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二子でキャスト練習(2011/11/20)木村さんの指導でキャス練
11月20日、前日の厳しかったことは忘れ、総数20尾だけを頭に入れて二子に出漁。先週に続いて浅里さんがキャスト練習をしたいと言う事なので「二子で」と確認し、兵庫橋上流で待ち合わせ。兵庫橋に着いてみると木村さんが流れに立ち込んでいる。ロッドを準備しながら水辺に行くと、コイの反応にロッドが幾度も跳ね上がっているが空振り。反応は良さそうだった。リールをロッドに取り付けラインを引き出して気が付いた。前日余りのブレイクの多さに、手持ちのティ流れに立ち込んだ木村さんペットが無くなって、予備の1.2号を使ったが、交換直後にブレイクしたので[そうなったら]と1.2号のダブルティペットにしたこと。その2重のティペットを、帰宅後上州屋へ行って購入した1.5号に交換。その間木村さんは幾度もコイと遊んでいる。準備を終えて「反応はどう?」と聞くがちょっと渋いらしい。木村さんが[虎の門]前に居るので、上流の崩れ護岸前に入る。立ち込んで一息つくかないうちに木村さんのロッドが大きく曲がる。取り込みの様子を見ていると、コイの動きが一段落したのか、デジカメを取り出してロッドの曲がりを撮影している。「あ、あの画像がああやって撮っているのか」と納得。しかし、「よく撮影できるな〜。自分はあんな余裕はないな〜」と感心する。木村さんの取り込みを見て10分も経たない1.2号のダブルティペット時、下流側の水面に浸かっている倒竹の枝の向こうで波紋が広がった。進行方向から多分こちらに向かって来るだろうと推測して「ここかな?」と岸際にフライを落とす。僅かな沈黙の後、水面に頭が現れ、口が開くき、フライが口の中に消えたのを見定めてロッドを立てる。開始から20分程度の快調なスタート。前日の連続ブレイクやバラシがあるので慎重にやり取りをするが、なかなか素直に寄って来ない。寄って来たな、と思うと一気に走り出して遠ざかり、コイに翻弄されているところを木村さんが撮影してくれた。これをやっとネットインして陸に向かいかけた時、今度は木村さんのロッドが曲がっていて、ラインの先で水しぶきが上がる。コイをネットにぶら下げたままこれを眺め、取り込みの撮影をする。木村さんが余裕でロッドの曲がりを撮影取り込んでから二人で陸に上がり、コイを並べて記念撮影。「久しぶりですね、ダブルヒットは」などと話ながら「これは幾つ目?」と聞くと「2匹目」という返事。「それじゃさっきのが1尾目?」「そうです。11時来たんだけど、カメラマンが居てここに入れなかった」と言う事。木村さんは暫く[虎の門]前で粘っていたが、反応がないらしく下流に居る餌釣りの後ろを回り込んで、その下流の様子を眺めていた。しかし、そこも反応がなさそうなので本流へ移動して行った。浅里さんとは「昼頃に兵庫橋のところで」と言う事になっていたのが、まだ来ないので「今日来るの?」とメイルすると「今、出発します」と返事。[とりあえず1尾釣れているからのんびりここで待とう]と気分は落ち着いている。コイの回遊は崩れ護岸私の1尾目と木村さんの2尾目の一番奥に時々出るが、岸際ばかりでなかなか手前に廻って来ない。岸際に落として待っても、移動が遅く待ちきれないようにフライが動き出してしまう。その内反応がなくなってしまったので、下流の[虎の門]に行ってみる。一度奥で反応があったがフライには見向きもしない。その内に、入り口の倒竹の枝にフライを引っ掛けてしまう。フライを外しに行ったついでに、水面に垂れ下がっている倒竹の枝の向こう側を流した時、フライが見難くなるので枝を少し処理する。その後、下流側の倒竹の裏側の様子も見たが、反応ナシ。[やはりダメか]と最初の崩れ護岸の所に戻る。時折フライに反応はあるが、反応が弱くてフッキングしない。[喰いが浅いのかな〜]と考えながらキャストを続ける。1尾目から50分後、岸際久しぶりのダブルヒットに落として置いたフライが何の前触れもなく、小さな波紋と一緒に沈んだ。「?」と疑いながらも腕は勝手に動いていた。しかし、手元に重さを感じるがコイ特有の左右に走る動きがない。[カメにしては重いが?]と疑いながら少し引くと、だんだん動きが激しくなり一気に走りだした。しかし力はそれ程強くない。[フナかな?]とも考えたがフナにしては力強い。すぐにおとなしくなり、取り込んで見ると44cmしかなかったががコイだった。今まで周辺で反応はあったがヒットしなかったのはこいつかと納得。それから10分後、先の反応のポイントの少し下流側の岸際に向かって反応が出た。コイは下流から上流に向かって来たようなので、1m程離れた上流を狙ってキャスト。フライは岸際ギリギリに落ちてくれたので、そのまま待つと、木村さん風にロッドの曲がりを撮影一呼吸の間があってから、岸際のフライに向かって頭が浮く。口に入るところは見えないが位置関係から口に入ったと確信して合わせる。予想が的中してのヒットは本当に気分がいい。それを取り込んでいる時、携帯がメールの到着を教えて鳴った。しかし取り込み中なので見られない。やっとネットインしてから携帯を広げると「釣れてますね」と浅里さんからのメール。「何処?」と下流側を振り返ったが誰も居ない。すると「こっち」と上流側から声が掛かる。浅里さんが兵庫島の上で昼食を撮った後、二人でキャス練のために本流へ移動。二子橋下流の瀬を目指して移動しているとそこには木村さんがキャストしていた。浅里さんは瀬の先端で準備を始める。途中で木村さんに「キャス練なので、少し見黒い雲が上空に広がりてやってください」とお願いする。木村さんは1時間近く指導してくれてから帰宅。その後もキャス練を続けて4時過ぎに解散。最後のポイントは木村さんが様子を見ていた二子橋下流。流れに立ち込み40m以上流したところでヒット。なかなか寄って来ないので木村さん風にロッドの曲がっているところを撮影することが出来た。もう1尾を狙ってフライを流している時、上流から黒い雲が頭の上に迫ってきた。川崎側は真っ暗で、後で聞くとあちこちで雨が降ったらしい。二子では降られなかったがコイの反応もなく終了。なんとか4尾釣れたのは嬉しい。



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