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改良パターンを試し、何とかリベンジ(2011/10/15)到着直後は反応が幾つもあったのに
10月15日、日の出の時間が遅くなり出掛ける時間も遅くなってくる。それを待っている間に前回の最後の連続ヒットのデータを元に新しいパターンを作っいたが深夜から雨が降り出し、どの位降り続くのかか判らなかったので早朝出漁を止めて午後からの出漁する。雨音を聞きながら作ったパターンの基本は[フックを見えなくする]と言う事。しかしフック全体をマテリアルでくるんでしまうとゲープ部分が狭くなり掛かりが悪くなる可能性が高いので、懐にはマテリアルが来な針先を隠した改良パターンいように、マテリアルの取りつけ位置と量を調整する。フローターもアイ側に伸ばすと全体が長くなってしまうので、シャンクの上部に細長く取りつけてみる。その為には取りつけてから大きさと形を調整できる[小丸棒]にする。白とオレンジを作り期待してDエリアに出漁。ポイントは深夜からの雨のため水位が僅かに上がり濁りが入っているが、透明度はそれ程ひどくはなく水面から30〜40cm程度は見える。最初のポイントは前回最後に取り逃がした下流部のブロック帯。ポイントに着いてみると岸際の流れにはゴミが浮いていてそれを狙っているのかブロックの間に幾つも頭が浮いている。[居る居る]と喜んで早速キャストを開始するが、一投ごとに反応が消えていく。この周辺のコイは岸辺の動きに非常に敏感で、ちょっと気配を見せると反応はポツポツ在るがすぐに潜ってしまう。岸から少し離れると膝位の水深になるのだが、ブロック前だけは深いので潜ってしまうとその動きが全く読めなくなる。目の前にあった反応の移動先を読んでキャストしたつもりなのだが、コイの移動はランダムで[ここに来る]と予想したところには出てくれない。しかも下流から移動して来たコイも、気配を感じるのかキャストエリアにやって来ない。来ないばかりか途中で消えてしまう。そんな中、反応してくれたのは狙ってはいなかったコイで、ブロックの影から突然飛びついてきた。開始から30分でやっと1尾目。その後もコイの移動先に悩みながら、少しずつ下流に移動。2尾目は20分後にヒットしたが、これは途中で外れてしまう。フライへの反応は水しぶきの上がるバイトで、この日の最大サイズ75cm掛かりが浅かったのだろう。反応はポツポツ在りそれを狙ってキャストを続ける。2尾目は1尾目から30分後、3尾目は2尾目から20分後のヒット。改良したフライは見切られることは前回ほど多くはなかったが、中にはフライの下を全く無視して通過するコイもいた。これはフライの問題よりこの日のコイの活性のためだろう。彼等が食べている流下物は水面ではその大きさが認識できない程小さな物のようで[掃除機ライズ]の時の様な小さな動きでのライズ。開始から1時間弱で3尾釣り上げることができたが、それ以後反応はどんどん少なくなり、最後は全く反応しなくなってしまう。下流部が期待できなくなったので中流部へ移動。前回良かった護岸の段差の所に行く。しかし前回のような集団は見つからず護岸沿いに反応を探すブロック帯の前の回遊は釣りやすいことになる。ゆっくり下流に移動しながら、下流に出て来るはずの反応を探す。反応がキャストエリアに見つかった場合、その前方にフライを落として待っているのにコイは途中で消えてしまう。どうも水面に落ちるフライの動きを警戒しているような気がしてならない。それならば、と反応ポイントから3〜5m離れたところにフライを落としてみるが、コイは流れに沿った動きではなく横移動ばかりで前に進んでこない。それにシビレを切らして近くに落とすと潜ったまま行方不明になる。ブロックの中を回遊していると、ブロックの位置によってその移動の筋が決まってしまい、素直な直線移動にはならないのだ。こうなるとどうすることも出来ない。一番可能性の高いのは、ブロック帯の端を回遊している奴。狙いを少し沖引っ掛かった草の間の反応に絞り込み、移動先を予測してキャストすると意外に素直に喰い付いてくれる。しかしなかなか希望通りの筋を移動する奴が少なく、ブロック帯の中を狙うことになってしまう。それでも移動後は15分から20分間隔でヒットでき、途中でのバラシは1尾だけ。新しいフライがよかったのか、コイの反応が素直だったからなのか結果はハッキリしないが時間の割に反応は良かった。それでも新しいパターンに問題がなかったわけではない。マテリアルをシャンクからゲープ部分に伸ばしていたが、その伸ばした部分がキャスト中にフライの後部に伸びてしまい、針先が見えるようになっていること。それによって反応が悪くなったと言う事は気にならなかったが、気分として落ち着かない。曇り空のため暗くなるのが早く、5時過ぎには日没まで粘って何とか8尾フライの位置を見分けることが厳しくなる。[そろそろお終いにしよう]とラインを巻き取りながら流れを見ると、少し下流の岸際に反応が出た。[居た〜]と急いでラインを手繰り出しながら下流に数歩進んでコイの前方にキャスト。コイはすぐにフライに喰い付き水しぶきを上げながら下流に走る。慌ててラインを送りだそうとしたがラインをまたいでいて、送り出せないままブレイク。これはかなり悔しい。結果的に8尾の釣果は前回と同じ数だが時間は4時間ちょっとなので、とりあえず改良パターンでリベンジ出来たのではないかな?



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