Top-Image

line

やっと釣れたら「また、お前か!」(2010/12/12)やっと釣れたら先週と同じコイだった
12月12日、前日の好釣果に、またまた気分良く二子に行きました。兵庫橋の上から上流に木村さんの姿を見つけたら、木村さんも手を振って挨拶してくれた。急いでロッドを準備して水辺へ。「ウェーダーは相変わらず?」「そのままです」と言うことで最初のご挨拶。「新しいタイプです」と言って前日浅川でテストした[背面浮き]を渡す。水に浮かべて「あれですか」「そうです。やっとここまで。試してください」「ブログに載せるのでもう一つ」「どうぞ」とひとしきりお話をする。フライを取り替えた木村さんのキャストを横で眺める。木村さんは「下流に餌釣りがいるのでここしか場所がない」と右岸際から対岸に向かってロングキャスト。そのフライの先に水面に浮いさすがに日頃の訓練のたまものたコイが3尾見えた。その瞬間、先頭のコイが反応した。頭が見えた瞬間のいい合わせだったがヒットしない。「喰ってきましたね、良かった」と一安心。木村さんのキャストを眺めた後、お気に入りの[虎の穴]狙いで上流にへばりつく。私のフライも勿論新作の[背面浮き]。木村さんは同じ場所から対岸の倒竹の間に遠投している。それにしてもあの距離で、ちゃんとポイントにフライが入っているのは日頃のトレーニングの効果ですね。暫く二人でキャスト練習(ヒットしなきゃ単なるキャスト練習?)をした後、木村さんは「本流へ行きます」と去って行く。こちらは全く反応のないポイントに向かってキャストを繰り返す。そこに徳永さんが登場。徳永さんにも「新作です」とフライを渡す。お話をしているところに本流から木村さんが帰ってくる。「二子橋の下で1尾追加して今日は2尾です」との報告。徳永さんは「藤田さんはどちらへ?」「ここが良くなかったら下流へ行こうかと」「それじゃ私はとりあえずゴム堰堤の様子を見ます」と去って行かれた。木村さんは餌釣りの帰ったのを見て、最下流部へ。さすがに日頃の訓練のたまものこちらは同じ場所で時折姿の見えるコイの進行方向を予想してキャストするが全く反応してくれない。木村さんが陸にあがってこちらに向かって来た時、左岸際に流していたフライに右側から飛びついてきた。[やった。やっとヒットだ。これでボ×ズはのがれた]と喜んで取り込みに入る。下流から一気に上流に向かって走り、目の前まで来たところで反転し、再び下流に向かって移動した時、急に軽くなる。痛恨の途中バラし。岸を見ると木村さんがカメラを手にして唖然としている。こちらもただ笑うだけ。[どこに掛かっていました?」[沈んだままで見えませんでした」と言うだけで精一杯。木村さんは[帰ります」と引き上げて行かれた。流れの透明度が良く、回遊しているコイの姿は見えるのだが、みんな底近くを移動していて水面に興味を示さない。お気に入りの立ち位置を諦め下流に移動。しかしコイは全く反応してくれない。最下流部まで行ってみたが反応がない。ここで1尾釣り上げておかないと可能性さすがに日頃の訓練のたまものの低い本流に行くのはリスクが大きい。最初の巻き返しに戻り暫く様子を見る。やっと目の前のにポツポツ反応が出はじめ、進行方向の岸際にフライを落として待つが、水面に頭は出るだけでフライを咥えてはくれない。同じような状態が2度も続いたので[このフライはお気に召さないのかな?]と大きさを調整してみると背面に浮かないで寝てしまう。「大きさのバランスを調整しなきゃ」と言う事でいつものパターンに交換する。暫く回遊を捜していると、水面に垂れ下がった倒竹の横で、小さな反応が出た。フライを落として待っているとフライが微かに揺れて水中に消える。慌てて合わせると手元にヒットの感触。しかし次の瞬間に軽くなる。「おかしい。絶対にフッキングしたはず。切れたかな?」とロッドを立てて見るとフライは付いている。「でもおかしい」とフライを取り込んで見ると、針先も付いている。でもその位置が違う。フライはシャンクの中央で折れてスレッドで繋がっている。先週使ったのをそのままボックスに入れていたのが錆びていたようだ。気を取り直して同じオレンジを付けてキャストを再開。目の前にはさすがに日頃の訓練のたまもの時折回遊が出るようになったが、フライへは反応しない。やっと反応があったと思ったら針にウロコが一枚付いてくる。それでもしつこく回遊を待ちキャスト。開始から3時間半経った時、やっとヒット。取り込みに入ると大人しく寄って来る。「ひょっとして?」とネットに入る瞬間のコイの姿を見て納得した。先週3回も釣り上げたあのコイがティペットの先に付いている。「また、お前か」とガッカリしながらも貴重な1尾に感謝。その後、回遊が無くなったので下流の様子を見る。しかしどこも反応がない。薄暗くなり始めた頃、兵庫橋を諦め本流へ行ってみる。二子橋の上流左岸の様子を見ると、岸近くで反応が出る。しかし立ち位置が違っていて反応に対応できず終了。そこに徳永さんが戻ってきて「ゴム堰堤で2尾、下流で2尾。頂いたあのフライで3尾釣れました。でも、反応に対してちょっとフッキングしにくい感じです」と感想を聞かせてくれた。徳永さん、レポートをありがとうございました。まだ、水面に浮くことだけしか詰めていないので、これからフッキングの問題や二子のコイに合わせた修正をしていきたいと思います。それにしても厳しい1日だったな〜。



line
サイトマップへ
Copyright © 2010 Katsumasa Fujita