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早朝から[D]エリアの中州を一回り(2011/8/6)浅一番を期待したのだが、反応がない!
8月6日、またしても早朝からDエリアに行きました。前回、出掛けるのが少し遅くなったので、今回はできるだけ早く行こうとしたのだが、ポイントに着いたのは日の出から少し時間が経っていましたとりあえず最初のポイントは、前回流れに幾つも頭が浮いていた下流部。期待して水辺に降りて行ったが流れにコイの動きは全く見られない。やっと見えた水面の動きは岸からずいぶん遠くで、しかも単発の波紋だけ。前回のように水面をクルージングしているコイは何処にも居ない。やっとクルージングを見つけて初物をゲット[あ〜、ダメか]と下流部を諦め、水辺をバイクで上流に向かって移動しながら水面を眺める。岸から20mほど離れたところにやっとクルージングの頭を見つける。急いで水辺に降りてラインを引き出し頭の進行方向に向かってキャスト。しかし、頭はフライのすぐ横を、全く何も無いかのように通過して行く。[エッ?だめなの?]とガッカリしながら考える。前回もいつもの白いフライは無視されることが多かったから、今回は作り置いていた薄茶色のフライを結ぶ。水面を流れるゴミに似せた色なのだ。しかし頭の移動筋から少しでも離れると無視して横を通過する。筋に合わせて位置を微調整しながらやっと1尾目を掛けることが出来た。しかし反応はそれだけで後が続かない。[多分あそこなら]と急いで京王線の鉄橋下に移40ヤード先のヒットを撮影動する。しかし、そこには餌釣りが一人入っていてコイは見あたらない。岸辺のブロック周りではいつもは反応があるのに、全く回遊が見られない。右岸を諦め中州に渡る。しかし、中州周りでは水面に尾鰭を出して底餌に霧中のコイばかり。それを横目に見ながら左側の流れの中央近くに行く。中州から20m位まで進んで下流に向かってフライを流す。30ヤードほど流したところでやっと反応が現れ、すぐにフライに喰い付いてくて2尾目。その後、その付近での反応は消えたので、ひたすら下流に向かってフライを流す。60ヤードほど流したところで水面に頭が現れ、大きく合わせるとヒット。[やっと来た]と喜んでいるとすぐに外れてしまう。ブレイクではないかとラインを手繰ってみると水面にフライの引き波が出る。[良かった]と少し手繰岸辺のセリは葉っぱが全く無いって同じ場所をもう一度流す。しかし反応は出ない。もう一度近場から流すためにラインを手繰り、念のためフライを確認すると、フックが折れていた。確認して良かった。そのまま続けていたら‥‥。フライを取り替えもう一度流し始める。始めに反応のあった20〜40ヤードあたりで反応が続き3尾連続ヒット。それを中州に運んで撮影している時、水辺に生えていたセリの様子がおかしいことに気付く。水辺から水中に茎が伸びているがその茎には葉が一枚も付いていない。全部軸だけなのだ。多分コイが食べたのではないだろうか。そんな事を考えながら次の反応を探すが、連続ヒットのあった近場から反応は消えてしまう。水面を眺めているとその筋の遙か彼方で反応が出る。[じゃ、今回はこのまま下ってみ中州に入らないで撮影できる貴重な場所るか]と少しずつ下流に移動する。反応の出たところにフライが届くまで一緒に下り、到着の直前で止まってラインを送り出す。30分ほどの間隔でポツポツ釣れる。水深は少し浅くなったり深くなったりしながらも、歩くのに問題はない深さだったが、最後はかなりの浅場に辿り着いた。それまでに3尾追加して合計9尾。記録撮影は中州に上がり草をかき分けて砂利のあるところを探して撮影していた。しかし下流部に近くなると中州の水辺は草の背が高くなり、中州に上がるのを躊躇する。10尾目が掛かった時、水面に砂利の出ている浅場を見つけそこで記録撮影をする。次もそこで撮影したが、ポイントでの反応が消えてしまい、中州の先端から下流の流れに入り込んでみる。どこまで行けるかも確認したかったのでかなり沖このポイントでヒットすると撮影場所が遠いまで進んでみた。水深はほとんど変わらず70cm程度。しかし中州の左側の流れは中州の先端で、右岸側にある水門に向かって流れていて、浅場にハッキリした流れが出来ていた。その流れの先で元気な反応が出る。しかし、元気のいい反応の割に見切りも激しい。「来た!」と喜んで合わせてもフッキングしない。[エッ?、個のパターンはお好みではないの?]と言う事で[Chabby Flat]を[Shock-Pan]に替えてみる。しかし一度水しぶきを上げて見切ると、なかなか戻って来ない。それをじっくり待ってやっと反応が戻ってきた。流れに載せて反応に送り込むと上流のフライに向かって大きな口を開け一気に吸い込む。中州の下流に立ち込んでいるので記録撮影は中州まで戻らなくてはいけないが、中州は茂みが深そうでコイの摂餌場所。大きな穴が幾つも開いていた、撮影場所が見つかりそうにない。一番近い撮影場所は先程撮影した岸辺の砂利場。ネットのコイをぶら下げて撮影場所を目指して歩き、撮影後、水深のあるところまで運んでリリース。そして再び先のポイントに戻る。12尾目の後2尾連続で釣り上げたところで反応は止まる。中州の端を切り上げ右側の流れを元の鉄橋下に戻る途中に川底に幾つも穴が開いているのを見つける。砂利の底も泥時の底でも関係なく幾つも開いている。少し古くなると底の石にゴミが付くので、きれいな石はその穴が新しい事を示している。コイが底の餌を探して水と一緒に吸い込んで空けた穴なのだ。その穴を眺めながら鉄橋下まで戻る。しかし、鉄橋下の反応は復活せず中流部を切り上げて上流に移動。時間は1時前で、釣り始めてから7時間最後の気力を振り絞って護岸前を探るも経っている。7時間で14尾平均だから30分で1尾の計算になる。浅川の平均は20分で1尾、二子では1時間で1尾平均だから、ここはまずまずのポイントと言っていいだろう。日差しが強くなり最後の気力を振り絞って上流の護岸前を探る。斜面の中段に立ち、下流の反応を探しながらゆっくり下流に向かって進む。それらしい反応が出ると、その射程距離まで進んでからキャスト。それを繰り返してやっと15尾目をゲット。最下流部まで行ってみたがこの1尾だけで終点。このポイントはどこまで気力をキープして粘れるかが勝負ですね。



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