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DエリアからCエリアまで行ったが1尾の貧果(2011/12/4)大丸用水堰からの激しい流れ
12月4日、前日、早朝出漁するため夜明けを待っていると雨音が聞こえてきた。[どの位降るのかな?]とネットで天気予報を確認すると、昼過ぎまでしっかり降るとの予報。気温も下がっているので出漁を見合わせる。予定が狂ってしまい一日中グタグタと過ごしてしまう。翌日は早朝出漁をする気力がなく、いつもよりは早く出掛けるので精一杯。今の二子は厳しいので、前日分を取り戻すためDエリアに行く。出掛ける時、風はそれ程吹いていなかったが、途中から向かい風が強く全面に波立ち濁りも少しあるなる。ポイントに着いてみると、水面は一面に波立ち穏やかな水面は見当たらない。出掛ける前に前日の水位の変化を見たら、早朝から午前中に掛けて水位が1m近く上がっていたので、濁りが残っていないか心配だったが、予想通り少し濁っているし、コイが水面に反応するには少し波が高い。[やばいな〜]と思いながらも中流部の切れ込み護岸から始める。切れ込み護岸の前はブロックが水面に頭を出していて、そのブロックの間だけは、他より僅かに波が弱い。そのブロックの間に下流から回遊して来たコイが数尾見えた。濁りがある時に反応のいいオレンジを結んで、コイの前方にキャスト。しかし、フライの直前で潜ってしまう。3回連続で見切られたのでオレンジを白に交換。しかしブロックの中の反応は消えていた。少し幾つもの渡り鳥が集まっていた下流で反応が出たので数メートル移動してキャストすると直ぐにヒット。ブロック帯なので潜られないようにロッドを高く差し上げて誘導するが、大型だったのか引きが強くブロックの中に潜り込まれてブレイク。次は直ぐにヒットし、これは小型だったので潜られることもなくネットイン。反応は暫く途絶えたが、少し下流の護岸ギリギリに反応が現れた。キャスト後直ぐにヒットし、潜られないようにロッドを高く差し上げてコイの横まで移動したが、やはりブロックに潜られてブレイクしてしまう。その後、ブロック帯での反応は全く現れず時間ばかりが過ぎていく。中流部の終点まで行った後、京王線の鉄橋下まで行ってみたがやはり反応が出ない。最初のポイントまで戻って見ると切れ込みブロックの所に水鳥が集まっていたいつもより流れが速いが、反応が復活しないので最上流部へ移動。しかし期待した最上流部は流れが速く反応もない。流れを見ながら下流に下り[この辺りからいい感じ]という所まで来るがやはり反応は出ない。いつもはほとんど流れていない岸辺に、いい感じの流れが在り、水鳥を避けながらフライを送り込んでみるが何もでない。時間は既に1時を過ぎているので[これから浅川へ行くと時間がなくなるだけだからCエリアに行くか]と言う事で移動。南武線の鉄橋をくぐりポイントに着いてみると、処理場からの排水前には釣り人が2人見える。鉄橋の上流にもルアーマンが1人。ルアーマンの下流から流れに入り、鉄橋下に向かってフライを流してみたが、全く反応が出ない。前回良かった鉄橋の下流の様子を見ようと覗き込んで見ると、釣り鉄橋前は反応ナシ人らしいのが見える。よく見るとロッドが2本立っている。ここの釣り人は帰るのが早いからもう少し経ってから行ってみることにして、上流の排水前に行く。釣り人の1人は排水の下流に立ち込み、排水に向かってフライをキャストしている。もう一人は排水の所から目の前を狙っている。様子を見る事も出来ないので排水前を通過して大丸用水堰の様子を見に行く。堰の魚道は一面に水しぶきが上がっている(写真上)。岸辺の流れも速くてコイの反応は全く無い。下流に戻ろうとした時、排水前に居た釣り人が下流に移動して行ったので、排水前に行ってみる。いつもなら、排水前は2本の排水の流れが在り、その間の緩い流れにコイの姿が見えるのだが、流れが速いためか2本の排水の間に緩い流れはない。[何処かに居るは排水前に微かな黒い影ずだ]と探すと、排水の下流側の護岸際に黒い影が見えた。「ここに居るのか」とフライを簿岸前に落としてみたが、下流のフライマンに睨みつけられてしまう。どうもその周辺を狙っているらしいのですぐに切り上げて、横を通過して下流の水辺に降りる。浅い流れの様子を見ながらもう一人のルアーマンの上まで下る。それ以上は下れない所で止まって流れの様子を見ていると、ルアーマンが何かヒットした。釣り上げた魚の様子を見るとそれはナマズのようだった。それを眺めながら後を廻って鉄橋前に行き、鉄橋の向こう側を眺めると、そこに居た釣り人が斜面を登っていくのが見えた。「帰るのかな?」と眺めているとそのまま土手の上に消えた。「やった〜」と喜んで鉄橋下をくぐり下流へ。橋桁横から様子を見ていると、ラインが大きくカーブしていて目の前の護岸際で反応が出た。しかしフライを落とすタイミングが少し遅く、コイはサーチと一緒に下流に行ってしまう。それを追い掛けながら移動すると、緩い流れの中でフライに反応した。しかし、流したラインが大きくカーブしていて、合わせがフライまで届かずフッキングしなかった。それっきり反応は消えてしまったのでポイントを諦め、反応のあった橋桁横に戻る。護岸が水中に消える辺りには小さな巻き返しがあり、そこに反応が出る。しかし反応しているコイは口が痛んでいるらしくフライをなかなか吸い込んでくれない。幾度も反応するのに合わせは全て空振り。その内反応が消えてしまう。上流に向かいながら「あのフライマンは帰ったかな?」と排水前に行ってみると、今度は排水の上流側から排水に向かって1尾の貧果に終わってしまいキャストしていた。それならば大丈夫だろうと、排水の下流側の様子を見る。護岸のブロックの間に小さな切れ目があり、そこに時折頭が現れる。それを期待してフライを落とすが微妙な流れでフライが安定して隙間に留まらない。やっと口を上に向けたコイが反応してくれたがドラッグが掛かっていて口には入らない。直ぐ下流のブロックの影から跳びついてきたのがいたが、掛かりが浅く途中で外れてしまう。開始早々に掛けた1尾だけで後は反応も少なく、貧果に終わってしまう。増水の直後は水面への反応が少ない事を再確認した。



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