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風もなく反応もまずまずだったのに… (2012/10/21)条件は凄く良かった
10月21日、いつもの様に日曜日は二子。兵庫橋に到着し本流を眺めると先週は沢山居たアユ師の姿は禁漁期に入ったので一人も見えない。最初のポイントはいつもの兵庫橋上。最近反応が少ないので、様子次第で下流に行って見ようと考えながら流れに入る。雲もなく風もほとんど吹いていないし、水温も低くはないので状況としては申し分ない。[これでコイが反応してくれたら]と考えながらいつもの[虎の門]周辺の様子をみると、直ぐ下流の倒竹の中で反応が出る。しかし倒竹の枝一発目のブレイクが混み合った中なのでフライは落とせない。狙いはそこから出て来るのを待つしかないので、倒竹の上流側にフライを落として待つ。狭い倒竹の間にフライを落とし、手前の流れでドラッグが掛かり始めるまでの短い時間に反応してくれるのを期待しながらキャストを繰り返していると、下流の倒竹の間での反応が止まった直後、フライに向かって頭が出てきた。期待通りの反応にロッドを立てるが、手元に何の反応もなくブレイクしてしまう。ティペットを確認すると、ラインとの結び目の直ぐ下が傷付き、そこで切れている。フライの近くなフライを結ぶときにチェックしているが、ティペットの上の方はチェックしなかったのが悔しいし、予想通りのヒットなのに取り込めなかったのがもっと悔しい。しかしコイの活性は高二発目のブレイクく、倒竹の中で幾つも口が見える。しかしなかなか出てこない。反応している枝のすぐ横を流しても見たが、見向きもしない。そこから出てくるのを待つしかないのだがなかなか出て来ない。[虎の門]の下流側の奥には少し倒竹のない場所があり、その岸際でも時折波紋が広がるが、そこは上空に倒竹が倒れかかっていてフライが入らない。その手前も回遊するコイの姿が見えるが、上に倒竹が覆い被さっていて落としにくい。その狭い空間の中にフライを落とし、うろついているコイの動きを追いながら流していたが、コイがいなくなってしまったので[ダメか]と諦めたとき、突然倒竹の下から飛び出してきて水しぶきが上がる。あわてて合わせると、コイは一気に対岸に向かって走る。[来るぞ]という心の準備が無い状態で合わせたので、最初のやっと1尾目一走りに対応できず、ロッドを立てる余裕もないままブレイクしてしまう。開始から2尾連続のブレイクは頭の中に焼き付いてしまいこれを取り戻すまでは移動など考えられなくなってしまう。しかしこのブレイクで倒竹の中の反応が消えてしまう。[虎の門]の上流側で岸際に反応が見えたのでそちらに移動。反応は岸際に横たわった倒竹の向こう側で、その内上流に移動するだろうと上流側に行って回遊を待つ。しかし期待したところにやって来ない。しばらく様子をみたが、それらしい反応が出ないので元の[虎の門]周辺に戻る。下流の倒竹の中での反応は復活していたので、その上流で出て来るのを待つ。なかなか出ては来なかったが、一度喰い付いて来たので[必ず来る]と信じいて待つ。どのくらい待誰のフライだ?ったか判らないが、やっと反応してくれて1尾目をゲット。時間を記入しながら[2時間か]と1尾目まで時間を確認する。反応が消えてはいないので次を期待してキャストを続けるが、狭いスペースに向かってキャストを続けているうちに、手前に垂れ下がった倒竹の枝にフライを引っ掛けてしまう。まだ反応があるのでとりあえずティペットを切って後で回収することにする。しかし反応が少なくなり今度は倒竹の奥に引っ掛けてしまったので、フライを外しに行く。そのついでに先に引っ掛けたフライを回収しようと探したが見当たらない。枝から外れて落ちたのだろう。下から上を眺めると、自分が引っ掛けたのではないところに白いフライが見えた。枝を引っぱって外してみると、タイプは自分のフライと同じだが、フピックアップする度に流れ藻が引っ掛かるロータの長さやマテリアルのトリミングの違う別人のフライ。[誰のフライだろう]と考えてみたが思い付かない。倒竹の中の出て来るのを待ちながら流したフライは、水面に垂れ下がった倒竹の枝の裏側まで流しピックアップするが、ピックアップするときに手前の枝に引っ掛かった流れ藻を引っ掛けてしまう。それをピックアップする度に外さ無くてはいけない。少し早めにピックアップすれば引っ掛からないけれど、ギリギリまで反応を待つとそこに行ってしまう。いつもならこれ程時間が経つと反応が少なくなってしまい、移動のきっかけになるのだが、今日は反応が消えない。と言うか、ポツポツだが続いている。反応がある以上見切りを付けることができず[絶対釣ってやる]と粘ってしまう。上流側に行き反応を探すがそ2尾目ちらには出ない。戻ると反応がある。しかしフライへの反応が少ない。やっと反応してのに、フライの直前で潜ってしまう。フライを交換しながらキャストを続けるが、ヒットしない。[元気な反応はどこだ]と下流を眺めると、下流側で反応が出た。状況はほぼ同じで倒竹の中での反応だが、時折倒竹の前面に出て来る。[あそこなら出てくるかな?]と期待してキャストする。幾度か途中でUターンしたり直前で見切って行ったがやっと2尾目が喰い付いて来た。これも1尾目から2時間近く掛かってしまう。反応は相変わらずポツポツでる。出るからには狙いたくなるので[今日はここで日没まで]と決める。しかしヒットしない。最下流の兵庫橋上に行ってみるが、出た反応の移動先が読めず追加できない。5時を過ぎフラビルの間に富士山イが見難くなってきたので、少し遅くまでフライの見やすい本流に移動。途中、対岸のビルの間に黒い富士山が見える。それを撮影して本流を覗いてみると、期待していた兵庫島の出っ張り前には子供達が何人もキャストしている。[あ〜、ダメだ]と言う事で終了。それにしても厳しかった。反応があるのでがんばってみたが、見切りも多く、フライを少し考えないと釣果が伸びそうにない。しかし新しいパターンを思い付かない。[何がコイの好みなのか]と言うより[何が嫌いなのだろう]の方が重要だ。[やはりフック?ん〜、きびしな〜



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