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平山橋上のポイントがやっと復活した(2011/4/2)やっと復活した[東よとだ用水]のお気に入りポイント
4月2日、暖かくなってきたのでダウンの上着を薄いのに取り替えて浅川へ。前回最後に良かった一番橋下へ行ってみる。いつものポイントの中州のところに餌釣りが一人居るが狙うポイントが違うので安心して準備に取り掛かる。足元のブロック周りには、水面のユスリカの抜け殻狙いでコイが幾つも集まっている。何処から狙うか立ち位置を考えながら斜面を下る。とりあえず[東豊田用水]からの流れ出しにいるコイに狙いを定めてキャスト。しかし、第一投が風に流されてコイの水面の浮き方は[掃除機ライズ]真上に落ちてしまい、居なくなってしまう。次の狙いは護岸前の細い流れ。吹き寄せられた抜け殻の下に4〜5尾ほどが集まっている。狙い通りにコイの前にフライは落ちたが抜け殻の上に載ってしまいコイには見えない。少し引いて抜け殻の下に入れてみたが見向きもしないで横を通り過ぎてしまう。場所を変えながら幾度もフライを落としてみたが反応しない。その内コイの頭の上にフライを落としてしまい水しぶきと共に下流に逃げていく。上から見えたブロックの間の群れもこの時点で居なくなっている。下流の様子を見ると、右からの合流の手前の水面に浮いているコイの頭が幾つも見える。「あそこに集まって居る」と期待しながら、手前から順番に様子を見ていると、右岸を上流から若い釣り師が下ってきた。[小物釣こちらも掃除機ライズりかな?]と思っていたら、先の釣り師の上流側で準備を始める。目の前での反応がないので合流点を見ると、あれほど浮いていたコイの姿が全く見えない。対岸の釣り人の気配で潜ってしまったようだ。釣り人の狙うところがわからないので、とりあえず合流点の様子を見る。右からの流れがブロックにぶつかる直前の手前で幾つか口が水面に出ているのを見つける。それに向かってキャストして上流にフライを落とす。移動が頻繁でなかなかフライの所にコイは現れないが、やっと狙いのところに頭が現れた。開始からそれ程時間が掛からないでの1尾目のヒットは気分がいい。[やった、やった]と取り込みに入ったがすぐに外れてしまう。ガッカリしながら次の反応を探すがなかなか出て来ない。やっと出てきたと思ってもす単調な流れは釣り難いぐに潜ってしまう。その内釣り人の準備が終わりキャストしたのだが、その落とし場所は私の目の前。[あ〜、ダメだ]と小さく叫んですぐに移動。左の護岸を下りながら、ブロック前の回遊を見つけて斜面の途中からキャスト。2尾連続でヒットしたが次のヒットはラインブレイク。2尾目がブロックギリギリを逃げ回った時に傷付いたのだろう。その直後のヒットは途中で外れてしまう。結局ここでは2尾しか釣れなかった。上田用水の水路を渡り下流へ。反応は幾つかあったが合わせのタイミングが合わず1尾目を外してしまい反応はストップ。右岸に渡って下流を攻めてやっと1尾釣り上げる事ができたが、後が続かない。ここを諦めて上流へ移動。途中のテトラ帯前の様子を見ると、水面に2尾の頭が現れている。テトラの間かテトラ裏の巻き返しにらフライを送り込みすぐにヒット。しかし掛かりが浅かったのかまたしても途中で外れてしまう。反応は消えてしまったが「あれで消えてしまうはずがない」としばらく反応の回復を待っていると、下流から水面に反応しながらやって来た。テトラの間にラインが落ちるようにしてコイの前方にフライを落とす。幾度か位置を間違えながらやっと喰い付かせることが出来た。足元の速い流れを避けて左岸に渡り取り込む。しかしこの1尾で反応は完全に消えてしまう。下流へ移動しないで大型が期待出来る平山橋下に行く。平山床固の工事は、手前に積み上げられていた土嚢が消えて、工事現場が良く見える。床固周りには、新しいブロックがきれいに並べられている。じっくり眺めてみると、魚道の先までブロックが並べられていて、以前一体どんな流れになるのだろうのような魚道前の溜まりはなくなってしまいそうな気配。魚道下の待機する場所がないと魚達はどうするのだろう。等と心配しながら平山橋の下に向かう。橋の下流の対岸側の土嚢はそのままで、こちらはまだ工事中。しかし、その土嚢前の流れは対岸の空が映り込んでいて、ハッキリとは確認できないが濁っているように見える。濁りを気にしながら平山橋をくぐり上流の瀬に移動し、瀬を渡って中州を下る。再び平山橋をくぐって狙いのポイントに着くが、予想通りプールは濁り水が広がっている。それでも中州側はほんの少しだけ透明度がいい。いいと言っても底が見えるほどではなく、水面から30cm程までが見える程度。中州の左から緩い流れが在るが風が下流から吹き、中州の端には水面に浮いた水垢が集まっている。濁りが入りコイの動きがわからないその水垢の中で時折コイの動きが見える。しかしコイは底餌狙いで水面には出て来ない。しばらく様子を見ていると、水垢の先端付近に頭が現れた。水面に反応しているので、進行方向を確認してキャスト。しかしフライの落下前に潜ったままで浮いて来ない。左右をキョロキョロ見渡しながら反応を探す。やっと目の前に見つけてキャスト。直ぐにヒットして5尾目。しかし次の反応がなかなか出ない。「ダメか。とりあえず用水の様子を見に行ってくるか」とポイントを休ませるつもりで左岸に渡る。その直前に用水からのオーバーフローが流れ出すところを見ると、水がゆっくり動いている。「あっ、もしかして復活したかな?」と期待して用水を覗き込む。用水はいつもの水位に戻り透明度もいい。枯草のブッシュをかやっと水が戻って来たき分けて上流へ移動し流れに降りる。しかし、流れにはコイの姿はほとんど無くちょっと心配。気配のない流れだが[多分居るはず]と少し弱気になりながら対岸のブロックの間にサーチすると1尾が反応してくれた。「居た居た」と喜んですぐにキャスト。それから1時間ちょっと、10分間隔で釣れ続き、途中でブレイクが一度あったが7尾の連続ヒット。周囲にはコイの気配が全く無いのに何故かここにだけ集まって居るのは不思議でしょうがないが、久しぶりのポイント復活で気分がいい。しかし、いつまでこのポイントが続くのだろう。ちょっと心配だ。



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