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浮力が弱く僅かに沈んでいたが (2012/10/27)浮力が弱く僅かに沈んでしまう
10月27日、10月も最後の週で、気温も秋らしくなり水温が下がってコイの反応が気になり始めたが、とりあえず現在一番反応の良さそうな浅川の一番橋下に行く。いつものポイントに行く途中、一番橋から[東豊田用水]の水門までの間の土手に、工事用のフェンスが張られている。途中の看板を見ると、土手下の斜面を二段にして護岸を補強するとか。ここで工事が始まるとその下流のポイントは一体どうなるのだろう。これまでの工事をみていると、終了後は流れが広くて浅くなってここでも工事が始まるしまい、コイが落ち着いて集まる環境ではなくなってしまう。現在でも[上流から土砂が流れ込み、昨年とはがらっと変わってしまったのに]等と考えながらいつものポイントを眺めると、水量の変化はなく足元には透明度の高い流れが広がっている。タックルの準備をしながら目の前の流れをみていると、時折白い魚体がきらめいている。大きさからみてオイカワにしては大きいのでたぶんアユだろう。ポイントへの流れ込みの浅場で幾つも反転しているのが見える。静止画で撮影してもその姿を撮ることは不可能なので動画モードで撮影してみる。その中から反転画像を引き出して静止画にする。水面にジャンプする姿も見えたが、これは写っていなかった。そんな事を楽しみながら目の前の流れに入る。アユが反転していた流れはいつもと同じところの川底の様子をみたが、ハミ跡はみられない。とりあえず左岸のブロック前の様子をみながら下流に下るが、反応が出ない。中流部には親子連れが竿を出していたが、すぐに引き上げていった。その前の様子をみていると時折反応が出る。流れとブロック帯の境目を回遊しているが、メインの回遊路はブロックの中。流したフライは流れに載っているからブロック帯の前には入って行かない。立ち位置をブロック前に移動してブロックギリギリの緩い流れにラインを落とす。しかし流れが遅く、なかなか流れて行かない。流れて行かないばかりでなく、途中からブロック帯の中にラインが入り込んでしまう。反応に届かないので少し下流に下り、反応に直接キャスト。近過ぎないように注意しながら落としたフライに、ブ浅場でアユの反転する姿がロックの中から元気に飛び出してきた。大きくロッドを立てると手元にコイの存在感が伝わって[やっとヒットした]と喜んで寄せに入ったがすぐに軽くなってしまう。勢い良く飛びついてきたが、掛かりが浅かった様だ。それ以後反応は止まってしまう。何処に居るのか判らないのでサーチしてみたが反応は出ない。以前のように下流部右岸の深みに溜まっているのかもしれないがとりあえず左岸の様子をみながら下って行く。反応の無いまま下流部に到着したので、右岸の深みの様子を見に行くと、それらしい黒い影が少し見えた。しかし生憎の風で波立ち水中が見難い。とりあえず周辺をうろついて黒い影を追い出してみたが、反応は変わらない。左岸側に戻り流れに載せてサーチして見ると、下流の流れ出し直前でポツポツ反応が出た。そこに向ブロック前での反応が少ないかってフライを送り込んで見ると、コイはフライの下までは来るが、水面に出るのは頭だけで口が出ない。そして水面に揺らめきだけを残して去って行く。すぐ横から元気に飛びついてくるのもいるが直前で気が変わるのか口が出ない。その内少し離れた所から勢いよく飛び出してきてヒット。下流部は流れが遅いから、フライを見つけてゆっくり寄って来た奴は、じっくりフライを眺めて見切っていくが、少し離れた所から見つけたこいつは見切る余裕がなかったのか、勢いよく飛びついてきてやっと1尾目、開始から2時間も経っていた。しかし元気な反応はこれだけで、相変わらず頭だけ出して消えて行く。幾度も同じ事を繰り返しているので、フライを白の[Chubby-Flat]から[Chubby-Mini]に交換してみる。やっと反応が出たが見切りが激しくてしかし反応は変わらない。次は試作品の[SUSU]のベージュタイプ。白のマテリアルを探したのだが、生憎白が売り場になくてまだ改良していないが、コイの目先を変えるのが目的だからとりあえず流してみる。しかし、それまでのフライは何とか位置が確認できていたが、このフライは位置が判らない。ラインを引いてみれば、ティペットが沈んでいてもラインのところで浮いてきて引き波が出るので
位置が判るのに、引き波が出ない。ラインの延長線上にあるのは確かなので、ラインで位置を予想しながら送り出していると急にラインが引っぱられた。あわててロッドを立てるとヒットしている。水面に反応が出ないヒットはちょっと物足らないがとりあえず2尾目。これをリリース後同じフライを同じ筋に流してみると左の巻き返しでヒットやはり見えない。ラインを手繰ってフライをチェックすると水面に出ている部分がほとんどなくて、ティペットに引っぱられるように沈んいる。原因は判ったので次に作るときはフローター調整しなければいけないが、がとりあえず釣れたので同じフライを流してみる。するとすぐにラインが引っぱられてヒット。フライ水面直下を流れに載っているのを、横から喰い付いてそのまま移動したのでフッキングしたのだろう。ラッキーな3尾目を釣り上げたが、それ以後反応が消えてしまう。平山橋に移動するには遅いので下流の様子を見に行く。流れ出しの次のポイントは全体に浅く反応が無い。次のポイントはしっかりした流れ込みがあり、その左側に緩い巻き返しがある。[絶対にその巻き返しにコイはいる]と期待して様子をみると、ここでも巻き返しの中でヒット予想通りのところでヒット。しかし後が続かない。ここを切りあげ次に移動。そこも同じ様に右に速い流れが在り左に巻き返し。予想通りのところで1尾ヒットした後反応は下流に移動。それを追い掛けながらやっと6尾目をゲット。しかし小型ばかり。反応は下流に移動して行くが辺りが薄暗くなり始めたので、追うのをやめて手前にある[浅川北第五排水]の出口に行ってみる。水門からの流れに数尾が浮いていて、フェンス越しに落としたフライにすぐに反応して2尾目を連続ヒット。トータルで8尾しか釣れなかったから、やはり厳しかった。



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