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こんなのがいたそうです(2011/11/5)こんなのが多摩川にも居るんです
11月5日、曇り空の下、風がほとんど無いので期待して二子に行く。ポイントはいつもの兵庫橋上。流れは穏やかで釣り人の姿もなく喜んでお気に入りのポイント前に行く。最初のポイントは[虎の門]前で、前回倒竹を処理したので奥まで狙える。しかし反応が出ない。ポイントを少し上流に移動して崩れ護岸前の様子を見るが、そ
こも反応がない。[虎の門]に戻りキャストを続けていると、突然上流側から飛びついてきた。「わっ!」と驚きながら合わせるとヒット。「やった〜」と喜ん風も波もなく穏やかな流れでラインを手繰り始めたところで外れてしまう。「あ〜、掛かりが浅かったか」と納得しながらも、開始早々に取り逃がしたのは悔しい。同じ所を攻めながら「必ずやってくる」と粘る。しかし反応が出ない。その内、直ぐ下流側の倒竹の奥から水面に波紋が広がった。「あそこに居るのか」と気付く。そういえばそこは先週「あそこの倒竹も…」と木村さんが言っていたところで、倒竹の間が少し奥に向かって窪んでいるところ。その奥に下流から倒竹の下を回遊して来たらしいコイの波紋が出た。正面から狙うにはポイントの真上に倒れかかっている倒竹が邪魔だが、少し上流に移動すると倒竹横から奥にキャストすることが出来る。ちょうど横穴の感じで[虎の横穴]にしようと考える(笑)。名前を考えている間に、奥に見悔しいですね、連続で逃げられるのはえた波紋の主らしいのが、[虎の横穴]の入り口の斜めに沈んでいる倒竹のすぐ横で反応した。「あそこだ!」と狙ってキャスト。一発で倒竹の横に落とす事ができた。いつもは手前の流れが気になるが、下流からの弱い風でドラッグの掛かりは遅く、反応を待つ時間に余裕がある。フライが落ちてしばらくするとフライから少し離れた所に口が出て潜る。次の反応を期待して待っていると、フライのすぐ横に頭が現れる。フライに向かって口が開いたのを見て「来た!」と大きく合わせると、小さな水しぶきが上がりヒット。「今度こそ」とロッドを立ててラインを引くが、一気に上流に走ったところでまたしても外れてしまう。「あ〜っ、またやった」とガックリ。それでも少し経つとまたしても奥で反応が出た。「やっぱり木村さんはコイ狙い?あそこか」と同じ場所を狙ってキャストすると、反応は少し下流側に向かったので、フライの位置を変えて反応を待つ。すぐに反応して水面に頭が出る。反射的に合わせると手元に重さが伝わってくるが、次の瞬間には軽くなってしまう。合わせのタイミングが少し早かったのだろうか。連続で3尾取り逃がしてしまう。しかしポイントでは奥に波紋が広がり、依然そこに反応するコイが居ることが判る。「今度こそ」と同じポイントを攻めるとフライのとは反対側に向かって反応した。「今度こそ」とフライの位置を変えてキャストすると頭が現れた。何も考えずロッドが反射的に動き手元にアタリを感じたが、今度も合わせた直後に外れてしまう。短時間で、しかも同じポイントで連続でバラシ。もう「なんでこうなるの!」と嘆きなここでも逃げられてしまうがら反応を探すが、もう反応は出ない。下流側に反応が出ないか探していると、兵庫橋の下流に見慣れた赤いキャップのフライマンの姿が見えた。木村さんだ。ポイントは浅いはずだからオイカワ狙いかな?と考えてみたが、腰の後にはコイ用のネットが見える。「あそこにも居るのか」と納得しながら、キョロキョロしながらウロウロして周辺のコイの反応を探す。少し上流に移動して崩れ護岸の下流側の様子を見るが相変わらず反応は無い。[虎の門]に戻って奥の薄暗い中にフライを落とすと、直ぐにヒット。「今度こそ」と外れないことを祈りながら逃げ回るコイを追い掛け、やっと1尾目を取り込む事ができた。開始から2時間半掛かったが釣り上げる事ができて一安心。しかし後が続かない。下流部に行き倒竹の下でヒットしたここにサケが居たそうですがこれも外れてしまう。[虎の横穴]に戻ってキャストを繰り返し何とかヒットしたがまたしても外してしまう。その内下流で釣っていた木村さんが戻ってきて岸から「釣れました?」と声を掛けてくれる。人差し指を1本立てて「渋い」とひと言。横に行って「あそこにコイは居ますか?」「オイカワです」「ネットはコイ用ですね?」「そう両方です」と話をしながら「サケが居ました。死んでいたけれど」「エッ?どこに?」「あの石段の下。口にラインが絡んでいて変な感じでしたが」とサケ情報をくれた。「まだ居るかな?」といいながら教えられたところに行ってみるがそれらしい姿は無い。岸上から木村さんが「そこに居たんですが、居ませんね」と言って写真を撮ってくれた。時間は4時を過ぎていて木村さん反応は橋桁の近くだけは「引き上げます」と帰って行かれ、私は本流へ移動する。兵庫島横の出っ張りから下流の様子を見ると、二子橋近くで反応が出た。岸辺にはまだ人影があるので、人の居ないところを選んで水辺に降り流れの様子を見る。岸沿いには緩い流れが在り、二子橋下に向かってゆっくり流れている。その遅い流れと流芯の速い流れの境目辺りで時折反応が出る。しかしちょっと距離がある。「こっちへ来ないかな〜」と回遊を期待しながら下流を眺める。その内近くに居た人影はなくなったので、下流に移動しながら流れの様子を見ると、元気な反応が現れた。それに向かってキャストすると直ぐにフライに反応した。フライはちょうどくらい橋桁が映り込んでいるところに行き、位置がハッキリわからない。水面に出たコイの口にフラやっと2尾目がヒットしたイが入ったかどうかハッキリしないうちに、弛んでいたラインが少し伸びたと同時に手は動いていたが掛からなかった。しばらくして反応したコイらしいのが少し下流で同じ様な反応を見せる。少し下流に歩き、コイの上流にフライを落とし送り込む。意外にあっさりフライに反応してくれて、やっと2尾目をゲット。次の反応は下流の橋桁周りに出たので、それに向かってフライを送り込む。反応のあった辺りまで流れたフライに期待通り飛びついてきたが、またしても途中で外れてしまう。結局9尾ヒットして取り込めたのは2尾。厳しかったな〜。



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