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8年ぶりに会った船頭さんは相変わらず元気だった (2012/12/29)8年会っていなかったが元気だった
12月29日、12月の最終週になってしまったが諸般の事情によって出漁は今日が最終日。浅川へ行って最後を締めくくるか、釣れない二子で悩むか色々考え、久しぶりに下流のGエリアの様子を見に行く事にする。第三京浜の下流から様子を見ようとしたが、二子からは護岸工事が終了していないので流れ沿いに様子を見る事ができない。玉堤通りから河川敷に降りられるところを探し、大沢川の流れ込み横から河原に降りて第三京浜の下流側まで移動。そこから流れに入り様子を見るが、全く居るはずなのに反応が出ない反応が無い。以前は目の前の崩れた護岸周りで幾つも反応があったのに、上流の瀬が移動して来てポイント周りには速くて複雑な流れが渦巻いている。そんな中にも「ここは絶対に居るはず」と思われるポイントは在ったが何故か反応が出ない。岸辺は草に覆われているがそんな中に踏み分け道が一本あり、人が水辺に降りた気配。周辺で釣りのポイントになりそうなところはここだけなので、多分いつも釣り人が入っているのだろう。そこから下流へ下るには岸辺に上がらないと行けそうにないし、流れが速そうなので岸に上がって大沢川の流れ出しまで一気に移動。流れ出しを横切って本流に行くと、そこには広くて浅い流れが広がっている。全体にゆっくり流れていてそれらしいポイントが見つからない。とりあえず広範広くてポイントが読めない囲にサーチして見るが反応は出ない。下流まで流れたサーチに反応するかもしれないとしばらく眺めていたが全く反応が出ない。サーチが何処まで行ったの判らなくなり[何処だ?]と眺めていると、カラスが水面に降りてきた。[あそこか!]とサーチの位置を教えてくれたが、反応は出ない。広い流れが大沢川の流れ出しと合流する所には長い瀬が広がっている。その瀬の中は、
8月に下流行った帰りにチラッと覗いたときには反応があったのに、今回は全く反応が無い。瀬を渡って右岸に行くこともできたが今回にメインポイントは左岸の渡船船着き場の下流側なので、そのまま左岸を下る。しかし岸辺はカーブした流れに削られ、3m近い高さになっていて容易に登ることができそうにない。[掛かったらどうしよう]など取り込むのに時間が掛かったと考えながら流れの様子を見る。岸沿いは通常少し緩い流れになるはずなのに、川幅が狭くて意外に速い流れ。その下流で反応が出る。その下流には渡船の船着き場があり対岸のゴルフ場に客を送り迎えしている。反応は岸際の一番緩い流れの中で出るので、流す筋を選びながらフライを送り込む。やっと出た反応を合わせ損なってしまうと、反応は消えてしまいしばらく出て来ない。[幾つも居たのに…]と眺めているとその下流で反応が出る。フライをそこまで送り込むとすぐに反応するが、途中で止まり水面に口が出ない。幾度も同じ筋を流し、やっと1尾目を喰い付かせることができた。しかし流れは秒速1m以上と速くコイを上流に寄せることができない。ほんの少しずつリールを巻き近付いては来るが対岸側を泳ぎこちらここでも取り込みに苦労するに来ない。流れが速い場合は上流側に寄せて水面に浮かせ、裏返すようにひっくり返すと静かになるので取り込めるが、その上流側に寄せられない。20分近く掛かって寄せ、やっと取り込む事はできたがもう一つ問題がある。記録撮影をする場所がないこと。岸辺は垂直で水辺も斜めになっていてコイを置く場所がない。辺りを見回し上部が少し崩れているところから登ることにする。足場を作り3歩上がったところでロッドとコイを上の茂みの中に置き、両手を使って這い上がる。撮影後はコイだけぶら下げて水辺に降りてリリース。もう一度這い上がり下流に移動。渡船の船長さんに「お久しぶりです」と挨拶をししばらくおしゃべり。そこから本命ポイントの岸辺を下る。しかし反応が少ない。やっと出た反応は上流側と同じ様に下流では反応が出ない岸辺前で見切りが多い。30分ほどあまり移動しないで回遊を待ちやっと2尾目を釣り上げることができた。しかしここは先程よりももっと岸辺が高く3m以上あり、登る場所が見つからない。仕方なく岸辺の斜め斜面の中で少し傾斜の緩い場所を探して記録撮影。リリ−ス後も反応は瞬間的には連続するが、短時間で消えるのでフライの到着時に出てくれない。そのまま下流に移動し、排水出口の下流に期待して様子を見たが全く反応が無い。そこから下流に行くには一度河川敷に出て降りられるところを探しながら移動しなくてはいけないし、降りられる場所はかなり下流なので下流を諦める。船着き場に戻り船頭さんとおしゃべりをしていると、岸沿いにやって来るコイの姿が見えた。斜面の上からキャストしてみるが、す3尾目を釣り上げた後で…ぐにドラッグが掛かってしまい、反応してくれるのに喰い付かせることができない。その上やっと喰い付いたのに、合わせが強すぎてまた不注意なラインブレイクをやってしまう。上流に向かう回遊は時々途切れながらも続いているので、ドラッグに注意しながらキャストを続けやっと3尾目をヒット。これをリリースしていると後で船頭さんとその上司らしい人の話し声が聞こえてきた。「ここでは釣りをさせないと言っているのに釣りをしているのはどう言うことだ?言ってることとやってることが違うだろ!」と船頭さんを責めている。「お前が言えなきゃ俺が言ってやろうか?」という大きな声も聞こえてくる。しかし、餌付けしているから釣りをさせないと言うのはおかしな話で[勝手に餌付けしているのだから、釣るのも勝手だ今年最後のポイントだったがろ?]と呟くが、やはり嫌な雰囲気。目の前の回遊も無くなっていたから「コイが居なくなったから帰ります」と船頭さんに声を掛けて退散。周辺で様子を見たい場所が無くなったし、時間も4時半近かったのでいつもの二子に移動。兵庫橋上は薄暗くなり見難いので二子橋上流の本流の様子を見に行く。しかし反応が出ない。やっと出っ張り下流で反応を見つけたがキャスト後は出て来ない。反応を待って静な水面を眺めていたが出て来ないので日没終了。一年の終わりにちょっと嫌な気分になったがとにかく終わった。来年はもっと厳しくなりそうだ。



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