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マルタは何処に居るの(2012/3/20)釣り人は居るが釣れている様子がない
3月20日、マルタの姿を見たくて、濁りは取れているだろうと期待して二子へ。いつもの兵庫橋に着いてヘルメットを脱いだところで本流の様子を見ると、少しだけ見える流れは白っぽい濁りがある。「ダメだ、まだ濁ってる」と言う事でヘルメットをかぶり直して移動。移動先は東名上のマルタポイント。二子橋を渡り多摩沿線道路を上流に向かい平瀬川の合流を過ぎた時、流れに立ち込んでいる釣り人が2人見えた。[誰だろう、あそこに入るのはいないなさん位しか居ないなのだこのポイントは、去年は良かったのだがが‥]などと考えながら走り、東名の下を通過。少し走って多摩川KYUSの入り口から河川敷に出る。目の前の流れには濁りが無く[やはり濁りの元は東名下の工事か]と納得し、目の前のマルタポイントを眺める。シーズンがスタートしたから釣り人が沢山居るはずと思っていたが、人影が全く見えない。僅かにフライマンが1人、対岸をゆっくり歩いている。フライマンは左岸の瀬の始まるところから流れに入り、それらしいところでロッドを振っているがすぐに移動。右岸近くまで来て瀬の下流を左岸に戻って行った。[流れが変わって、今年の東名上は期待できないかもしれない]と言う噂を聞いていたから、ここには来ないかもしれない。[今年は何処に着くのだろう]と上流の二ヶ領宿河原堰の方を見ると、中州の周辺に両岸に釣り人の姿が多い人影がいくつも見える。[あそこだけなのか?]と考えながら再び多摩沿線道路に戻り上流へ。いつもの堰の下に着くと下流の右岸にルアーマンが2人。そして遠くに見える中州の回りには幾人もの釣り人の姿がある。とりあえず右岸の石組みの上を下流に向かうが、2人目のルアーマンがいつもの下水出口のすぐ上流にいて、下水前の様子が見られない。そして、下水出口にも餌釣りが1人。対岸の中州を見ると、フライロッドを持った釣り人が4人。そして、土曜日にマルタの産卵行動のあった所にルアーマンが立ち込んでいる。[あそこに立ったらマルタは来ないのに‥]と呟きながら、中州の上流側を見るとあちこちにフライマンやルアーマンが居る。しかし誰も真剣にキャストしている感じがない。[ここも今日は居ないのか。狙ったポイントで何とか1尾目それとも人が多いからマルタが近寄らないのかな?]と考えながら、とりあえず水温を計ってみると12度。過去にマルタが釣れていた頃の水温を確認すると13度から20度だから、水温の低い今年は少し遅れているのかもしれない。マルタが釣れていたら対岸に回り込んで様子を見ようと思ったが、釣気配がないのでそのまま下流に下りコイの様子を見る。石組み前の流れが落ち着く辺りにフライマンが1人。「こんにちは。コイですか?マルタですか?」と聞くと「コイに遊ばれています」との返事。彼の後を通過して岸際に集まって居る水鳥の横から1尾釣り上げてた。この獲物が通算で13,970番目の獲物で14,000尾まで残り30尾になった。しかし、そこから下流を期待していたら、石組み護岸の上を下流から人が歩いてきた。姿は在ったが釣果無し[あ〜、そこを歩いたら‥]とガッカリ。集まっていた水鳥は対岸に飛んで行き、コイの反応も消える。[石組みの最下流部付近まで行けば途中で少しは反応が出るかもしれない]と思ったが、そこにはルアーマンが2人ロッドを振っていた。[ここはダメだ]と諦め遊歩道にあがり上流へ戻る。途中、下水の排水路に来た時、餌釣りが居なくなっているのに気付き[ひょっとして居るかも]と出口横に降りて見る。下水の合流を覗き込むと石組みの間に黒い影が見えた。[居た!]と喜んでフライを落としてみるが水面には出て来ない。[それじゃ]とインディケーターを付けて沈めてみるが反応が無い。暫く粘ってみたがやはり反応しない。対岸に居た釣り人もその位置が変わっていて、マルタを探してうろついている感じなので、水面に浮いて漂うコイ達ここを諦めて多摩水道橋上のポイントに移動し、いつもの所にバイクを停めて流れを見ると、水面に幾つも浮いているのが見える。しかし、動きが少なくちょっと期待できない感じ。河原に降りて湧水の流れの産卵ポイントに来ると、親子連れが石を投げ込んでいる。[あ〜、ダメだ]と諦めて下流へ。下の細流にもコイの姿は無く、ワンドへの流れ込みに。水面には幾つもコイの姿が見えたがサーチには全く反応しない。砂地の先端まで行って右岸沿いに反応するコイを探すが、前回とは逆の風で、サーチが下流に流れて行かない。やっと水面に反応するのが見つかったので急いでキャストしたが、逆風で届かない。近くに回遊するのを待ったが、途中で消えてしまう。やっと右岸沿いに回遊してくるのが見えたので前方に天気がいいと釣り人の列ができるフライを落として待とうとしたが、ラインが水面に落ちた瞬間にUターンしてしまう。コイまでの距離は5m位はあったのに。[ここに入って来ないのなら下流の護岸沿いはどうかな?]と思ったが、そこにはルアーマンや餌釣りが並んでいる。[雨が降っていると人影は全く無かったのに]と次回の雨の日を期待して、目の前の回遊を捜すが来ない。こうなったら何処に行けばいいのかと悩み[あの親子連れは帰ったかな?]と上流を見ると人影はない。[それじゃ行ってみよう]と産卵ポイントへ。しかし水面に小さな波が立ち水中が見えない。上流側の砂利の小さな陸に回り込んでみるが水面に変化は出ない。[居ないのかな〜]と思っている時、下流の流れ出し近くの水面にコイの動く波紋が出た。[居る〜]と喜んでいつもと反対終了直前に2尾目側から下流の様子を見る。しかし何も出ない。暫く探していると、上流の突き当たりで水面が揺れた。[あそこか]とその揺れた水面に向かってキャスト。しかし変化無し。その内手前の岸沿いに一回だけ頭が現れた。しかしフライへの反応はない。今度は対岸前の浅場で水面が揺れ、頭が一度現れたように見えたので、その手前にフライを落とす。数秒後に頭が現れやっと2尾目。夕陽が対岸のビルに隠れはじめたところで終了する。14,000尾の大台まで残り29尾なので早く大台に乗せたいが、マルタも釣りたい。暫くポイント選びに悩みそうだ。



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