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3連休なのに出漁は一日だけ (2012/12/24)2時間掛かってやっと釣れた
12月24日、2012年も残りわずかになり、出漁日収が少なくないので頑張って出掛けようとしたが、土曜日は冷たい雨が降り出鼻をくじかれてしまう。年賀状も仕上がっていないので雨を理由に出漁を取りやめにする。日曜日は孫の発表会があり「グランパ来てね」の言葉でまたしても出漁を取り消し。月曜日は空も晴れ渡り絶好の釣り日和と思われたが風が冷たい。残り少ない出漁日なので誰か来るかもしれないと二子に行く。[風さえなければ…]と呟きながら兵庫橋に到着。いつ日射しは暖かかったが風が強くてもの橋上に仲間の姿は無く、一人でポイント前に行く。流れの透明度は良く[虎の門]に日射しが射していて水中の様子が良く見えるのだが、肝心のコイの姿が見えない。[その内、廻ってくるだろう]と暫く様子を見ていると黒い影がチラホラ動き出したのが見えた。[来た来た]と喜んでキャストするが、上流からの風が強く、動き回っているコイの居るところにフライが入っていかない。少し手前のは落ちるのだがそこにコイはやって来ない。[虎の門]の上から右には倒竹が覆い被さり、左の上流側には枯れた倒竹が水面に斜めに沈み、枝が垂直に立っている。コイの回遊はその倒竹の奥の流れの緩いエリア。そう、昔の[虎の穴]とそっくり。その[虎の穴]を狙ってキャストするがどうしても中に入っていかない。風の具合を見計狙いすぎると引っ掛けてしまうらって奥を狙ってみると、フライは左の倒竹の枝に絡んでしまう。コイさえ居なかったら外しに行くのだが、まだ諦めるには早いのでティペットを切ってフライを結ぶ。水中に見える黒い影は、奥から左の倒竹前を動き回っているが水面には反応しない。やっと奥の方で水面に頭を出したのが見えたので、急いでピックアップしてそちらに送り込もうとしたが、またしても同じ倒竹の枝に引っ掛けてしまう。しかしまだ外しには行けない。動き回っていたコイの姿が一瞬姿が見えなくなっても、すぐにどこからか現れて周辺を回遊するから。しかしなかなか水面に反応しない。姿が見えるのに水面に反応しないのは水温が10度と低いためだろうか。1時以上反応を期待してキャストを続けたが反応しそうにないので上流の様子を見に行く反応ぁあるが奥の茂みの前だけ。崩れ護岸前でしばらくキャストすると2回フライに反応したがどちらも半分見切ったような動きでヒットしない。やはり活性が低いようだ。こうなったら最後の砦、沈めることを考えながら流れ込みに移動。流れ込みも反応が無く[沈めるしかないか]とインディケーターを取り出して準備を始めたとき、茂みの下で反応が出た。その動きは巻き返しが流れている対岸の岸沿いだけ。しかし上から垂れ下がったクズの枯れ枝が邪魔で岸際に落とす事ができない。流れに載せて巻き返しに送り込もうとしてみたが、手前のラインが流れを横切る形になり岸際に流れていかない。どうするか悩んでいると左の崩れたブロック前で反応が出た。急いでそちらに落として見るが反応は奥の茂みに行ってしまう。あちこち動き回流れでラインが流されるコイに翻弄されながらそれを追いかける様にキャストを続ける。そんな時、下流から上流に向かって移動して来る反応が見えたので、移動より先にブロック横に落として待っていると、フライに頭が浮き上がってきた。口が大きく開くがフライは口の中に入らない。そのまま潜ってしまうかな?と思った瞬間フライが消えた。開始から2時間、やっと1尾目をヒット。しかしそれで反応は消えてしまう。数尾が回遊していたから[沈めると反応するかな?]とフライを交換してインディケーターを付ける。しかし手前に流れがあり、インディケーターが安定している時間は2分程度で、動き始めるとピックアップして再キャスト。当たりが出ないので[移動しようかな?]と考えた時、インディケーターが勢いよく沈んだ。慌ててロッドをポツポツ出るが単発で立てて2尾目。同じ所に落として10分間隔で2尾追加したが、最後のコイがポイントの中を逃げ回ったためか当たりは消えてしまう。時間は4時近くで残り1時間。何とか追加したくて本流へ移動。二子橋の上流で水面に頭を出しながら移動しているのを見つけたが、すぐに潜ってしまう。兵庫島横の出っ張り前でも反応が出たが、単発で後が続かない。辺りをキョロキョロ見回していると反応は幾つか出たが動きが遅く単発で後が続かない。二子橋のすぐ上流に、頭を出しながら移動しているのを見つけ、そのすぐ横に行ってラインを引き出し始めた時、茂みの向こう側にいた高校生がそのコイに向かって投石。[あっ!何するんだ!]と呟きそちらを睨みつけたが茂みの向こう側で顔が見えない。消えた反応にガッカリしながら反応したが合わせきれず二子橋の下流に移動。橋桁下から下流を見ると、兵庫橋上に居た若者がこちらに移動している。少し距離があるので様子を見ると岸近くで反応が出た。緩い流れに辛抱強く流れて行くのを待ちやっとフライに反応してくれたが合わせのタイミングが決まらず空振り。結局兵庫橋上での4尾に終わってしまう。年内は残り一週間。今年は出漁回数が少なく、釣果も伸び悩んでいる。理由は色々あるが反応してくれるコイの数が少なくてモチベーションが低下していることだろう。後何日出漁できるか判らないが、少しでも数が伸びるように頑張ろう。



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