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エリアの邪魔者を思いきって取り除く (2012/7/21)邪魔な障害物を撤去して
7月21日、7月だというのに気温が低く前日から長袖を着用している。そんな中、コイの反応を気にしながら2週間ぶりに浅川へ。とりあえずいつものコースを巡ることにして最初の平山橋上流の河原に降りる。前回初めて釣り上げた平山橋直下の群れは、最初だけ反応するがすぐに落ち着きがなくなり周辺をウロウロ泳ぎ回り、フライに反応しなくなる。だから最初の一流し目が重要になる。筋を絞ってフライを送り込むと期待通りすぐにフライに飛びついてきた。開始1投目での水面に幾つも頭が現れていたヒットは気分がいい。[やった〜]と気持ちよく引きに対応していると、突然軽くなってしまう。元気に飛びついてきたのを反射的に合わせたので、掛かりが浅かったのかもしれない。このバラシで反応は消え、足元近くまで回遊してきて慌ててUターンする姿が幾つも見えるが喰い気がないのでここを切りあげ横の[東豊田用水]の水門前に行く。静かに水路を覗き込むと、オーバーフローのすぐ前で幾つも水面に頭を出している。上流からフライを送り込み直ぐにヒット。これを取り込もうとしているとき、まだ水中にはコイの姿があり[もう1尾釣れるかな?]と期待したが、本流へリリースして戻って見ると姿は全て消えていた。群れの行き先は分かっているので上流のお気に入りポイントへ向かう。2週間も間があくと夏草高い草の間をかき分けながらが一斉に伸びていて前回の踏み分け道は見分けが付かない。クズの蔓が横に走りなかなか前に進めないので、今回はナイフでこれを切りながら進む。やっと流れの見えるところに来ると、流れには数尾のコイが回遊している。しかし水辺に降りた途端に姿が消えてしまう。対岸前のブロックの向こう側には水面近くに浮いて移動している姿が見える。それに向かってフライを落とし反応を待つとすぐにフライに飛びついてきた。いつもなら下流に走るのに今回は上流に向かって走り、ブロック帯の先端で流れとの間をウロウロする。結局ブロックの向こう側に入り込んだ途端にブレイク。その為か水面での反応は消えてしまう。時折、少し窪んだブロックの奥に回遊して来て水面に反応するが、上流側から水面に倒れかかったカラシナの枯以前は奥まで狙えたのにれ枝が邪魔で、フライが落とせない。しかもその横は対岸に草が茂り、その草の間で反応しているのでそこも狙えない。草の前に少し開けた場所があるが、そこに落としたフライには見向きもしてくれない。あちこち反応を探しているとき、2度目のアカミミが喰い付いて来た。しかしコイの反応が出ないので水面での釣果を諦め沈る。いつも白いエッグだったので試しにマルタ用の赤を試してみる。反応はすぐに出て2尾目をゲット。しかし後が続かない。暫く頑張ってみたが反応が出ないので白に切り替えると直ぐにヒットしたが途中で外れてしまう。気を取り直して同じ場所にフライを落とすとすぐに次がヒット。これは無事取り込めた。次も難なく釣り上げることができ普段のペースを取り戻すが、いいペースはここまでで、次がな期待した反応が出ないかなかヒットしない。インディケーターへ当たりはあるのに空振りばかり。数えてみると12回も空振りした後の13回目でやっとヒット。当たりの数が少なくなりやっとヒットしたと思うとブロックでブレイク。2尾ブレイクし1尾が途中で外れてしまう。しかも途中で幾度も窪みの奥で反応は出るがキャスト出来ないので、イライラしながら沈めて、何とか6尾目をヒットしたところで、対岸の障害物の撤去に向かう。上流から対岸に上り、混み合った木の中をくぐりポイントに辿り着き、邪魔な枯草と茂みを撤去する。流れに戻り、窪みの奥にキャスト出来ることを確認して下流へ移動し、平山床固の右端の浅い流れに行くが反応が無い。すぐに切りあげその横の床固直下の流れに行くが、ここも反応ナシ。[おかしいな〜。何処かに居るサーチ無しでフライを流すはずなんだが]と下流を眺めると、浅瀬に背中を出しながら流れてくる餌を探しているのを見つける。コイの横から上流にフライを落とし筋を合わせる。フライがコイの目の前に流れて行くとすぐに口が開いてフライを吸い込みヒット。これを下流に追い掛けて取り込み、次のポイントを目指す。次は先の流れの下流で左岸が少し高くなっている所の前。ここのコイ達はサーチと一緒に下流に行ってしまうので、フライだけを送り込んで見る。フライがいつも反応する所にさしかかると、右側から水面に体の上半分を出しながら飛びついてきた。リリースした直後のヒットは実に気分がいい。このペースで行くと[少しはまとまった数字になるかな?]と期待したが反応はストップしてしまう。下流に居た群れは上流に向かっ反応は下流の終点近くでて移動して行くらしく、すぐ横で水面に引き波を立てながら群れが現れる。その前方にフライを落としてみたが無視され、期待はあっさり裏切られてしまう。次の狙いは下流のプールだが前回流れ込みの右側で余り反応が良くなかったのを思いだし、とりあえず左岸側を下って見る。しかし反応が出ないので中流域まで一気に下り、左岸前の遅い流れを避けて流れの中央から様子を見ると、最下流部の直前で反応が出た。左岸に戻り岸辺を下流に下り、反応の上流から再び流れに入りフライを流れに落とす。しかしなかなかフライに反応しない。少しずつ下流に下りもう少しで流れ出しの瀬に行き着く所まで来てやっとヒットして9尾目。しかし時間は既に6時半を回り残り時間は僅か。下流部での反応が無くなったので右岸次回のための情報は得られたがに渡り流れ込みの様子を見る。流れ込みで気付いたのは前回より水位が低いこと。その為流れ込み横の巻き返しがずいぶん浅い。そんな浅い巻き返しの先端でも反応は出たが、複雑な流れでドラッグが掛かりフライが口に入らない。浅い巻き返しの中でも反応の出る場所は幾つも在り、次回に期待できそうな場所を確認できただけで釣果は無し。結局、辺りが薄暗くなるまで粘ってみたが追加することができず9尾止まり。気温の低下でコイの活性が落ちていたのだろうか。この時期なら27〜8度はあるはずの水温が21度しかなかったからかな?厳しかったのは。




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