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木村さんも大苦戦 (2012/10/14)釣れている気配のない木村さん
10月14日、前日一番橋下でまずまずの釣果だったので気分良く二子に出漁。いつもの場所にバイクを停めて本流を眺めると下流にアユ師の姿が幾つも見える。アユ釣りは産卵のため今日で禁漁になり12月に再開されるが、その頃にアユはもう居ないので実質的に終了になる。そんなアユ師の姿を眺めながらタックルの準備をし、いつもの兵庫橋上に行くと岸際に鳥の羽根が散乱している。羽根の大きさや色からみてたぶんハトだろうが羽根以外には何も無い。[ネコの仕業かな]と考たぶんハトの羽根えながら流れをみると、上流にルアーマンが数人居て流れに向かってキャストしている。流れに入り水温を計ると18度しかない。低い水温でコイの反応が気になったがとりあえずいつもの様に様子を見る。しかし反応が出ない。最近は[虎の門]周辺より下流の兵庫橋直前の方が反応がいいので下流に下りながら様子を見る。眺めていると時折水面に反応が出るので、その上流にフライを落として流してみるが反応しない。小さなワンドの下流側には倒竹が突き出していて、その下流側では頻繁に反応するが、倒竹が邪魔でキャスト出来ない。倒竹前を流してみるが反応ナシ。ワンドの奥でも時折波紋が広がるが、波紋の主の移動方向が読めない。目の前では上流から数尾が移動して来てワンドに入るが、それから先の位置が読めない。期待していなかったが釣れた下流の反応にヤキモキしながらキャストを続けていると、目の前に下流から数尾が回って来た。水面近くに浮いているので[ひょっとして喰い気があるかな?]と進行方向にフライを落として様子をみる。落とした位置が筋とずれてしまったがキャストし直すと脅してしまうので、半分諦めながら何処に行くのかな眺めていると、その中の1尾が急に向きを変えてフライに向かって行く。落ちているフライの手前から向かって行くので[ティペットを気にして反転するかな?]と思っていたらそのまま口を開けて喰い付いた。期待していなかったのでちょっと驚きながらロッドを立てる。コイはすぐ横の倒竹の中に入り込む。[ヤバイ]と思いながらも何とか出てくれることを祈りながらロッドを操る。倒竹の枝の下を通ると引き戻改造版バカ長すのはむつかしいが、運良く枝はほとんど無く、しばらくの辛抱で流れに出てきた。開始から35分での1尾目はここでは上出来。記録撮影してリリース後下流の兵庫橋の向こうに木村さんの姿を見つける。その前から釣り人が居たのは確認していたが木村さんとは気付かなかった。見ていると柔らかいロッドを降って、左右にフライを落としているので、反応を見つけてそれを狙っているようには思えない。しばらくすると曇り空から小雨が落ちてきた。予報では雨が降るようなことは書いてなかったので大した降りではなさそうだが、少し気になるのでカッパを着るかどうか悩む。その時、木村さんが陸に上がったので、バイクの中のカッパを取りに行くついでに木村さんの顔を見に行く。陸に上がると木村さんもカッパを着込みこちら沈めて3尾にやってくる。手にはオイカワ用の短いロッドを握っている。「どうでした?」と聞くと「本流はアユ師ばかりで釣りにならないので、左を狙って…」「オイカワだけ?」「コイもやりましたがダメ」「ロッドは?」「これ」と言って背中に背負った4ピースロッドを見せてくれる。「ウェーダーは昔のチェストハイを切ってこれにした」と手作りのバカ長を見せてくれる。「釣果は?」「ナシです」「今日も[困った]?」「そうです。まっ、いいけど」としばらくお話をする。パラパラ降っていた雨が止みもう降りそうになかったけれど、お話が終わる頃にまたポツポツ来たので、カッパを着たまま流れに戻る。[虎の門]周辺ではコイの反応が全く出ないので上流のゴム堰堤の様子を見に行く。その途中で流れ込みを覗いてゴム堰堤が砂利で埋まっているみる。下流のポイントに全く姿が見えないときはここに集まっていることがあるので、[ここの深みに集まっているかもしれない]と思い付く。それじゃ久しぶりに沈めてみるかとインディケーターを取り付ける。ブロックの下流の巻き返しに落とすと微かな反応が出る。3度ほど反応に空振りした後ヒット。[でた〜]と喜んで2尾目を取り込む。リリース後同じポイントに落とすとすぐに反応があり3尾目。[やはり集まっていたか]と納得しながら反応を待ちしばらく経って4尾目をゲット。しかし反応はそこでお終い。下流に移動しているかもしれないコイを追い掛けて行っても、釣れる可能性は引くそうなのでそのままゴム延滞に移動。2週間前の増水時にもここに来たが、その時は増水していて気付かなかったが、ゴム緩い流れが速くなりポイントが消える堰堤が砂利で埋まっている。群れが回遊していたポイントは浅くなり姿が見えない。[どこに行ったのかな?]としばらく探していたら下流の岸際で反応が出た。少し距離があり、コイの横に行くかここで待つか考えたが、上流に向かってくる気配が見えたので、フライを送り込みながら回遊を待つ。しばらくしてやっとフライの所まで来たが、フライの近くで一度反応したがそのまま消えてしまい、ここでの釣果はなくそのまま本流へ。新二子橋下のポイントに行ってまた驚く。以前は岸際のブロック裏に淀みがありコイが集まって居たのに、対岸側が浅くなりブロックは速い流れの中で、コイの姿は全く見えない。そのまま下流に下り二子橋の橋桁下に渡る。橋桁裏の様子を見ながら、ちょっと橋桁の右を覗き込むと巻き返しに沈んでいるコイの姿が幾つも見え反応は幾つも出たが一瞬で消えるた。上流側に回り込んで沈めてみるとすぐにインディケーターが引き込まれる。しかしヒットしない。たぶんコイがティペットを引っ掛けていたのだろう。4度目の反応でヒットしたが途中で外れてしい、スレ掛かりだったようなので。橋桁裏では幾つも反応が出たが、反応は一瞬ですぐに消えてしまい追加できず。薄暗くなり始めたので急いで左岸に戻り、兵庫島横の出っ張り下に行ってみるが、水位が低く回遊が見られない。結局兵庫橋上で釣り上げた4尾で終了。しばらく様子を見なかった流れの変化に驚いた一日だった。



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