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8尾ラインブレイク、1尾針折れ、4尾バラし、取り込み20尾(2011/11/19)本降りになり風も出てきたDエリア
11月19日、曇り空のためか明るくなるのが遅く、準備を始めたのが5時半。ベストを着込んで「さあ出掛けるぞ」と玄関の扉に手を掛けた瞬間イヤな雨音が聞こえた。降り始めるのは午後からのつもりでいたから少し驚くが[雨なら人出が少なく条件はいいかも]と少し期待しながらいつものDエリアに向かう。土手上に着くとさすがに釣り人の姿もなく[やった〜]と一人で喜ぶ。タックルを準備しながら水辺に行くと小雨の降る水面にポツポツ反応が見える。写真を撮ってみたがお小雨の中、水面の反応は見難いとなしいライズで波紋の広がりが弱くハッキリ写らない。雨雲が広がって薄暗いのも影響しているのだろう。それでも反応はいつもより頻繁に出るので、期待しならがフライボックスの中のオレンジをつまみ出して結ぶ。反応の前方にフライを落として待つと直ぐにヒット。しかし最初の一走りで外れてしまう。[エッ?浅かったの?]とフライを確認するとフックが折れている。フライボックスの中の以前に使ったのを結んだから、フックが錆びていてそこから折れた。一発目の失敗でガックリ来たが反応は続いているので焦りはない。新しいフライを結んでキャスト。直ぐに1尾目をゲット。釣り上げた状況のメモを書こうといつものメモ用紙のケースをを取り出て、用紙が無くなっていたのに気付く。何か紙はないかとあちこ誰も居ないと思ったら、釣り人が一人居た!ち探してやっと1枚の薄い紙を見つける。しかし、小雨のためにすぐにヨレヨレになってしまいそう。雨を避けながら前屈みになってメモを付ける。メモを書き終わって下流を見ると、誰も居ないと思ったが水辺にロッドが二本立っていて横に釣り人がいる。「好きだな〜」と自分のことは棚に上げて感心する。2尾目もすぐに釣れたが3尾目はブロックを擦ってブレイク。それから30分の間に1尾バラしながらも3尾釣り上げた。その頃から回遊が止まってしまうが、いつものパターンなのでここを諦め中流部へ移動する。切れ込み護岸の少し上流から水辺に降りて様子を見ると、直ぐに元気な反応が出た。すぐにヒットしたが、外れてしまう。1尾外してしまうと周辺のコイは驚いて消えてしまうので、反応はストップ。少しずつ下流この切れ込みから下流がメインポイントに移動しながら様子を見て2尾ヒット。1尾のラインブレイクを挟んで中流部終点までで4尾追加してトータル11尾。雨のため散歩する人が居なくて反応がいいが、メモ用紙が濡れて書けなくなってしまう。他に何か無いかと探し出したのは河原用の名刺。この裏に書こうとしたが、ボールペンの先が濡れて全然書けない。ライターで暖めてみたが一瞬だけで、データを書き終わることが出来ない。そこで考えたのはデジカメの動画モード。音も入るので音声で記録することにする。録画ボタンを押してデジカメに向かってしゃべる。周りには誰も居ないので気楽にしゃべりながら記録していく。中流部の終点から始めのポイントに戻って見たが、先程のような反応はなく、1尾追加できただけ。ここを切り上げて最上流部へ行くこと雨のために河原は無人も考えたが、釣り人は居ないようだから暫く行ってなかった京王線の鉄橋下に行ってみる。行く途中で浅場を回遊する姿が見えたので、前方にフライを落としてみたが完全に無視される。鉄橋の上流側から下流の様子を見ると、護岸前で元気な反応が出たがネットを出して掬う直前に外れてしまう。護岸から水面まで少し距離があり、護岸に座り込んでネットを差し出し、水面まで寄せて取り込む。下流の鉄橋の真下は電車が通る度に上空から水しぶきが落ちてくるが、その水しぶきの中で反応が出た。最初それが反応かどうか判らなかったが、波紋の広がり方が水しぶきと違っているのに気付きコイと判った。反応の上流からフライを送り込むと直ぐにヒット。しかし、川底に半分埋もれたブロックの頭を擦ってブレイク。 次は少し岸寄りでヒットしたが、これもブロックでブレイク。鉄橋の下流でやっと14尾目を釣り上げた。次は護岸に座り込んでの取り込みで、ネットを出して掬う直前に外れてしまう。横着をしないで降りれば良かったのにと悔しい。鉄橋から下流部は水深が浅く膝上位しかないが、意外に回遊が多い。そういえばここに通い始めた頃はこの浅い場所への回遊が多かったのを思い出した。釣り番組でここが紹介されてから釣り人が増え、その為に回遊が少なくなっていた感じ。雨で釣り人がないので、以前のようにコイが集まってきたのではないだろうか。しかし回遊も反応も頻繁にあるのに、フライへの反応がシビア―になってきた。フライの直前までは一気に進んでくるのに、後一久しぶりに鉄橋下から様子を見ると歩という所で止まってしまう。明らかにフライを偽物と認識している。そんな中でも素直に反応してくれるのもいて、3尾を連続ヒット。この頃からトータルで幾つ釣り上げたのか判らなくなる。いつもの様にメモ用紙に書いていればすぐに確認できるのだが、デジカメへの録音なので再生が面倒だし、音声が小さくて聞き取りにくい。ブレイクやバラシも録音した時点で忘れているから数がよく判らない。しかし連続でブレイクしたのは覚えているから「今日はブレイクが多いな〜」と言う事になる。たぶん17尾位釣り上げていると思った頃から反応が一段とシビア―になってくる。反応自体はいいがフライが口に入らない。フライに向かって突進してきたのに10cm手前位から潜ってしまったり向きを変える。またフライの直前まで立派な大口のコイ来てもあとひと息という所でターンの連続。しかも、やっと掛かっても最初の一走りでブロックを擦ってブレイク。だんだんイライラしてきて合わせが強くなり、合わせ切れまでしてしまう。2時を過ぎ[多分次が20尾目]と思った頃から連続で2回ブレイクし、その後は1尾を途中バラしてしまう。あれほど頻繁にあった反応もどんどん少なくなっていき、イライラが最高潮に達している。本降りになった雨の中、1時間粘ってやっと最後の20尾目を釣り上げて終了。最後は本当に厳しかった。結局ラインブレイク8回、針折れ1回、バラし4回で、20尾の釣果。



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