Top-Image

line

大きいフライに変えてみたら反応が良くなった (2013/1/27)新年の浅川での第一号
1月27日、前日の貧果に悩みながらも新作のテストでまたしても二子。いつもの兵庫橋に着きポイントを眺めると無人なのだが岸辺に大きな荷物を持った人が流れを眺めている。[ひょっとして]と気にしながら近くに行き「カワセミ、今日は居ますか?」と聞くとカメラマンは「今日はまだ来ていないです」の返事。少しお話をした後、まだカメラの用意をしていないので下流側の様子を見る。話をしている時黒い影が見えたので[まだ居るかな?]と期待して流れに入り下流部の新年の浅川での第一号倒竹の下周辺を丹念に探したが、回遊する姿は見えず戻っても来なかった。カメラマンの正面の[虎の門前]へ行くのも気が引けるので下流部を諦め上流の流れ込みに行く。上流部で水面での反応を探したが相変わらず反応しない。しかし、幾つものコイが流れ込みから巻き返し周辺を回遊しているので、期待してインディケーターを付け沈める。前日引っ掛けた竹はフライの回収時に削除したので左奥も心配しないで落とす事ができる。最初は前日あまり効果の無かった新色にしてみたがインディケーターはピクリとも動かない。[やはりダメか]と従来の白に替えてみるがやはり動かない。水中にコイの姿が幾つも見えるから余計に反応の無さが悔しい。そういえばカメラマンが「あそこは先程子供が二人遊んでいましたよ」と言って新年の浅川での第一号いたのを思いだした。だからだろうかコイに落ち着きが無くフライに反応しないのは。それでも[居るのだから釣れる筈]と2時間近く粘ってみたがインディケーターが動いたのは2回だけ。結局何も無しでここを諦め本流へ向かう。その途中で帰る準備を始めている木村さんに会う。ダブルハンドだから兵庫橋上はやっていないとか、兵庫島横の出っ張り下で2尾の釣果だとか、下流部は反応の割に釣れない等のお話をして別れる。別れ際に「出っ張りは一つ目?二つ目」と聞くと「二つ目で狙い場所は巻き返しと下流への流れの二箇所」の情報を頂く。そうか、やはり前日の最後の反応は本物なんだと納得しながら出っ張り横に向かう。とりあえず一つ目の様子を見るが反応ナシ。そのまま二つ目に向かうが、木村さんが散々や新年の浅川での第一号った後、反応が出るはずもない。しかも出っ張りの根元には餌釣り師が竿を出している。それを遠目に見ながら下流から様子を見たが反応は出ないので下流の橋桁周りに移動。橋桁下では前日と同じ様に静に橋桁右側の巻き返しを覗き込む。すると巻き返しにサーチのパンが沈んで流れていて、それに向かって下からコイが浮いてきて吸い込んだ。[居る居る]と喜んでフライを水面に落として見る。しばらく何事も起こらなかったが、突然下からコイの姿が現れ一気にフライに飛びついてきた。フライが口に入ったのを見届けてロッドを立てたが強すぎて、手元に引っ掛かった感触だけ残して外れてしまう。一瞬[ワッ!また強すぎた!]と焦ったがブレイクはしないでフライは付いていた。コイはそれ程焦った様子もなかったので新年の浅川での第一号[また来るかも知れない]と水面にフライを浮かべて待ったが、何も起こらない。前日も取り込み中に下に幾つかコイの姿があったので[沈めると釣れるかも]と考えインディケーターを付け沈めてみる。巻き返しの一番流れの影響を受けないところを狙ってフライを落とし当たりを待つ。流芯に引き込まれて動き始めるのを落とし直して反応を待つ内にインディケーターが微かに沈んだ。急いでロッドを立てるとヒット。取り込みやすい橋桁の裏側に誘導して取り込み、まだ居るかもしれないと暫く粘ってみたが反応ナシ。橋桁の裏から下流を眺めると左岸沿いに幾つか反応が見えた。橋桁周りを切りあげ急いで左岸を下る。しかし前日同様でサーチには反応するのに流したフライへには反応しない。流れを見ていると水面に浮いた新年の浅川での第一号白いプラスティックにしきりに反応している。それは2〜3cmの大きさでパッと見ただけでその存在が判る大きさ。それに向かって幾度も頭を出しているので[フライが小さ過ぎて見つけられないのかも知れない]と考える。[大きくて目立つフライは…]で思い出したのは、下流部用に作っておいたばかでかいフライ。大きさは通常のフライの倍近くもありフックも2号。[これなら目立つだろう]と早速取り替える。狙いは下流の岸際に出る反応。一度沖に向かってキャストしておいてラインを送り出しながら流れと平行にしてポイントに送り込む。最初の流しではフライに反応はしたが合わせきらず空振り。コイが驚いた様子がないのでもう一度同じコースを流すと、一気に喰い付いてきた。いつものフライでは反応の出なかったところで新年の浅川での第一号の連続反応。これを取り込み同じ様に岸沿いの筋に送り込むとすぐに元気な反応が出る。しかし合わせてもフッキングしない。タイミング的には合っているはずなのに[おかしいな〜]とフライを確認すると、スレッドの巻きが緩かったのマテリアルが反転してゲープの側に回り込んでいる。[これじゃフッキングするはずがない]とマテリアルを元の位置に戻して再キャストするとすぐに反応が出て3尾目。次は少し沖目の反応を狙ってフライを流すが手前の遅い流れでドラッグが掛かり、フライを追い掛けては来るが口に入らない。それを数度繰り返した後反応自体が消えてしまう。西に日が沈み辺りは少しずつ暗くなり始める。最後に兵庫島横の出っ張りに行こうと戻り掛けている時、橋桁下流の巻き返しに波紋が広がっ新年の浅川での第一号た。[あそこに回遊しているのは理解できる]とそれを狙うことにする。巻き返しなので下流から岸沿いにフライを流す。流れて行ったフライに反応があり合わせたけれどヒットしない。次も同じ様に反応したが掛からない。[おかしいな〜大きすぎるのかな?]とフライを交換しようと手に取ってみるとマテリアルが回転している。元に戻してもまた回転しそうだから急いでフライをいつものパターンの少し大きめに取り替える。同じ所にキャストして終了直前に4尾目をゲット。状況に合わせたフライの大きさを考えないといけなことを再確認した。



line
サイトマップへ
Copyright © 2013 Katsumasa Fujita