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新しいポイントが砂利で埋まってしまい(2012/5/12)一度の増水で一変したポイント
5月12日、前週の豪雨の水位が大体治まっているようなので期待して浅川へ行きました。ポイントはいつもの平山橋周辺。途中でチラッと見える流れに[少し濁りがあるかな?]時にしながらポイントに到着。予想通り流れは少し濁りがある。[雨の影響が残っているのかな?]と思いながらタックルを準備しながら流れに降りる。平山橋上流から流れを見ると、流れの中央の橋桁の右側にあった、ほとんど水の流れていない砂利の河床に水がしっかり流れている。しかし流れは浅くコイここも様子が変わっているの姿は見えない。左岸側の流れは回遊しているはずなのだが水位が少し高く速い流れでコイの落ち着くような緩い流れがない。しかも濁りのため川底が見えないので左岸に渡ることもできない。とりあえず右側の浅い流れを下って床固下の様子を見に行く。浅いが河床が新しいためか、ずぶずぶと沈む込む不安定な砂利を慎重に踏みしめて床固上に辿り着く。床固上から下流を眺めると水量が多くブロック帯全体に流れがある。その先のプールを確認しようとしたが前回まで広がっていたお気に入りのプールが見えない。[エッ?どうなってるの]とプールのあったところを探すと、砂利の小山があり手前と先にブロックの列がつながっていて[あっ、あそこだ]とそれらしい場所は判った。しかしプールそのものが存在しない。深さあのプールはもう戻って来ないは1m以上あったのが砂利できれいに埋まっている。[どこから来た砂利だろう]と考えていて気付いたのは、床固のすぐ上流に広がっていた重機で掘り返された川底の砂利のようだ。今回の豪雨がなければもう少し楽しめたはずなのにと思うと悔しい。その下流も工事で掘り返されて様子が変わってしまった流れも、この雨で砂利が落ち着き安定した流れになっているだろうからいつか回ってみよう。そんな事を考えながら。今回は下流へは行かず上の[東豊田用水]の水路に向かう。平山橋下から水路を眺めようと下が、いつも覗いている場所が低く流れが見えない。注意して周辺の様子を見ると、以前あった砂地の岸辺も水に流されていて50cm程低くなっている。[だから流れが見えないのか]と納得。流れには幾つもコイの何故かやたらに見切る姿があり水面への反応も良い。いつもの様にフライを落としてみると、フライに突進してくるが直前で水しぶきを上げる。[エッ!]と驚きながら次を狙う。しかしこれも見事に見切って行く。その内コイの数が少しずつ少なくなる。何度も見切られながら残っているコイに向かってキャストを繰り返しやっと1尾目を釣り上げることができた。これをリリースした後も数尾が残っていたがフライに反応することもなく消えてしまう。[次があるからいいか]とここを切り上げ上流のお気に入りに行く。流れから少し離れてポイント前まで行き様子を見ると水位が少し高いが本流ほどの濁りも無く一安心。静かに斜面を下って流れに入り、ブロックの向こう側の様子を見ると流れに覆い被さっている倒木の奥で反応が出る。倒木の奥になんとか73cmの大物が釣れたフライを入れたいが枝が邪魔で難しい。奥から下流に向かって移動するのを期待して下流側にフライを落とすと、すぐに対岸沿いに移動して来てフライに向かって口を開ける。ここまでは期待通りだったが、水面への反応はこの1尾でストップしてしまう。こうなったら沈めるしかない。それでも水面への反応を期待しながら、まずインディケータの取りつけから。いつ水面に反応が出てもいいようにフライの交換は最後にする。そして倒木の直前にフライを落とし流れに乗せる。フライが沈みティペットがはったと思わた時インディケーターが微かに動く。合わせると手元に重さを感じヒット。次もすぐに当たりがあったが外れてしまう。逃げ回る様子から多分スレ掛かりだと思う。その後も当たりは連続してあり2尾を取り込む。倒木の向こう側で反応するその次の当たりにロッドを立てるが全く動かない反応で、水面に現れたのはアカミミガメ。水中のフライにちょっかいを出したのだろう、右手の根元に掛かって上がってきた。そしてこの辺りから当たりの間隔が開き始め、途中でラインブレイクを含み1時間に3尾ペースになってしまうが、この日最大の73cmが8尾目に釣れた。10尾目を釣り上げた後2度目のラインブレイクをやってしまい手持ちの沈むフライが無くなってしまう。どうしようかと思っていたとき、ポイントの奥で水面に反応が出た。急いでいつものフライを取り付け枝に絡むのを覚悟してサイドキャストで奥に向かってキャスト。下流からの風でうまくフライが倒木の向こう側に落ちるとすぐに頭が現れヒット。2尾連続で取り込んだところで反応は消えてしまう。入り口に置いて行ったネットが道しるべに沈めるフライもなくなっていたので[どうせ反応は消えたから]と邪魔な倒木を伐採する事にする。少し上流に行き、木が混み合った藪に分け入ろうとしたがロッドが邪魔なので入り口に置き、少し進んだ所でネットもどこかに落としそうなのでブロックの上に置いて藪の中に入る。そこはきつい斜面で国交省が設置したと思われる土砂の入ったネットに滑りながら何とか倒木の所まで行き、アーミーナイフのノコギリで倒木の根元を切る。切ってみて気付いたのは倒木が既に枯れていたこと。それを流れに浮かべ、来たコースを戻る。ネットが出口への道しるべになり無事元の流れに戻る。流れ側から倒木をピックアップして後の陸に揚げ様子を見ているとポイントの奥で反応が出た。[ワッ、もう来た]と喜んでキャスト。直これで奥が狙えるぐにヒット。しかし水面への反応はこれっきり。再びインディケータを取り付け、フライの上にショットを1つ取り付けてキャスト。なかなか出ない当たりに落とし場所を色々変えて何とか2尾追加して合計15尾。最後に対岸の草にフライを引っ掛けそれを外しに行ったついでに水中にロッドを差し込んで水深を測ってみると1.5mもあった(手前は50cmしかないのに)。最後に床固下に行き埋まったポイントの下流の様子を見てヒットしたが外れてしまう。釣果的には今一だったが2年間悩まされた倒木を排除できたのはよかった。次回以降が楽しみだ。




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