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アカミミも2年経つと大きくなる (2012/6/10)2年で成長していたアカミミガメ
6月10日、暑い位の日差しの中二子へ出漁。ポイントはいつもの兵庫橋上で到着してみると木村さんが流れに立ち込んでいて兵庫橋のすぐ上、左岸の倒竹の間に向かって右岸前から遠投している。タックルを準備しながら側に行くと「ここは難しい」とのこと。流れはいつもの様に穏やかだが前日の雨で少し水位が上がったらしく、水面に垂れ下がっている倒竹の先にはゴミが絡みつき枝先が水面に浸かっている。とりあえず上流の[虎の門]前に行き、前回良かった上流側の様子をナマズとライギョがご挨拶見る。しかし全く反応が出ない。コイを探して辺りをキョロキョロ見回していると目の前にナマズが近付いて来て、3m余りの所で止まって動かない。ラインを手繰りロッドの先端にフライを移動して目の前に沈めてみるが動かない。[これでどうだ]と口の前まで持って行くと、フライが口に触ったらしく反転して対岸方向に逃げていく。暫く目の前の倒竹の間から下流の[虎の門]周りの様子を見ていたが反応が出ない。その内今度はライギョが回って来たので追いかける様に撮影。そんな事をやっているとき[虎の門]の下流側に垂れ下がっている倒竹の下流に頭が出た。倒竹の中で反応しているので[あそこから出てくるとここに来るはず]と倒竹の上流側にフライを落として出てくるのを待つ。期待通り倒竹の下から上流に倒竹の裏から出てきたが出てきて水面に反応する。しかしフライまでは1mほど間がある。[次はフライかな?]と思っていたらフライの手前で右に反転して倒竹のすぐ前に戻ってしまう。[あ〜、ダメか]と思った瞬間にまた反転してフライに向かって進み水面に頭が出る。水しぶきを上げて反転し下流に走る。下流の倒竹前で一息ついたのでゆっくり寄せに入る。立ち位置を岸寄りに移動しながらデジカメを取り出して撮影。下流で対岸にフライを引っ掛け外しに行って戻ったの木村さんも撮影してくれているので、余裕を見せてポーズをとったりしていたが、最後の寄せに入ったところで外れてしまう。一気に走ったときには外れなかったのに、最後の詰めで外れてしまうのはつらい。ガッカリしながら元のポイントを見るが反応は全く無い。それで余裕を持っていたら外れてしまうもキャストせずにはいられない気分で[虎の門]の奥にフライを落としてみる。モヤモヤした気分でフライを眺めていると突然上流から頭が現れ飛びついてきた。バラした後の1投目。バラしたのに比べて小型ではあったが連続のヒット。バラさない様に慎重にやり取りしてやっと1尾目をゲット。開始から40分後だった。その後は全く反応ナシ。木村さんは「ウェーダーの水漏れが激しく、水が溜まっているからダメです。帰ります」と切り上げて行かれた。私のウェーダーも何回も補修しているがやはり水漏れが激しく、少し深場に行くと足が冷たくなる。[そろそろ限界かな?]等と考えながら周辺のコイの反応を探す。しかし反応が出ない。対岸の倒竹にフライを引っ掛けたのでこれを外しに行き、ついでに水面に垂れ下がっていバラした後で直ぐにヒットる倒竹の先端部を取り除く。上流に行くか下流に行くか悩んだが、木村さんが粘っていた下流に行ってみる。こちらも対岸からの倒竹が水面に垂れ下がり倒竹の向こう側を流すことができない。とりあえず倒竹の上流側の様子を見ていると、倒竹の下流側に反応が出た。先にバラしたのと同じ状況で、上流側にフライを落として待つと倒竹の下から上流に向かってくる。今度は反転もせずにフライに直進してそのまま口が開く。1時間掛かってやっと2尾目。そのまま同じポイントの様子を見ていると、倒竹の下流側で大きな口の元気な反応が出た。[あれだ、木村さんが狙っていたのは]と納得してそれにポイントを絞る。しかしフライの着水と同時に姿は消え戻って来ない。その代わりそれ程大きくない口が倒竹の奥に出た。しか木村さんが狙っていた最下流部しこれも流れに乗って下流に行ってしまう。その下流を見ていると、時折反応が現れそれが上流に移動してくる事がある。移動は岸沿いで最下流の倒竹の向こうから倒竹前を回り込んで奥に入って行く。倒竹の奥にフライを落とすには立ち位置が上流過ぎるし、真横から狙うと手前の流れでドラッグが掛かってしまう。狙えるポイントは倒竹の先端部だけなのでそこに落として下流からの回遊を待つ。幾度も失敗しながらしつこく狙ってやっと3尾目をゲット。次の回遊を30分待って倒竹の向こう側で4尾目を掛けたところで反応は消えてしまう。反応が無くなり倒竹にフライを引っ掛けたのでここも水面に浸かっている倒竹の先端を排除し、ポイントを休めるために上流へ移動。[虎の門]に戻り奥での反応を期待してキャストするがコイの反応はブロックの間から引き出して出ない。しかし水面のフライが急に消えたので、コイかどうか確信はなかったが合わせてみると小さなアカミミがヒット。後で確認するとこのアカミミは2年前の9月に出会っており、当時はもっと小型で、2年で少し大きくなっていた。周辺でコイの反応はないので最上流部の流れ込みに行く。流れ込みでは対岸のブロックの間に反応があり、上流側からブロックにラインを乗せてドラッグを押さえながら狭いポイントから1尾引き出した。その後、右岸の巻き返しに沈めて1尾ヒットしたが途中で外れてしまう。この頃から空が暗くなりパラパラ雨が落ち始める。カッパを着るほどのこともないのでそのまま続ける。しかし当たりが出ない。そのまま流れを下りながら左岸前の様子を見たが全く反応ナシ。時間は夕暮れのように辺りが暗くなり6時前なのに7時近くの感じの暗さになっている。[虎の門]まで来たが暗くて奥での反応が全く見えない。[虎の門]の下流にも水面に垂れ下がった倒竹があるのでこれも先端部を排除してそのまま下流に下る。兵庫橋の上流の倒竹前から下流を眺めるが出ている反応までは距離がありフライが届かない。そのまま流して余り期待出来ない反応を待っていると突然水面が盛り上がりヒット。一気に下流に走りもう少しで兵庫橋の橋桁の向こうに入られるのを何とか止めて今日の最大で68cm。兵庫橋上で6尾の釣果に納得の一日でした。




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