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4週間ぶりに訪れてみると夏草が生い茂り (2012/6/30)草が茂り先も足元も見えない
6月30日、[あじさいカップ]やストライパー狙いに出漁していたら浅川への出漁が4週間ぶりになっていた。ポイントはいつもの平山橋上でいつものように平山橋の上から流れに降りる。流れの透明度は良くて少し速めの流れには幾つも黒い影がうごめいているので撮影しようとしてデジカメを忘れたことに気付く。とりあえず携帯で撮影したが、デジカメに比べて画質が今一でちょっと気になる。水中に見えた影は全く水面に反応を示さないので狙っても時間の無駄とそのまま流橋の下で反応があったがれを下ると、平山橋の右の橋桁の影の部分で反応が出た。しかし数回出た反応は、フライを落としたときには消えてしまい、コイの行き先が分からない。周辺をしつこく探してみたが見つからない。橋の下を諦め流れを横切り左岸へ。そのまま横の[東豊田用水]の水路を覗き込んで見ると、水面に浮いているコイの姿が見えた。[あれなら釣れるだろう]と気楽に考えてキャストしてみるがコイの方が一枚上手で、横からのキャストに付きものの僅かなドラッグを嫌ったのかフライの直前で進路を変えて上流に消えてしまう。そのまま橋の下をくぐり下流の水門前に行くと、いつも通りの反応が出る。その中から1尾を釣り上げたが、残りは上流に消えてしまったので水路沿いに上流へ移動。今までならコンクリートの用水護岸の途切れ水門前でいつもの釣果たところから低い茂みの中をポイントに向かって歩けば良かったが、4週間訪れなかったらその茂みが背の高さ以上に伸びて、前も見えず足元にあるはずの踏み分け道が全く見つからない。しかも茂みは[ヨシ]と[キクイモ]、それに茎に棘のある[ママコノシリヌグイ]と[クズ]の蔓が絡み合い歩き難い。本来ならポイントまで大回りをして行くところを、茂みの向こうに微かに見えた流れに向かってショートカット。何とか流れに辿り着きポイント下流から流れに入り対岸のブロック帯を眺めると、ブロックに長い流木が引っ掛かっている。しかもその流木の枝には枯草が絡み付きブロックの向こう側へ落とすラインが絡んでしまいそう。引っ掛かった草を避けながら小さなワンドを狙ってキャストするとすぐに反応が出る。流木が流れ着いている1尾目を釣り上げた後、水面のフライが突然に消え合わせるとアカミミガメがもがきながら水面に現れた。その直後にも急にフライに飛びついてきて、反射的に合わせてしまい連続でアカミミ。コイの方は3尾を短時間で釣り上げる事ができたが反応はどんどん少なくなっていく。その後2尾を掛けたが、ブロックの奥から手前に誘導した後で2尾とも外れてしまい、その後何とか1尾追加したが、水面への反応は消えてしまう。水中にコイの姿は見えるので沈むフライに交換。アカミミを2尾釣り上げながら5尾を追加して合計10尾。反応が無くなったので来たときにできた踏み分け道を辿って茂みを抜ける。水路に沿って下りながら様子を見たがコイのすがらはなく、そのまま床固下に移動。とりあえず砂利で埋まってしまったプ意外なところで反応が出るールの右端に残っている浅い流れの様子を見る。少ない水が右岸沿いに流れていて、その左の巻き返しで1尾をゲット。その横の床固中央の様子を見ると、速い流れだが右岸にはブロック帯からの少ない流れが合流していて、その流れの中や下流の巻き返しの中で反応が出た。落とし場所を色々変えながらここで2尾追加。下流の浅くて少し広い流れにも反応はあったが手前の巻き返しでフライがうまく流れて行かず、釣り上げる事はできなかった。その下流は先の右からの流れと、同じように左からの流れが合流ししっかりした流れができている。そこでも元気な反応は幾つもあり、数尾は期待できた。しかし反応と合わせのタイミングが合わず、なかなかフッキングしない。反応は少しずつ下流に移動して行き、それを追いかける反応は多かったが1尾しか釣れない様に流す距離も長くなる。そしてその反応も消えてしまう。暫く流す筋を変えて別の反応を追い掛けるがヒットしない。初めの反応の筋に戻り出てくるまで流し続けてやっと1尾ゲット。その下流は右岸沿いにゆったりした流れがあるが、前回流れ込みの右岸側で好反応があったのを思い出し、左岸を下らないで右岸に行ってみる。流れ込みの上流から静かに近付き緩い流れの様子を見ると、目の前の浅場で反応が出た。流れの筋を確認してフライを落とすがコイの後側に落ちてしまい反応しない。[位置がちがった]とピックアップした途端にコイは驚いて水しぶきを上げて流れに戻ってしまう。右の遅い流れと中央の流芯の境目でも反応があったが、こちらはそこに送り込む筋を掴みきれず消えてしまう。諦め気分になって少しやっと反応してくれたが下流に移動したとき、目の前に反応が出た。進路を見極めてフライを落とすとすぐに水面に頭が現れフライに向かって口が開く。合わせと同時にコイは流芯に入り込み一気に下流に向かう。流れが速いのでそのままの位置では寄せることができそうにないので、コイを一緒に下流に下る。[ここらで取り込めるかな]と様子を見るが全く寄ってくる気配がない。流れがかなり緩くなり、やっと岸辺に寄せることができるところまで来てネットイン。この日の最大で70cm。ポイントの半分近くをコイを追い掛けて移動したことになる。ここから下流は左岸側に緩い流れがあるので、そちらに渡渉する。渡渉しながらサーチしていると目の前数メートルの所で突然元気な反応が出た。渡渉の途中だがすぐにラインを引き出しそれに向かっ2尾に引っぱられてポイントを踏破してしまうてキャスト。コイはすぐに飛びついてきたが、掛かったのは流れの真ん中で一気に下流に走る。慌てて左岸に上がりこれを追い掛けるが速い流れから出て来ない。そればかりではなく左岸側に行ってしまいそこから離れない。もう少しで下流の浅い瀬に辿り着こうとしているところでやっと手前に寄り始めてネットイン。長いポイントを2尾のコイを追い掛けて踏破してしまったので上流に戻る。薄暗くなり始めた頃、床固下のポイントに戻って2尾追加して合計18尾。4週間ぶりの浅川で6月の締めくくりとして
まずまずの釣果。良かった良かった。




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