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5時間掛かってやっと1尾目、しかし後が続かない (2012/7/22)ボXズ直前でやっと1尾目
7月22日、前日の貧果に気落ちしながらいつもの二子に向かう。兵庫橋に着いてみると流れに行安さんの姿が見え、こちらのバイクの音に気付いて手を振って挨拶してくれる。急いでロッドを袋から取り出して、ヘルメットを帽子に取り替えて流れに入る。挨拶すると「これですよ」とウエーダーの足元を指差す。そこにはベルトでフェルトを縛った長靴が見え「フェルトがまた剥がれた」と言う。話を聞くとボンドで貼り付けたらしいがそれが剥がれてしまったとのこと。「一番いいの先行の行安さんはアクアシールですよ。ちょっと高いけれど」等とお話をした後、お気に入りポイントに向かう。ポイントを見ると例の新しい倒竹がまたも水面に倒れかかっている。雨が降ると葉っぱに水滴が溜まり、その重さで先端が垂れ下がり、水面に着いたところにゴミが絡み付き戻らなくなってしまう。前回は先端部の水面に垂れ下がっている部分だけを排除したが、まだ葉っぱの数が多くて垂れ下がってしまっているので、少し長目に切りとった方がいいと考える。しかしそれは反応が無くなってからにして、とりあえず倒竹の奥の様子を見る。しかし反応が出ない。コイの姿は幾つも回遊しているのが見えるが、水面には全く興味を示さない。お気に入りの[虎の門]前が不調なので、すぐ上流の倒竹横の様子を見る。しかしそこも反応が賛嘆の浸かった倒竹を処理無い。もう一つ上流の崩れ護岸前に行くと、下流から回遊してくるコイが幾つも通過して行くがどれも水面に興味なし。やっと対岸ギリギリに反応を見つけてもすぐに移動してしまい、フライをポイントに落としたときにはもうそこには居ない。緩い巻き返しの中央でも時折反応するが、単発で移動先が全く読めない。そんな中やっとフライに向かって頭が現れ、あとひと息で口に入ると期待していたが、フライの直前で止まって潜ってしまう。反応を求めて再び[虎の門]前に行くが反応が出ない。闇雲にキャストしているとき倒竹に引っ掛けてしまう。反応もないのでそのタイミングで倒竹の排除に行く。アーミーナイフのノコギリを開き、ここら辺りかな?と思われるところで倒竹をカット。切りとった枝は右岸に運びポイント兵庫橋の上から帰りの挨拶を眺めると、倒竹はずいぶん上に上がっていて[これで当分水面に垂れ下がることはないだろう]と納得。しかしコイの反応は出ない。その頃下流でキャストを繰り返していた行安さんの姿が見えなくなり[本流の様子でも見に行ったのかな?]と思っていたら兵庫橋の上でこちの様子を見ている。[帰るの?]と手で合図をすると大きく頷く。カメラを取り出して撮影すると手を上げてポーズ。それを見送って、先に行安さんが狙っていた下流部の様子を見に行くが反応が出ない。フライを流したまま[何処に居るの]と探しフライに視線を戻すとフライにライズリングが広がっている。[出たんだ]とガッカリ。何でよそ見をしているときに限って反応が出るのだろう。下流部での反応が無いので上流の流れ込みに行き様子を見る反応を見つけたが喰い付いてくれないがこちらでも水面への反応は出ない。[それじゃ沈めてみるか]とフライを交換してインディケーターを付ける。しかし当たりが出ない。小一時間辛抱強く待ったが反応が無いので下流に戻るが、下流も反応が無い。兵庫橋上を諦めて兵庫橋の下流側に行ってみるがそちらも反応が出ない。その下流の二子橋直下の深場の様子を見るが反応はない。[ダメか]と岸に上がって2歩進んだとき橋桁横に反応が出た。[居た!]と驚き慌てて引き返す。橋桁横では2尾のコイが反応している。それに向かってフライを送り込んで見るが、コイの位置とフライの筋が合わない。暫く粘ってみたが釣果無しで移動。次はその下流のプール。しかし上流部に餌釣りが居るので中流部から様子を見る。流芯の中、上流に向かいながら反応しているのが居た元気な反応が出たが一回だけが、サイドからのキャストでドラッグが掛かり、フライへ反応はしたが喰い付かせることができない。ポイントの最下流部までコイを探して下ったが釣果無し。そこを切りあげそのまま本流へ。二子橋下流のポイントに入り様子を見るとすぐに元気な反応が一つ現れた。しかし反応はサーチと一緒に下ってしまい、フライと出会うことなく消えてしまう。上流の二子橋上に行くか下流の様子を見るか悩んだが、二子橋上にはまだ人影あるので、とりあえず下流に行ってみる。途中の浅い瀬から様子を見るのだが、岸寄りは流れが遅く、反応を待っていられないので、流れを横切るように対岸近くまでサーチしながら進む。対岸近くまで行って振り返って反応を待っていると、10m程の所で元気な反応が出た。ポツポツと流したサ値の前に元気な反応が現れやっと1尾目ーチを探しながら左右に移動しながら反応している。[居た〜]と喜んで幾つも広がっている波紋の真ん中にフライを落とす。コイが何処に居るのか見当が付かなかったが、とりあえず[ここに落としてから様子を見よう]としていたらすぐにフライに飛びついてきた。時間は既に6時近くになり一つ間違えばボXズになるところ。突然の反応に喜びながらも[もし外れてしまったら]と言う不安が頭の中を駆け巡る。とりあえず無理をしないようにゆっくり寄せに掛かる。しかしなかなか寄って来ない。岸辺の浅いところまでは来たがそこから寄らない。もう少しと思うところで流れに戻ってしまう。慎重に、引きに合わせて、と言い聞かせながら浅瀬に誘導しやっとネットイン。開始から5時間掛かってやっと1尾目。とに反応はあったが釣れない!かくボXズを逃れたことが嬉しい。こうなると[もう1尾]と欲が出て来るもの。すぐに上流の二子橋上に行く。人影は幾つかあるがコイの反応はまずまず。二子橋のすぐ上流から橋桁に向かってフライを送り込み2尾目をヒットし[よかった〜]と思っていると、コイは流れに乗って橋桁横から下流に行きそうな気配を見せたのでちょっと強引に止めるとすぐに軽くなってしまう。橋桁下のブロックを擦ってしまったようだ。痛恨のブレイクの後兵庫島横の出っ張りに行ってみたが、反応はあるがヒットできず日没終了。1尾しか釣れず、厳しかったな〜。



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