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Dエリア→Cエリアに転戦(2011/10/29)朝日と共に釣り開始
10月29日、例によって早朝からの出漁。いつもより少し早めに準備をして出掛け、ポイントに着いた時にちょうど日の出に時間になった。斜め上流から少し風が吹き沖は少し波立っているが、岸辺は穏やか。水面に反応があるかと周囲を見渡すが全く反応ナシ。それでも[絶対に回遊してくるはず]とポイントを少しずつ下りながら様子を見るが反応しない。やっと反応したと思っても単発で、進行方向が判らない。上流に向かってくるのが判ったのも、キャストエリア近くまでは来る日差しが低いと水中が見えないがそこで消えてしまう。フライを落とす位置が近すぎるのか、こちらの動きを察知したためか判らないが、フライの所には来ない。それでも反応を探してキョロキョロしていると、崩れたブロック帯が終わる辺りでやっと反応が出た。しかしそれは岸辺のコンクリート護岸沿い。水際から少し下がって護岸沿いにキャストし、コイの動きを読みながらフライの位置を調整する。やっとフライに向かって頭が現れヒット。「やった〜」と喜びながらロッドを立てるが、最初の一走りで軽くなってしまう。[外れたか]とラインを引いてみると、ティペットの先端にフライが見えない。[やっと来たのに]と悔しがりながら新しいフライを結ぶ。それからすぐに同じコースを回遊してくるのを発見。同じ様に一歩下がってキャストすると直ぐブロックの間を逃げ回りにヒット。しかしこれもすぐにブレイクしてしまう。「エッ?どうして」と考えるとブロックを擦ったとしか考えられない。しかし日差しは水平近くから射していて水中のブロックは全く見えない。連続ブレイクで気分は一気に落ち込んでいく。それでもしつこく回遊を捜がしていると岸から少し離れた所を下流からやって来た。そのままブロックの前を通るかと思っていると、ブロック帯の中に入ってきた。進行方向を見定めてフライを落とすとすぐに反応しヒット。[ここなら大丈夫だろう]と思っているとすぐに沖に走ってくれた。[やっと1尾目]と喜びながら数メートル先まで寄せた時、一気に底のブロックの中に逃げ込んでブレイク。反応の少ない中連続で3尾もブレイクしてしまう。その後何とか1尾目を釣り上げるこ反応を探し移動筋を見定めてとができたが、下流部での反応はストップしてしまったので中流部へ移動。中流部の反応は下流部よりも多く、直ぐに2尾目をゲット。下流に向かいながら反応を探し、それに向かってキャストするのはいつもと同じだが、コイの警戒心が強くなかなかフライの所まで回遊が続かない。やっとヒットしてもブロックの中を逃げ回り、ティペットが引っ掛かる。ブロックを交わしながら何とか3尾を追加したが次はブレイク。その後1尾追加したところで回遊が少なくなる。しかも水辺への人出が多くなりコイは警戒したのか全く反応してくれない。粘ってみても期待できそうにないので移動を決める。何処に行こうか悩んだ結果、しばらく様子を見ていなかった南武線の所に決める。距離的にそれ程離れていないので15分ほどで到着。ここも変わってしまった南武線の上流側から流れを見て驚いた。今年の1月に来た時と全く変わっている。広かった流れは右岸側が砂利で埋まり以前の半分位の流れになっている。上流を見ると再生センターの排水からの流れは何処も速く、ゆったり流れているところが見当たらない。「ここでコイの居るところは鉄橋の下だけ」と見当を付けて流れに入る。堆積した砂利の所から流れに入るが水が温かい。再生センターからの暖かい処理水が右岸側に集まっているからなのだ。その暖かい流れの先は意外に水深があり下流の一番いいポイントに向かう筋に入れない。ダウンクロスにキャストして、メンディングしながら送り込むと、橋桁近くで元気に飛びついてきてくれる。反応は数尾在ったがヒット後は消えてしまう。鉄橋直下は以前は気付かなかったがポイントはやはり橋桁周りブロックが流れ全体に敷かれていて、その下流が良さそうに見えた。しかし右岸には餌釣りが居るので流れの中央から様子を見るが反応は出ない。餌釣りの後ろを廻って下流へ行き流れに入り込むが反応が出ない。しばらく様子を見ているとかなり下流で反応が出た。しかし下流にはルアーマンが流れに立ち込んでいて、反応はその向こう側。そこまでは流せないのですぐ横の様子を見ていると少し離れた筋で反応が出た。反応の上流にキャストして流すと直ぐにヒット。一気に下流に走ったところで外れてしまう。その下流でもう1尾掛けたがこれも外れてしまう。しばらく粘ってこの日の8尾目をゲット。ルアーマンの下流の反応を目指して下流に行く。速い流れの中是政橋との間で2尾追加。その後、左岸に渡り是政橋の広い流れの中、やっと回遊を見つけて橋桁周りの様子を見る。左岸側の橋桁周りは流れが緩く、ポツポツ反応が出たが複雑な流れで反応の出たところにフライを送り込むのに時間が掛かってしまい、反応は消えてしまう。下流を諦め鉄橋下に戻ると、餌釣り師が居なくなっていたので、彼が釣っていたポイントを上流側から様子を見ると反応が出た。反応に向かって送り込んでみたら、全く筋が違っていた。右岸の流れは下流でプール状になっていて大きく左に回り込んでいたので、
一番右岸側から再度流すと20m程でヒット。そのままプールの中を走り回りリリース後は全ての反応が消えてしまう。鉄橋下を切り上げて始めのポイントに戻り、橋桁前で2尾追加。しかしそれで反応はストップ。時間は既に1時を過ぎていて7時間以上釣っていることになる。[そろそろ切り初めて様子を見た鉄橋下上げようかな?]と考えながら上流にいたフライマンの後を回り込んで処理センターからの排水の所に行く。排水は二筋の流れになっていてその間にコイの姿が幾つも見える。その中にフライを落とし込んで直ぐにヒット。これをリリースした後次を狙っているところに安居院さんがやって来て「今日はオイカワ釣りです」と挨拶してくれる。安居院さんが下流で準備をしている間に14尾目を釣り上げてからしばらくお話をする。台風のためポイントが変わってしまった話などをして終了。今年は台風の後、何処も厳しくなってしまったな〜。



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