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久しぶりに下流域に行ってみた (2012/8/4)干満の差が激しく1.7mもある
8月4日、連日オリンピックのライブ観戦で生活のリズムが乱れ、寝付くのが明け方になっているので、そのサイクルを元に戻そうと早朝出漁を決める。ポイントを色々悩みながら昨年末に徳永さんから「ランニングの途中で新ポイント発見しました」と言うメールを頂いていたのを思いだし、その現場の確認に行く。場所は[ガス橋]と[多摩川大橋]の間の水門前と言う事なので、地図で位置を確認して6時前に出発。多摩川の左岸は右岸と違って川沿いの道が途切れ途切れで、橋の上からパンが撒かれ目的地がよく分からない。幾度も道を間違えながらやっと目指す水門を見つける。水門前では近所のお年寄り(?)達が集まってラジオ体操が行われている。それを横目にタックルの準備。とりあえず水門前の水路の全体を確認しようと本流との合流点に行く。下流部は潮の影響があり、この日は大潮で満潮が6時17分で干潮が12時21分、潮位の差が約170cmと言う事を確認しておいたので、到着はちょうど満潮の頃。水路は水際まで草が茂り、斜面を水際に降りることができない。本流との合流点から水門を眺めているとラジオ体操が終わり人が少なくなっていくが、二人ほど水門の上に残っている。[何をするのかな?]と眺めていると水門の上の橋からパンクズを投げ始める。すると突然水面がざわめき水しぶきが上がる。近くで様何とか水門周りで2尾ゲット子を見ようと橋の上に行くと目の前にはかなり大型のコイが無数に集まり、上から落ちてくるパンに狂っている。水門の横を眺めると、フェンスを乗り越えれば水際まで行くことはできそうだが餌を与えている人の前でそれを釣り上げるわけにはいかないので、本流との合流点に戻り周辺での反応を探す。しかしコイは全て水門前に集まっているようで全く反応が無い。おじさんとおばさんの二人の餌やりが終わり、誰も居なくなったので、斜面の草をかき分け水門横に行こうとしたが、斜面の角度が急でしかも草が密に茂っていて前に進めない。水路の途中から水門前に向かってキャストしてみたが、後の草にラインが引っ掛かり水門前まで届かない。しかもコイが居るのは水門前だけで、少し離れると全く姿が見えない。水路の途これを撮影しているときはまだハンドルがないことに気付いていない中にラインを落とせば水門前に流れて行くかな?と思ったが、流れは水門から本流に向かっているので戻って来てしまう。水面を見ていると時折水門前から対岸前を回遊しているのに気付き、それを狙うことにする。しかし斜面は後が後が高くなっているのでキャスト出来ない。ロールキャストで落とそうとしたが、向かい風で対岸前に届かない。キャストエリアへの回遊を捜しそれに向かってキャストを繰り返してやっと1尾目をゲット。その場で取り込む事ができないので水路の出口まで誘導してネットイン。暫くすると次の餌やりがやってきて水門前はまたもざわめくが、それを指をくわえて眺める。餌やりが居なくなり水位が少し下がっていたので、金網バリの斜面下部を慎重に進んで水門に届くところまで行きやっと次をこの時も気付いていないゲット。しかしこの頃から水位がどんどん下がり、コイの数が少なくなっていく。水門前での反応が出なくなったので水路出口の様子を見ていると、時折本流側の岸沿いに反応が出る。出口の端から対岸に向かってキャストを繰り返しやっと3尾目をゲット。フライを外そうとしたとき、口の中に大きな針が見えたのでこれを撮影しようとした時一暴れ。押さえ込んで大人しくなったところで撮影し、針を外しいつもの記録撮影。これをリリース後外した針と自分のフライとの写真を撮り、再び対岸前に向かってキャスト。もう一度水門前の様子を見ようとリールに手がいったとき、指に触るはずの物が触らない。[ん?]リールを眺めると、そこに在るはずのハンドルが付いていない。いつ何処で取れたのか思いつかないが、3尾目水路の出口で3尾の撮影終了時、ロッドの上に変な黒い物が転がっているのに気付いていたから[ひょっとしてあれが…]と思いつき、スプールを指で回してラインを取り込み急いで確認に行く。撮影した場所でそれらしいものを探すと、草の中にグリップが転がっていた。グリップは根本から折れていて現場での修復はできない。時間は9時半。ここで切り上げるか、家に戻ってリールを交換して二子に行くか悩んだが[ハンドルが無くても何とかなるだろう]と釣りを続ける。その後、水路の出口で水面に現れた大型をヒットしたが沖に走った途端に外れてしまう。次も途中で外れてしまうが、本流側で何とか2尾追加。この頃がちょうど干潮の時間で流れが止まり水面への反応もストップ。せっかくここまで来たのだから、最近ちょっと気になっている[手長エビ有名な手長エビポイント[六郷水門]]のポイントを見に行こうと下流の六郷水門に向かう。またしても道に迷いながらやっと六郷水門に到着。しかし大潮の干潮時で岸辺は川底が現れ、ポイントの確認ができない。通りがかった人に手長エビのポイントについての情報をもらい、上流に向かって移動。道路が多摩川の横を走っている多摩川大橋の下流で水辺に降り、流れの様子を見る。上げ潮で流れはゆっくり上流に向かっている。その流れにやっと反応を見つける。しかしここのコイは異常にスレている。岸辺が歩きやすいので釣り人が多く来るのかもしれない。そんなスレているのを何とか掛けたが水中の障害物に絡んでブレイク。岸沿いを流れに合わせて上流に向かい、2尾追加。このポイントは10年以上前に対岸から撮影した時、岸辺に波上げ潮に合わせて上流に移動しながら消しブロックが並んでいたので[手長エビのポイント]かもしれないと思っていたが、現在は石をネットでくるんだのが並んでいて、針がネットに引っ掛かりそうなので難しいことが分かった。上流に向かって様子を見ているとき、雨が降り始めたが小降りですぐに止む。ネットの護岸の途切れるところまで行き、最後に元気な反応の2尾を掛けたがどちらも途中で外れてしまう。結局、久しぶりの下流部では7尾止まり。しかし60以下の小型は釣れずその内の3尾は70オーバー。潮とポイント次第で期待できそうだし今度は手長エビを狙って出掛けてみよう。



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