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天気が良すぎたためか、釣れなかった(2011/11/26)やっと釣れた6尾目
11月26日、天気予報を見ると、風もなく良い予報なので、期待していつものDエリアに出掛けた。さすがに11月下旬、風が少し冷たい。いつも行く下流部のポイントを止めて前回良かった中流部の京王線の鉄橋下から始める。ちょうど朝日が二ヶ領堰堤から上ってくるところで、地平線に少し雲は見えるが上空には青空が広がっている。鉄橋の橋桁が映り込んでいる水面には微かに湯気が立ち上っていた。流れの透明度はかなり良くて、コイの動きが良く見えるはずなのに何処にも見えなきれいな朝日が二ヶ領堰堤の上に出るい。いつも居る餌釣りの姿もなく好反応が期待できたのにその反応が全く出ない。鉄橋下から下流に少し移動した時、後の鉄橋下で反応が出た。「わっ、居た!」と慌てて戻り、反応の前方にフライを落とす。頭はすぐに現れフライが口の中に消える。「やった!」と喜んで大きく合わせるとコイは一気に沖に走る。ラインを送り出しながら[何処で止まるかな?]と思った瞬間に軽くなってしまう。開始早々なのに外れてしまう。周辺では3尾の反応があったが外れた途端に全てが消えてしまい、暫く待ったが出て来ないので下流に移動。遅い流れと同じ速度で下りながら様子を見る。15分後やっと反応が出た。進路を読んでフライを落として待っているとすぐに水面に現れてヒット。釣り開始から22分後。前回、横着をして護沖目でも反応は出るが、狙うには問題がある岸の上から取り込もうとして外れたことがあるので、流れに降りて取り込む。これをリリースして下流に向かうとすぐに次の反応が出たこれも難なく取り込む事ができたが、ここからが苦戦の始まり。反応はポツポツ在るがフライの直前まで来て一度止まり、フライを暫く眺めて静かに去って行く。また、フライに向かっては来るが、フライの下をそのまま通過してから「餌じゃなかった
」と言わんばかりに向きを変えてしまう。そして、やっとフライに反応したのに今度はフッキングしない。完全に見切りモードのに嵌ってしまう。いつも反応のいい切れ込み護岸の所に来たが、反応はやはり見切りモード。岸辺のブロック帯の向こう側でも水面に反応が出るが、少し距離がある。フライは届くが、手前に遅い流れが在るのでドラ見慣れない水鳥[スズガモ]かな?ッグが掛かってしまう。出来るだけ近場の反応を探しながら下流に移動。しかしやっと出た反応は見切りばかりで、3尾目は2尾目から40分も経ってから。そんな流れの中に、見慣れない水鳥が二羽、中州側を優雅に進んでいる。カルガモやマガモと違って全体が黒っぽく、クチバシが少し明るい。遠くなので詳細な画像はえられなかったが、後で調べてみるとスズガモのようだ。それを眺めながら護岸帯を下流に下る。しかし反応がどんどん少なくなりロッドを持った手も下に垂れたままで動かない。間もなく中流部が終わる所まで来てやっと4尾目がヒット。3尾目から1時間掛かってしまう。中流部の終点付近には餌釣りが一人居たので、彼をパスしてその下流にも行ってみたが、反応がない。下流部のいつも最初に入る場水面は穏やかなのだが‥‥所の方を眺めると、既に餌釣りの竿が何本も立っている。下流部を諦め切れ込み護岸に戻り再び護岸沿いに下る。水面は穏やかで反応が出ればすぐに判るのだが、異常なし。何処に出るかキョロキョロしていると対岸に水しぶきが上がっているのを見つけた。「何?」とよく見ると、水柱が幾本も立ち、上流側には消防車が十数台河川敷に集まっている。多分放水訓練なのだろう。水柱には時折虹が架かっているのが見えた。その後も護岸沿いに下るが全然反応が出ない。半分諦めながら下流を眺めている時、護岸沿いに引き波が向かって来た。[これを仕留めないでどうするのだ]と自分に言い聞かせ、進路にフライを落として回遊を待つ。[ん?筋を変えたかな?]と思っている時水面に頭が現れフライが口の中に消えた。「やった!上流部の流れ込み下から」と合わせるとずしりとコイの重さを感じる。ブロックの中に潜られないようにロッドを立てて誘導しながら、足早にコイのところに移動する。引きは重量感があり大物の手応え。ブロックに尾鰭が見えた瞬間、底に潜って行きあっさりブレイク。釣れない時のブレイクはつらい。反応もなくなってしまったので前回反応の良かった上流部へ移動する。左岸からの流れが護岸帯にぶつかり、少し落ち着いた流れになるところから始める。反応はあるがヒットしない。斜め護岸の水際を下りながら岸際の様子を見る。しかし、反応のあったのは始めに入ったところだけでもっと沢山反応すると期待していたのに、裏切られてしまう。しかもサーチのパンは、下流に居る水鳥にことごとく食べられてしまい、その下流へは流れていかない。水鳥がパンを食べてしまい水鳥までの距離は約30m。それでもじっくり様子を見ながら下って行くと、水鳥の間でコイの反応が出る。その反応に今度は水鳥が反応する。どうもコイと水鳥でパンの奪い合いをやっている感じ。そんな水鳥の間にフライを送り込んでみるが、いつ水鳥がフライに喰い付くか気が気でない。そんな心配をしながら下流に移動すると、水鳥も一定の距離をあけたまま移動する。その時上空にトビが一羽旋回しながら飛んできた。すると水鳥たちは一斉に飛び立ち、対岸に避難。鳥が居なくなった水面にフライを送り込みやっと5尾目。4尾目から実に2時間以上が経過していた。斜め護岸帯の中流部以降は、左岸からの流れがもう一度右岸に向かうためか、右岸側は巻き返し状態になっていて流れがほとんど無い。下流を諦め再び上カワウとサギの集団が流から様子を見る。始めに反応のあった所で再び反応があり6尾目を釣り上げることができた。しかしフライに反応してくれたのはこの1尾だけ。そのまま下流に下りながら様子を見る。水鳥の姿は無くなっていたが、反応も出ない。巻き返し帯近くまで行ってやっと7尾目を釣る事ができたが、反応が出ないので、後斜め護岸帯を諦め中流部へ戻る。穏やかな水面だったが反応も見つからない。中州にはサギとカワウ、そしてアオサギが集まって日向ぼっこ。それを見ながら1時間様子を見たが反応が出ないので終了にする。それにしても厳しかったな〜。



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