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水温の低下か?マルタが少ない!(2011/3/20)マルタの産卵場所は‥‥
3月20日、先週の初マルタから一週間経ち状況が更に良くなっているかと期待して二子に行きました。とりあえず初めはいつもの兵庫橋上。ところが河原に釣り人が多い。しかもお気に入りの[倒竹前]には先週と同じバードウォッチャーが座り込んでいる。僅かなスペースを見つけ対岸前まで行って様子を見たが反応が全く無く、流れの底には新しい足跡が見える。[誰が来たのかな?]と考えているところに後ろから声が掛かる。振り向くと先週に引き続き松田さんがにこやか松田さんと一緒に(撮影は藤澤さん)に立っている。「今日はマルタが1尾とコイが2尾でした」とのこと。朝8時からの釣りで引き上げるところ。暫く話をしていると藤澤さんから電話が掛かる。「入れ食いですよ」と一番に叫ぶと「餌釣りに悩まされて入るところがないくせに」とあっさり見破られる。その筈で藤澤さんは兵庫橋上からの電話していた。三人で暫く話をした後、松田さんは帰って行かれ、藤澤さんとマルタポイントに移動。藤澤さんは前日も来ていて「反応が少ないです。コイが2尾だけ。いないなさんもやったけれど[今日はダメ!]と帰って行った」とのこと。とりあえずマルタポイントに入ってみたが、流れに反応は全く見られない。魚が居ないところで釣りをするほど気が長くはないので、マルタを諦め左岸前に移動してコイに切り替える。左岸は水面に波の無い範囲を狙って最近、護岸工事が終了し今まで茂っていた草むらが全て平らに整地されている。しかし流れはまったく手付かずらしく、以前の流れがそのまま残っている。ただ、岸辺の様子が変わっているので元の流れを見つけ出すのが難しかった。何とか昔良かったポイントを見つけ出し流れの様子を見る。目の前の流れは右から強めの風が吹き一面に波立っているが、左岸前だけは波の少ないエリアがある。狙いはその波の少ないエリア。ポイントを移動してすぐに1尾目がヒットしたが、速い流れに入り込まれてなかなか寄せることが出来ない。ゆっくり寄せて何とか取り込めた。その取り込み中の様子を藤澤さんが撮影してくれていた。ポイントでは反応が消えることなく幾つも現れ、15分後に2尾目がヒット。これも速い流れに入り込み取り左岸沿いでの釣果込みに時間が掛かる。反応は少なくなってはいたが続いている。快調に釣れていたので次を狙って流しを続けていたが少しずつ風が強くなり、波の無いエリアがどんどん狭くなっていく。そしてまったくとうとう反応がなくなってしまう。流れの中央で頑張っていた藤澤さんも、いつの間にか姿が見えなくなっていた。下流を見ると[いないなプール]の少し下流で頑張っているのが見える。[いないなプール]には行っていないようなのでそちらの様子を見に行く。その途中で前回マルタが産卵していた場所の川底の写真を撮る。比較のためにポイントすぐ横の反応のなかった場所も撮影する。比べてみると違いは明らかで、産卵場所はきれいな底石があるが産卵しないところの底石は苔やゴミが付着している。きれいな石をまったくお手上げの藤澤さん撮影しながらマルタの卵を探したがその時は見つけられなかった。後で画像を確認したら、石の間にマルタの卵がくっついていた。撮影を終えて流れを渡り[第二いないなプール]の様子から見たが、餌釣りが居たのですぐに移動。下流の[いないなプール]の様子を流れ込みから見たがまったく反応がない。いつもなら最下流部で反応が出るがそれも無い。諦めきれず中央左からの流れ込みに行き、様子を見る。流れ込みの先でやっと反応が出た。暫く粘り、やっと目の前でヒットしたが途中で外れてしまう。原因はハッキリしている。反応を探してキョロキョロしながら、フライに視線が戻った瞬間にコイの口が浮いているのが見えた。コイの位置もタイミングも確認しないまま慌てて合わせたらフッキングしていた。その為、合いないなプールで悔しいバラシわせが少し早くて掛かりが浅く、途中で外れてしまったのだ。痛恨の合わせミスにガッカリしながら[いないなプール]を後にする。次を何処にするか考えながらとりあえず左岸に戻る。左岸沿いに下流に下るか考えながら最初のポイントに戻って様子を見ている時、以前徳永さんが「旧茶店前の木工沈床のところ、コイが入ってますよ」と言っていたのを思い出した。「左岸沿いのあの細い流れ?」「そうです」と言う会話を思い出しながらその流れの様子を見に行く。重機で平に整地され、ところどころが泥濘になって沈み込むのを注意しながら流れの横に出る。細い流れを見渡すと全体に速く流れているが一ヶ所だけ少し幅が広く草が水没しているところがあり水面が時折揺れている。明らかにコイの気配があるので、
流れから少し離左岸沿いの[木工沈床]ポイントれて上流側に行き様子を見ると、水没した草の間にコイの背鰭が見える。右から入り込んでいる流れに少し広い場所があり、流れから出入りしているコイが見えたので、その前にフライを落とし静かに待つ。ゆっくり頭を水面に出しながらフライに喰い付いた。水しぶきと共に下流に走る。速い流れで引きが強い。浅場のない左岸を避けて流れの緩い右岸に渡りそのまま岸辺に引きずり揚げて取り込み3尾目を釣り上げた。同じポイントでもう1尾釣り上げたところで反応はストップ。時間は5時25分で日没までもう少し時間がある。元の流れの様子を見ようと本流に戻ると、沖のマルタポイントで時折水しぶきが上がっている。「来たかな?」と期待してマルタ仕掛けに交換しながらポイントへ。それ程頻繁ではないが反応が見日没間近のマルタえる。上流から流れに載せて送り込み一投目でヒット。しかし大きくジャンプした瞬間にラインブレイク。新しいティペットを結んで再キャスト後、スレ掛かりだがマルタを取り込むことが出来た。しかし取り込みの途中で辺りを走り回り、周囲のマルタが慌てて逃げていく水しぶきが上がる。リリース後、近くの反応は消えてしまい離れたところで単発的な反応があるだけ。昨年のように狭いポイントなら戻って来るが、幅が広いと別の所に行ってしまうので連続ヒットが難しくなる。今年のポイントでの釣り方をもう少し勉強しないといけないようだ。



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