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コイは沢山居るのに浮いて来ない。それじゃ沈めてみるか。(2012/3/3)こんなインディケータで
3月3日、曇り空の下、浅川へ行きました。出掛けるのが遅くなったので平山橋へ直行。橋の上流側から流れに入り、橋の上の様子を見たけれど水量が少し多くて何も反応しない。橋の下は少し深そうなので少し上流から左岸に渡り橋の下へ。東豊田用水からのオーバーフローの下流側の様子を見ようと流れ込みを覗き込むと、流れ出しの上流側の巻き返しにコイの頭が浮いている。[静かに歩いていて良かったな〜]と感心しながら急いでリールからラインを引き出す。コイは巻き返しの思いがけないところで水面に頭が出た中をジグザグに移動しながら水面に頭を出している。立ち位置のままフライをコイの横に落として反応を待ったが、手前の巻き返しのためにフライはコイから離れて行く。[ここからじゃダメだなんだ]と流れに降りて流れから送り込む。手前に見えた頭とは別に、流れ出しのすぐ横にも頭が出た。どちらを狙うか迷ったが、とりあえずフライに近い手前に絞り込む。ゆっくり流れ込みに入って行くフライを行き過ぎないように操作しながら移動を待っていたがコイは下流に行ってしまう。ピックアップしてもう一度流れに載せて流れ込みの横に送り込む。先に見えていたコイの横に辿り着いたが、一瞬フライが見えなくなってしまう。[ン?、どこだ?]と探すが見つからない。とりあえずピックアップしてとロッドを立てた太目の62cm時、ロッドが曲がりヒット。フライを咥えて潜ったようだ。喰い付く瞬間を確認できなかったが、とにかく1尾目をヒット。河川工事が始まってからこのポイントでの最初の獲物。慎重に取り込んでみると62cmの太目。取り込む時にもう1尾の姿が見えていたので、次を期待したが、リリースした後には消えていた。反応がなくなったのですぐ横の水門前に行く。橋の下から流れを見ると、オーバーフローの流れ出しの対岸に波紋が広がっている。上流から対岸ギリギリにフライを送り込むが、オーバーフローに向かう流れのために波紋のところに流れて行かない。そこで波紋にダイレクトに落とす。すると直ぐにヒット下が、上流に誘導しながら取り込み体勢に入ったところで外れてしまう。下流の反応は少なくなったが少し残っていつも必ず1尾は釣れるところいる。そこに向かってフライを落とすと今度も直ぐにヒット。コンクリートの護岸にひざまずいて取り込むと、今度は70cmの太目。しかしそれでこのポイントのコイの姿は全て消えてしまう。周辺を探すがコイの姿はどこにも見えない。[途中の何処かに居るはず]と少し低くなった護岸の横を歩きながら流れにコイを探すと、少し上流に浮いているのを見つけた。サーチして見ると元気に反応する。ラインを引き出しキャスト体勢に入った瞬間に、水面が揺れてコイは消えてしまった。ロッドの動きを察知したのだろうか。本命はその上流だからタイミングを逃したことも気にならず、そちらに向かう。流れから離れてポイント横に行くが水面にコイの姿は全く見えない。しかし居る場所は分かっている。斜面を下り流れに入り、いちばんのお気に入り。奥にはアカミミガメが浮いてきた。狙いのポイントの様子を見る。出た出た。頭が2つ水面に現れた。その頭の前方を狙って落としたフライが、風で流されコイの向こう側に落ちてしまう。頭の上にティペットが落ちてきたのに驚いてコイは水しぶきを上げて潜ってしまい、それっきり出て来ない。底近くにコイが居るのは分かっているから[その内浮いてくるだろう]と辛抱強く待ったが出て来ない。ポイントの奥では陽気に誘われたのか小型のアカミミガメは水面に出てきた。しかしコイは出て来ない。ここで反応がないと行き場所がないので、いつもと違うことを試してみる。トラキンの後作った新しいインディケーターを[いつかテストをしよう]と思っていたので、これを試す。しかしフライは全て浮くタイプ。とりあえずティペットにガン玉を取り付けて狙い通りのポイントで沈める。水深は1.5m程あるからタナを1mに決めてキャスト。フライが沈みきって暫く経った時インディケーターに反応が出て3尾目がヒット。それから入れ食い状態になる。キャスト後2〜5分でヒット。驚きというか信じられないというか、2時間半で20尾ヒット。途中で1度ブロックを擦ってブレイクして19尾をゲットし合計21尾。22尾目をブレイクしたところで[ここはもういいか]と切り上げて平山橋下流の様子を見に行く。最初に釣り上げた場所では反応ナシ。流れ出しの下流側に行ってみるが、巻き返しに反応は無い。巻き返しのすぐ下流には[旭が丘排水出口]前には小さく浅いなワンドが在り、水面が揺れて尾鰭が出た。[なんだ、テーリングか]とガッカリしながらも、水面に反応するかもしれないと尾鰭のブロックのすぐ横に頭が見えた横にフライを落としてみる。[やはりダメか]とよそ見をしている時水しぶきが上がった。慌ててロッドを立てるとコイは下流に向かって走るが、すぐに軽くなってしまう。気を取り直して流れの方を探すと頭が見えた。上流に向かっているようなので前方に落として暫く待つとすぐに現れてヒットで22尾目。下流側の様子を見に行こうとした時、[旭が丘排水出口]に設置されているブロックのすぐ横に頭が見えた。頭の後にフライを落として口の前まで引いてきて喰い付かせ23尾目。しかしそれでここでの反応は完全に消えてしまう。しかし時間は日没まで少しある。平山橋を切り上げ下流に移動し、河川工事の終わるところのブロック帯の様子を見に行く。狙いは下流のブロック帯の裏側だったが、その手前の護岸前に回遊が反応はあったが取り込めずありフライに反応が出た。しかし喰いが浅くなかなかフライを吸い込んでくれない。3尾がフライに向かって来てくれたが、1尾も取り込む事ができない。そのまま下流のブロック帯へ。ブロックの裏側は以前より流れが速く、コイの反応するポイントがなかなか掴めなかった。それでもいくつか現れる反応に流れの筋も分かってきたが、回遊が少なくなり結局日没まで粘ってみたが追加できなかった。この時期で23尾は大漁なのだが水面では4尾しか釣れなかったのがちょっと悔しい。それにしてもこの時期のコイは産卵に向けて太目が多くなっていた。




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