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コイ、フナ、カメ、アユ‥‥(2011/7/3)40cmのフナが口いっぱいにフライを咥えて
7月3日、前日は早朝の出漁で、天候もそれ程良くなかったので、今まで通り長袖の上着を着て出掛けたが、昼間厚くて汗を流しながら釣り続け、結局終了まで上着を脱ぐことも忘れて釣りをしていた。その為、帰り道に汗をかいたままバイクで走って、鼻水を垂らしながら帰宅することになってしまったので、本日は出掛ける時から半袖。勿論今年初めての半袖での出漁になった。ポイントはいつもの兵庫橋上。兵庫橋に着いてみると流れは無人で一人占め状態。気分良くタックルの準備をお気に入りポイントは反応ナシして水温を計りながら流れに入る。いつものお気に入りの前に立ち流れを見るが、コイの気配が少ない。いつもなら水面に沈んだ倒竹の裏側に見えるはずなのにそれも見えない。お気に入りを諦めすぐ上流の[旧虎の穴]前に行く。下流側の倒竹前で微かに反応が出た。進行方向までは判らなかったが、とりあえず上流に向かっているはずと判断して反応の出たところの3m上流にフライを落とす。ちょうど下流からの風が少し強く吹き始めていて、途中のラインがフライより先に流れて行くのを押さえてくれていたので、それまでより長い時間反応を待つ事ができた。倒竹の下の薄暗くなっているところで、水中のコイの動きは見えなかったがフライの直前に頭が現れフライが口の中に消えた。開始から40分でたっと1尾目の釣果。水中で反転していたアユこれを取り込んで岸に向かう途中、足元の水中で反転しているアユの姿が見えた。コイの入ったネットで掬おうかどうか悩んだが[まだ居るだろう]と素通りして陸に上がる。採寸して記録撮影を終えてリリースし、ポイントの戻る途中で先のアユを探すと、直ぐ下流で相変わらず反転を続けていた。ネットでは掬わず、水中で反転する姿を撮影し、先の立ち位置に戻る。しばらくは反応がなかったがその内微妙な反応が出始めた。オイカワなどの小物にしては元気な反応だが、コイに比べると水面に頭が出ない。少し離れた水中の見えるところでは30cmより少し大きめのフナが幾つも泳ぎ回っているのが見える。多分そいつらが水面に反応しているのだろう。その小さな反応の中で時折本物のコイの反応が出る。 するとそこにカメが近寄ってくる。カメを引っ掛けないようにコイの反応に合わせてキャストを繰り返す。フライへの反応が出た。しかしヒットした瞬間に[?]となってしまう。引かない、重くない。でもカメよりは暴れる。釣れたのは34cmのマブナ。これをリリースしてから10分後に本命のコイがヒット。ここまでは快調なスタートだった。ポイントは相変わらず[旧虎の穴]の下流側。ポイントの奥に枯れ木が1本枝を水面に出して転がっているところのすぐ前。そのギリギリを狙ってキャストしていたが、ついにその枝にフライを引っ掛けてしまう。回収に行けば簡単に外せるが、まだコイの反応があるのでとりあえず切って後で回収することにする。狙いの下流側の倒竹前にフライを流していた時[旧虎の穴]前で反応が出たので、慌ててピックアップしたらカメを引っ掛けてしまう。誰が切られたのか、浮き下にコイが付いていた小さな奴で2週間前にも引っ掛けていた。それから40分の間コイらしい反応はほとんど無く、出るのは小さなフナの反応だけ。それでも「小型のコイかもしれない」としつこく反応に向けてキャストを続ける。でヒットしたのがこのアカミミガメで2009年の5月に初めて登場してから今回で20回目。記念に20回分の裏面の画像を集めてみた。その後で釣れたのは40cmのフナ。見事に口にフライが掛かっていた。コイの反応が出なくなったので下流に移動して様子を見たが、下流部でも反応がない。元のポイントに戻って見ると、先程まで無かったところに浮きが1つ浮いている。流れて行く様子もなく、その周りで時折水面が揺れる。上流に餌釣りが来ていたから多分糸を切られたのだろう。邪魔だからフライの回収を兼ねて排中州のプールはアオミドロがいっぱい除に行くと、浮きの下にはまだコイがくっついていた。浮きをフライで引っ掛けて糸を掴み、コイからハリを外そうとしたが、糸が切れてしまう。この後上流側の崩れ護岸前に行き、倒竹の上流側と下流側をしつこく狙って2尾追加。しかし、反応が完全にストップしてしまったので兵庫橋上を諦めて本流へ移動。いつもの様に二子橋の橋桁周りへ行くが反応が出ないので、そのまま下流のお気に入りに行く。直前に親子連れが流れ瀬を散歩していたため、瀬横のポイントでは全く反応が出ない。とりあえず左岸の中州の水溜まりの様子を見に行くが、アオミドロが一面に広がっていてコイらしい動きは全く見えない。瀬横のポイントを諦め、瀬を流れの中央に向かって行きながら、瀬横の流れをサーチして見た。すると流れ込みからの流反応のあるはずが全く沈黙れが落ち着き始めたところで元気な反応が2つ出た。「そこに居たのか」と喜んで瀬から遠投する。追い風気味でフライは反応のあったポイントに届いたが、手前の流れが巻き返しになっていてフライが流れて行かないで、せっかく出た反応も食い込むまでにはいたらない。[それじゃ]と上流側から流れに入り込み、下流に向かって流す。反応は30ヤードほど先に出るのでそれに向かって送り込むが反応してくれない。やっと反応が出たが、合わせた瞬間にフッキングした感触があったがすぐに外れてしまう。その後、しばらく粘ってみたが喰い付かない。諦めかけた時、立ち位置のすぐ横の巻き返しの中で反応が出た。[エッ?ここなの]とすぐにラインを手繰り数メートル横のポイントにキャスト。しばらく反応が出なかったが静かにしていると集まってくるようだ15m程流したところで水面に頭が現れてヒット。左岸の中州側は草が生い茂っていて撮影場所がないため、右の瀬に上がって記録撮影。その後は瀬から目の前の巻き返しにフライを落とし、先の流芯との間を狙う。遠投しすぎると流芯に乗って流れて行くので微妙な位置に落としゆっくり漂わせる。すると突然向こう合わせでヒット。その後も流芯のギリギリの所でヒットして、本流で3尾追加。日没で切り上げて岸に戻る時、目の前の流れに一斉に引き波が立ち、多くのコイが入り込んでいるようだ。人の来ない時が狙い時みたいでした。




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