりか引っ張られて出るフライの形跡が見えない。「えっ?」と驚いてロッドを大きく煽りフライを引っ張ってみると、予想と全く違うところにフライが見えた。ストレートに流れていた流れは左に撚れて、ラインの途中から大きくカーブしていた。反応は遠くで繰り返し出るのだが時折出る流れの不規則な撚れのため、ポイントにフライが流れて行かない。幾度もラインを手繰りキャストし直してフライの位置を確認しながら送り込み、やっと4尾目。次の流しも、ポイントの届いた頃には撚れて筋違いの所に行っていたので、手前のラインをメンディングしてラインを止め、ラインがストレートになったのを確認してから再び送り込む。やっと反応のあるポイントにフライが届いたが反応しない。「おかしいな〜」30m以上の遠流しで5尾の釣果とラインを少し手繰ってみるとフライはしっかり反応の手前ポイントにある。そのまま送り込んでみたが反応しない。ラインを引っ張ってみると、フライの引き波がいつもと微妙に違うようにも見える。「とりあえず」と手繰って確認すると、フライに藻が絡んでいた。「これじゃ反応しないはずだ」と納得。縒れた流れに苦労しながらも1時間で2尾追加。次のヒットは途中で外れてしまい日没が近付いてくる。見難くなったフライの位置を時折ラインを引いて確認しながら、4時過ぎに7尾目をヒット。しかし反応がストップしてしまい、そのまま日没終了。久しぶりの右岸から、30m以上の遠流しでの釣果に、新しいポイントを見つけたような気分になった。次回も右岸からかな?



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