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いつになったら工事は終わるのだろう(2012/4/21)床固下は浅い流れで深みがない
4月21日、最近マルタに固執して二子でのコイの釣果が今一伸びていないので、数を稼ぎに浅川へ。工事の終了後の様子も見たかったので平山橋へ行く。平山橋の手前まで来ると道路沿いにオレンジのネットが張られていて河原には重機が幾つも並んでいる。それを横目に見ながら平山橋の上流から河原に降りる。橋桁の下に群れがいたのを前回確認していたので、その様子を見る。元気な反応が出たのでそれに向かってフライを送り込むとすぐに反応した。しかしフライの所まで浅いポイントにいたが見切ってしまう来て水しぶきを上げて見切ってしまう。浅いのでコイの動きは引き波で判るから、その移動先に落として待つ。しかしまたしても見切りそのまま流れに消えてしまう。反応のでない流れを後にして下流の床固に移動。右岸にはコンクリートの護岸が作られその上で重機と作業員が動き回っている。魚道の重機用の砂利道はなくなっていたが魚道下はそのまま砂利が残り、浅いまま。その横には河床を固めたブロック帯が並び一段と低くなっているところに水が溜まっている。前回は全く回遊が見られなかったので余り期待しないで近付いていくと微かにコイの動きが見える。[今日は入っているかな?]と注意深く覗き込むとブロック横に幾つも黒い影が見える。流れはほとんど無く、魚道横からの水も少し沖に行ったところで止まっている。突起に絡んでブレイクの連続下流からの風で僅かに動いている流れに載せてフライを送り込む。反応はすぐに出て2尾を連続でヒット。しかし3尾目は40cm近く盛り上がっているブロックの向こう側を走り回られてブレイク。上流側からの反応が無くなったので横の浅場を通って下流側へ移動。上流側からは見えなかった下流側のブロック前に集まっていて、それを狙って1尾追加。そして上流側を移動しているのを見つけてこれをヒットしたがまたしてもブロックの突起に絡んでブレイク。キョロキョロ反応を探しながらやっと4尾目をゲット。そしてその次をまたしてもブレイクで取り逃がしてしまう。ブロックの突起さえなかったら難なく取り込めるのにと思うと悔しい。結局7尾掛けて4尾しか取り込めなかった。反応が完全にストップしたので、下流側からのキャストで下流の様子を見に行く。流れは全体に浅く深みが見つからない。僅かに深そうなところを見つけて様子を見るが反応が無い。下流を眺めると浅い流れが続き、その先に緩い流れが見えるが、距離があるので次回に様子を見る事にして床固上に戻る。床固と平山橋下の間は全体に浅くて流れが速くコイの落ち着けそうなところが見当たらない。唯一可能性のある[旭が丘排水出口]の小さな巻き返しに行く。下流からの風で角に泡が集まっていて、その中にコイの口が浮いているのが見えた。しかし泡の上に落としてもコイはフライを見つけてくれないし、泡の横から送り込んでも泡の中に入るとフライの位置さえ判らなくなってしまう。それらしい反応に合わせたが、水面のゴミを引っ掛けてしまい、コイは水しぶきを立てて移動してし浅くて速い流れが続きまう。次は[東豊田用水]の水門前。頭上の平山橋にロッドをぶつけないように注意しながらキャスト。問題なく喰い付かせることができていつもの様に橋の下で記録撮影。本流にリリースして戻ると、流れにコイの姿は全く見えない。いつものパターンだ。[気にしない。どうせあそこに集まっているから]と気楽に本命ポイントに移動。静かに少し高くなった岸辺に登り流れを見ると、数尾の姿が手前の浅い流れに見える。しかし流れに降りないとキャスト出来ないので、コイを無視して流れに降りる。対岸際のポイントを眺めていると、対岸に動く生き物の姿が見えた。[ネコかな?]と思いながら眺めるとネコよりもふさふさした薄茶色の毛の生えた生き物。[何だ?あれは]と思っているとそれが振り返る。その顔を見泡の中で頭が出るがて[タヌキだ!]と驚き、すぐにベストのポケットのデジカメを探る。その間にタヌキは驚いた様子もなくゆっくり斜面を登っていく。デジカメを取り出すのにちょっと手間取り、そのパワースイッチを押したのは、タヌキは斜面上の茂みの中に消えるところだった。タヌキの通ったところをよく見ると、周りに比べて草がなく道の様になっている。平山橋周辺で足跡を何回も確認しているので、タヌキの姿も納得できた。タヌキの写真を撮り損ねたことは悔しかったが、すぐに頭を切り換えてポイントの様子を見る。しかし水面への反応が出ない。[やはり水温が低いからかな?]と考えながらインディケーターを取り付け、フライを沈むタイプに取り替え終わった瞬間に、水面に反応が出た。[居た〜]と喜んで結んだばかりのフライを切り対岸にタヌキが居た、いつもの浮くタイプに交換してキャスト。しかし反応は既に消えていて沈黙。結局フライをまた交換して流れに沈める。しかし反応が出ない。[おかしいな〜。絶対いる筈なんだが]と様子を見続けていると、やっとインディケーターに反応が出た。ひとしきり走り回ってから動きが落ち着いたのでブロックの上を誘導して手前に引き出す。しかし一気に走られてブレイク。次のヒットはブロック帯の中を下流に走られ、ブロックを擦ってブレイク。その次は目の前のブロックの向こう側に潜られてブレイク。ティペットを交換しようとしたら、一回分の長さしか残っていなかった。[次に切られたらどうしよう]と考えながら交換。その2尾は取り込めたがその次であっさりブレイクしてしまう。予備は1.2号でブロック40cmの大型のフナさえなければ何とかなるがここでは難しい。悩んだあげく、1.2号を2本まとめて取り付ける。その後は問題なく取り込めたが、反応が意外に鈍くなる。ポイントを微妙に変えながら何とか数を伸ばしていく。その内、合わせの後の動きはあるがやたらに軽いのが掛かった。[カメかな?]と思いながら寄せると40cmのフナだった。その後で15尾目を釣り上げたところから反応が無くなりここを諦める。もう一度床固下の浅い溜まり行き2尾ヒットしたがどちらも途中で外れてしまう。結局前回のような大釣りはできなかったが何とか15尾で終了。厳しかったな〜。



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