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5尾掛けたが1尾ブレイクで2尾逃げられた (2013/1/26)橋桁横で元気な2尾目をゲット
1月26日、前日の平瀬の好釣果に気分良く二子に出漁する。色々作っておいたフライのテストをしたいのでいつもの兵庫橋上に行く。流れの透明度は問題なく、最近多くなっているカワセミのバードウォッチャーの姿もないので、お気に入りの[虎の門前]に入り、倒竹の下を覗き込むと黒い影がうごめいている。上流側からフライを門の前に流してみるが影は全く反応してくれない。しかも倒竹の下にいるだけで他所から廻ってくる姿は全く見えない。ポイントに定位しているのよりも回遊し透明度は良かったがている方が喰い気があることが多いのでそれを捜してみたが姿が見えない。ここで粘ってみても結果が期待できないので、上流の流れ込みに行き、新しく作った沈むフライの新色のテストに行く。新色はフライマテリアルで言うと[Tan]に相当するマイクロファイバーのイモ虫で作ったフライ。ウエイト無しでフックの重さだけで沈み、水中をユラユラ漂うもの。初めは水面への反応を探したが反応が無いのですぐに沈むフライに取り替えてキャスト。色は勿論いつもの白。しかし当たりが出ない。水中にコイの姿が見えるので落とすポイントを色々変えてみる。巻き返し左奥に落とした時、左から水面に沈んでいる細い竹にフライを引っ掛けてしまう。二本目を引っ掛けないように引っ掛けた竹を手前のブロックに引っ掛け水中に沈んだ竹にフライを引っ掛けておいてティペットを切り、新色のフライを結ぶ。しかし当たりが出ない。キャストを繰り返しているうちに、今度はブロックにフライを引っ掛け外そうとラインをしているうちにせっかく避難しておいた竹が元に戻ってしまう。しかも新色フライは奥の竹に引っ掛けてしまう。反応が無いので元の白に戻し、戻し落とす位置を変えてみるとすぐに当たりが出た。[やはり水中でハッキリ見える色の方がいいのだろうか]と考えながらロッドを立てて取り込みに入ったが、頭が見える前に外れてしまう。それでもヒットしたので同じポイントに同じ白のフライを落とす。しかし反応が無い。ポイントを少し変えて奥を狙っているうちに先程引っ掛けた竹にまた引っ掛けてしまう。2本フライの付いた竹をブロックに引っ掛けて、別の対岸の茂みに絡んでブレイク場所にキャストするとすぐに当たりが出た。コイはポイントからはすぐに引っ張り出せたので難なくネットイン。やっと1尾目が釣れたが開始から1時間以上経っている。これをリリースし、同じ所に落とし次を待っているとすぐに当たりが出た。合わせると今度は強い引きで一気に下流に走る。引きに合わせてラインを送り出し止まるのを待っていると、巻き返し最下流部の茂みの下に入り込んでしまう。下流側に回り込み茂みの下から引き出そうとしたが、水中に垂れ下がった枝にゴミが絡んでいて、その中に入り込んでいるし、水深があって外しには行けない。ゴミだから強く引けば外れるかな?と引っぱって見たら切れてしまった。それからしばらく当たりのないままキャストを繰り返したが当たりが出ない。フライを回収して橋桁横で2尾目から本流へ移動し兵庫島横の出っ張り下に行ってみるが、岸辺に人が多く反応が出ない。流れを渡って橋桁下に行き[ひょっとして居るかもしれない]と橋桁の向こう側を覗き込むと水面を流れていくサーチを2尾が追いかける様に移動している。急いでフライを落としたが橋桁が邪魔でコイの前方に落とせない。[ここでもいいか]とコイの後ろ側に落として待っていると、水面に浮いたまま1尾が戻って来たてフライに飛びついて来た。ロッドを立てるとガッチリヒット。掛かったコイはポイントから離れたところで取り込みたいが、下流に行くには巻き返しのすぐ横を通らなくてはいけないし、上流側は速い流れが在って寄せることができない。仕方なく掛けた場所でネットを出して取り込みに入った時、掛かったコイの下に黒いシラサギの群れが乱舞する影が2尾ほどうごめいていた。取り込んでから橋桁の裏側で記録撮影をしてリリース。同じ所に戻って[まだ居るかな?]とフライを落としたが反応は出なかった。反応が無いので橋桁を回り込んで下流側に。しかし反応が無い。下流で反応が出るかもしれないので眺めていると上空に白い鳥が群れで飛んでいる。ユリカモメかも知れないと少し不安になって眺めるとそれはシラサギの群れ。幾羽も群れて飛び回っている。ユリカモメではなかったので一安心だが反応が無い。しばらく眺めていると左岸の遙か彼方で反応が出た。[居た〜]と喜んで橋桁下から左岸に急いで戻り下流に移動。反応の位置を確認して一気に移動し、水面での動きが引き波によって確認できる筋にフライを落とし上流への回遊を待つ。引き波は期待通り近読み通りヒットしたのに外れてしまう付いてきてフライの横に頭が出る。大きくロッドを煽り合わせるとヒット。一気に流れの中央に向かって走り一息つく。[やった〜]と喜び動きが止まったのに合わせてラインを手繰っていると急に軽くなって外れてしまう。反応まで30m程距離があったから合わせのタイミングが少しずれて浅かったのかも知れないし、スレ掛かりだったかも知れない。それにしても読み通りのヒットだっただけに外れてしまったことが悔しい。反応はサーチするとポツポツ出るのに、その場所にフライが流れて行っても反応しない。まだ2尾しか釣れていないので追加したくて左の細流に行って見たが、反応は出るがフライがそこに流れて行かず釣果無し。再び本流に戻ってみるが相変わらずサーチには反応するのにフライには無反応。ポイント新年の浅川での第一号を2往復して反応を見つけてもヒットしない。西に傾いた夕陽からの日射しが下流の空をオレンジ色に染めはじめたが追加できる気配がない。下流を諦め、日没直前の好ポイント[兵庫島横の出っ張り]に戻る。しかし反応は出ない。眺めていると一つ上流の出っ張りの下流に反応らしい波紋が見えたような気がしたのでそちらに移動。出っ張り横で反応は幾つも出たが、フライの位置が判りにくく反応に合わせられない。辺りが薄暗くなるまで粘ってみたが追加できず、5回もヒットしたのに2尾の貧果に終わってしまう。昨日の平瀬はあんなに良かったのに二子は…



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