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ネットを交換して、最初の獲物は76cm(2012/2/12)取り替えたネットの初物は76cmの良型
2月12日、前日、帰宅後破れたネットを取り替えた。交換用のネットはブローディンの[Steelhead]用でネットショップにブランクのロッドを注文した時に追加で
幾つも買っておいたから予備がまだ残っている。破れたネットをフレームから外し新しいネットを結び付けていくだけ。前回いつ破れたのかハッキリ覚えていないが、多分4年前の4月だと思う。小さな穴に気付くとその都度補修していたが、今回それを怠ったので交換する羽目になってしまった。夜中まで掛かったがネットが補修できて一安心。以前はここを流れていたが
この日はどこに行くかまた悩んだが、先週の大物に再び出会えるかもしれないと思い[E]エリアに向かったが、堰の下流に行く前に上流の流れ込みの様子を見に行く。多摩水道橋を左折して河川敷に降り、橋の下をくぐって上流へ。以前と流れの様子が変わっているので、どこを通れば流れに出るのかよく判らない。とりあえず流れに向かう細い道を見つけたのでそちらに行ってみると、道は水辺の崖で終わり、足元には以前の流れがワンドになって広がっている。遠くに見える本流は手前のワンドと水の色が違い濁り気味。と言うより、手前のワンドの透明度がいいのだろう。水面は少し波立っているのを確認していると、そのワンドに浮いて移動しているコイの姿が幾つも見えた。上流を見ると足元に幾つも回遊が見えた砂地の河原が広がっていて、そこに降りればキャスト出来そうだった。あまり端に近付くとコイを脅しそうなので少し離れて様子を撮影。岸辺の枯草の中を歩いて降り口を捜すと、細い踏み分け道にぶつかった。それを辿っていくと、崖を下る急な斜面に出る。[こんな所を下るの?]と気にしながら慎重に下って河原に出る。崖の高さは3m程あり、上流からの細い流れが崖下に注いでいる。その浅場にコイが1尾、餌を探して回遊している。急いでラインを引き出しそれに向かってキャストしてみるが無視。そのコイを追い掛けながら河原を進むと、崖上から見えたポイントが目の前に広がる。上流からの風で波立っていて少し見難かったが、水面に浮いているコイが幾つも見える。ちょうど崖下に下流から回遊して来た砂地の先で水面に反応大型が2尾浮いていたので、それに向かってキャストしたが、風でフライが安定せず口を開けたがヒットせず、コイは静かに下流に移動してしまう。他のコイが何処に居るのか探していると、水際のすぐ先で水面に浮いているのを見つけた。水辺から少し離れてコイの前方にフライを落とすと、そのまま移動してフライに向かって口を開ける。初めに見えたのより小さいようなので、すぐに寄せられると思っていたが意外に重くてなかなか寄って来ない。その間も目の前では他のコイが水面に反応しているので、これを早く取り込みたかったが時間が掛かる。やっと寄せて取り込んで見ると76cmのいいサイズ。重さを量ると6.6kgと重量感たっぷり。取り替える前のネットなら、頭がネットの穴に来ないように注意しながら取り込まないと本流はどこもコイの居そうな雰囲気がないいけなかったが、新しいネットだから安心して掬う。記録撮影後にリリースして流れを見ると、あれほど反応していたコイの姿はどこにも見えない。風は上流から吹いているので、目の前のサーチは下流に流れて行く。期待してその先を眺めていたが全く反応が出ない。横の細い流れを渡って本流の横に移動してサーチして見たが、やはり反応は出ない。このワンドは下流に広いから、岸辺から見えたコイ達は下流に行ってしまったのだろう。反応が期待出来ないので、堰の下に移動しようと思ったが、そこより上流の様子を見ていなかったので、そちらの様子を見に行く。水辺に着いて見ると岸辺は浅く、コイの集まりそうな雰囲気の場所がない。上流にも同じ岸辺が繋がっているようなので、ここを切り上げて下流に移動する。前回堰からの流れ出しが治まる辺りと同じ場所にバイクを停めて流れの様子を見る。堰からの流れが落ち着き始める辺りは人影もなくいい感じだったが、肝心のコイの反応が出ない。前回良かった下水の流れ込みを期待して移動していると、流れ込みのすぐ上流に餌釣りが一人居る。「あ〜、ダメか」とガッカリしながら釣り人の後を回り込んで下流へ。下水出口までは少し距離があったので、そこから出口前に向かって流してみる。反応はすぐに出て何とか2尾目をゲット。しかしその1尾で反応はストップ。前回より風が少し強く、下流に見える波の無い水面の範囲が狭い。「今日は厳しいかな?」と思いながら下流に向かう。下水出口の下流は暫く浅瀬が続き、岸近くにはコイの回遊が見られないので、そこエリアを足早に移動して、下流の少し深い所に行く。時岸辺からフライに飛びついてきた折風が弱くなると波の無い水面が広がり、コイの反応が活発になる。「出た」と喜んでそれに向かってフライを送り込んでいる内に風が強くなり、水面のフライも反応も見えなくなってしまう。そんな事を繰り返している時、岸辺の石の横で反応が出た。フライとは2m近く離れていたが、次の瞬間に水面に頭を出しながらフライに飛びついてきた。水辺へ降りられる石を捜しながら移動してやっと3尾目。記録撮影の場所も探すのが大変。岸辺の石組の横まで草が生い茂り、平らな場所が見つからない。仕方なく岸辺の石の中の上の平らなのを探して記録撮影。いつコイが暴れて流れに戻ってしまうか心配しながら撮影。何とかこれをリリースして同じ様に岸際を探りながら下流へ移動。コイの反応は時々出るが、コイまでの距離が下水出口で2尾追加縮まらない。同じコイが下流に移動しているのか、見えたコイは潜ってしまい、別のコイが下流で出てくるのか変わらないが、そんな追いかけっこを繰り返しながら、石組みの終点に来てしまう。石組みより下流は岸辺が斜面になっていて、上端は石組みなのか垂直の感じなので、ヒットしても撮影するところがない。しかも岸辺まで波があるので下流を諦め下水の出口に戻って見る。出口前では数少ないが反応があり、それに向かってキャストして何とか2尾追加。結局最初の76cmが最大で前回の大物には出会えなかった。やはりどこも厳しいです。



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