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流木を移動すると流れが戻った (2012/7/7)流木を邪魔にならないところまで移動
7月7日、霧雨の降る中、カッパを着込んで浅川へ行くが、到着した平山橋では降っていない。予報でもこの付近は降らないはずだったからカッパを脱いで半袖で河原に降りる。最初は平山橋周辺。上流側に回り込んで流れを見ると、岸寄りの浅場に黒い影が幾つも見える。静かに近付いて影の上流側にフライを落とすと1尾が興味を示す。しかし水面に頭を出す前に他のコイがこちらの動きに気付き反転して沖に向かうと全てのコイが一斉に移動してしまう。流れの中央に入り込み下流に平山橋下で初めての1尾移動しながら平山橋直下の様子を見ると右岸の橋桁横で幾つも反応が出る。その中にフライを送り込んで見たが、フライが辿り着いた時には反応が消えてしまう。[またしても逃げられたか]とガッカリしながら、流す筋を色々変えながら様子を見てやっと1尾釣り上げる事ができた。しかし橋の下での釣果は初めてなので気分がいい。そこより下流は浅い流れが広がっていて反応は出ないので、本流を諦めて左側の[東豊田用水]の水門前へ移動。水路を眺めると水門前で反応がある。上空の平山橋にロッドをぶつけないように注意しながら反応の上流側からフライを送り込む。ラインの動きに気付いた数尾が焦って動き出す中、下流の1尾が素直に喰い付き2尾目をゲット。これを本流にリリースして同じ流れを覗き込むがコイ相変わらず1尾しか釣れないがの姿は消えている。水門前を切り上げて、流れから少し離れて上流に向かう。お気に入りポイントの少し下流から眺めると、水面に浮いて数尾のコイが回遊しているので、上流に向かってキャストしてみるが、ラインの着水に気付いてフライに反応する前に移動してしまう。前回作っておいた踏み分け道を辿ってお気に入りポイントの横に移動。流れは前回と同じで、対岸のブロック横には流木が絡みついたまま。それでもブロック帯の向こう側には水面近くに浮いているコイの姿が幾つも見える。その上流にフライを落としてみるが全く興味を示さない。反応は少し窪んだ茂みの奥に出るだけ。流木に絡んでいる枯草の間を見極めて茂みの奥にフライを落とすと、横の茂みの中から飛び出してきて3尾目をゲット。しかしこのコイは流木に絡んだ枯草で狙える範囲が限られているずいぶん小型でブロック帯の奥から簡単に手前の流れに引き出すことができた。採寸してみると39cmしかなく、30cm台はここでは初めて。小型でブロック帯の中を逃げ回らなかったため回遊はそのまま続いている。同じ窪みの奥から4尾目を釣り上げたがこちらは67cmの少し大きめ。しかもすぐに手前に誘導できたので場荒れはしていない。それでも茂みの奥への回遊は消えてしまい、少し下流側の対岸前に出るだけ。そこにフライを落としてみるが手前の流木に絡んでいる枯草にラインが引っ掛かり、フライは狙っている筋からどんどん離れてしまう。しかも岸沿いの反応もその内に消えてしまう。しかし暫くすると茂みの奥への回遊が再開し、何とか5尾目をゲットできたがその1尾で反応は消える。枯草を避けながら下流側意外に簡単に動かすことができたを狙い次をヒットしたが、手前の流れに誘導した後、激しく逃げ回って再びブロックの向こう側に入り込み、入った途端にブロックを擦ってブレイク。ここで水面への反応は消えてしまう。しかし水中には黒い影が幾つも見えるので、インディケーターを付けて沈めてみるが、流木に絡んでいる枯草にラインが引っ掛かり、2mほど流れて動きが止まってしまう。枯草の絡んでいない下流側を流して何とか3尾釣り上げる事はできたが、その下流側での反応もなくなってしまう。流木の引っ掛かっているブロックの前は少し深くなっているが、ウェストポーチとベストの裾を持ち上げて流木の端を掴み試しに引っぱってみると意外に軽く動く。前回下流側の端を引っぱったときは全く動かなかったが、上流側は簡単に動いた。上流側を流前回は幾つも反応があったのにれの真ん中まで引っぱり、下流側をブロックから引き離そうとしたがやはり動かない。そこで上流側を右岸前まで引っぱり流れに対して垂直にしてから()、下流側を上流に向かって引っぱると簡単に動いた。下流部をブロックから引き離し()、全体を下流に移動して()から下流部を右岸前まで引っぱって全体を右岸側に寄せる()。邪魔な流木がなくなったのでフライの流せる距離が長くなり、すぐにヒット。連続で2尾釣り上げたころから霧雨が降り始めたのでカッパを着込みキャストを続ける。しかし反応はなくなってしまう。とりあえず次回のために流木が移動できた事に満足し、ここを切り上げ本流の平山床固下まで一気に移動。
最初は床固右の浅い流れから様子を見るが反応が無い。前回、元気な反応が複雑な流れで釣果無し幾つも出た床固の少し下流の様子を見るがここも反応ナシ。そのまま下ってやはり前回良かった左岸前に行くと反応が幾つも出た。それに向かってフライを送り込み一度合わせ損なったとき、足元の流れが急に濁り始め反応は消えてしまう。雨は霧雨から少ししっかりした降りになっていたが濁りの入るほどの雨量ではないはず。多分床固上流左岸にある[旭が丘排水]から道路の濁り水が流れ込んだのだろう。その証拠に濁りのあるのは左岸が前だけで右岸側は元のきれいな流れだった。下流の広い流れの流れ込み右岸側を狙うため右岸に渡り、静かに流れ込みに近付くと、流れ込みすぐ横の浅場に幾つも頭が出ている。それに向かって送り込んで見るが、手前からの流れが複雑でイメージしたところに流れて行かない。直接コイの前方に下流部で2尾追加落としてみてもフライは流れずに引き戻されてしまう。結局沢山出ていた反応はどれもフライに反応せず釣果無し。そのまま下流へ移下し巻き返しの無くなった流れの中からやっと1尾追加。おまけのアカミミも1尾。中流部で左岸に渡り最下流部で2尾追加。薄暗くなり[そろそろ切り上げようかな?]と上流に戻る途中、床固下の様子を見ると先程反応のなかったところで反応が出た。見難いフライを探しながら、水面に出た頭に[多分フライ]と合わせてみるとヒット。何とか14尾釣れたがちょっと不満。でも流木の処理ができたから良しとしよう。




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