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暖かいから思いきって久しぶりの狩野川へ (2013/3/8)流れの横の水溜まりは氷結している
3月8日、渓流のことをしばらく忘れていたが、いないなさんの解禁のブログを眺め[行きたいな〜]と悩みながら週間天気予報を見ると週末までは気温が高いらしい。[だったら久しぶりに行って見ようか]と思い立ち[平日ならあのポイントも釣り人は少ないはず]と考え金曜日に出漁を決める。久しぶりだからフライを全部引っ張り出して、何を持って行くか色々悩み、渓流用に良さそうなのを見繕って袋に詰める。当日、夜明けからキャストしたかったから比の出前に到着できる流れの横の水溜まりは氷結しているように3時に家を出る。そういえば以前に行った時はいないなさんの車に同乗したから、行程を全く把握していないことに気付き、大まかな場所を思い出しながらカーナビをセットする。途中の道順はカーナビ任せで、とりあえずポイント近くのコンビニを目指すが、以前あったところに目指すコンビニが無くなっている。途中に見つけたコンビニまで戻り入漁券と朝食を購入しポイントへ。しかし日の出の時間には少し早く、到着した河原は真っ暗。朝食をとりながら日の出を待つ。先に1台車が止まっていたので[平日でもやはり釣り人は居るのか]と思いながら朝食を終わり外に出てみると停まっていた車が無い。[あの車は何だったんだろう]と呟きながらタックルの準備。予想通り寒くはなく、途中で見た気温表示は11度。流れの横の水溜まりは氷結しているしかし上流から風が少し吹いている。予報では日本海に低気圧があり暖かい南風が強く吹くらしいので、強く吹き出したらどうしようと不安になったが、その時はその時だと軽い気持ちで準備を終え、岸部に立ち水面を眺めるが期待したライズは何処にも見えない。風は上流から吹いてはいるが水面はそれ程気になるほどの波は立っていない。対岸からの支流の流れ込み合流点を見ると、白波の消える辺りで小さなライズが見えた。[居た〜]と喜んでそのライズの前に行きキャスト開始。しかしライズは単発で出て来る間隔が長い。何がライズしているのかも判断できないままとりあえず一番お気に入りのコカゲロウ(イエロー)の#18を結びキャスト。しかし何の反応もない。水面を見るとかなり大型のカゲロウが流れて行くが流れの横の水溜まりは氷結している、遠すぎて種類が判らない。しかもそれには何も反応が無く流れて行く。幾つも流下物は見えたが反応は流れ込みだけ。それに向かってフライを取っ替え引っ替え試していくが反応しない。そういえばいないなさんのブログにも「ライズがないので結んだフライは、ソフトハックル」とあったのを思い出すが、沈めるフライは何も持っていない。[今日は一日ドライで通すぞ]と決めてキャストを繰り返す。しかし反応のないまま時間が過ぎ、その内虫も飛ばなくなり風が強くなり、流れ込みに見えていたライズも少なくなってしまう。[ここがダメならどうしよう]と悩み[上流はどうなっているかな?]と思い少し移動してみるが全くライズがない。[やはりあそこだけか]と言う事で再び流れ込み前に行き対岸に向かってキャストを流れの横の水溜まりは氷結している繰り返す。流れ込みの上流側から下流に向かって流していると、水面に小さな水しぶきが上がる。多分フライのところだと思い軽くロッドを立てて見ると手元に魚の反応が伝わりヒット。水面に水しぶきを上げながら寄って来たのは20cmに満たない小さなアマゴ。パーマークが消えているから多分放流物。放流物でも何でも良い、とりあえず釣れた! 結んでいたフライはコカゲロウ(シロ)の#18。足元に獲物を置いたままラインを巻き取っている時に逃げられてしまい、腹の中を調べることができなかった。釣れたフライが好みだったのか単なるまぐれなのかは判らないがとにかく釣れた。しかし次が出ない。ライズもほとんど無くなってしまったので、もう一度上流の様子を見に行くがやはり反応はない。 今度は流れにフラ流れの横の水溜まりは氷結しているイを落として少しずつ下流に下って見る。反応のないまま流れ出しの前まで来た時、またしても小さな水しぶき。模様は同じ様でパークのない魚体だが26cmでまずまずのサイズ。フライは同じシロハラ。今度はすぐにストマックポンプを取り出して胃の中を調べる。しかし胃の中にはほとんど何も無く僅かにユスリカらしい物はあっただけ。ユスリカフライはまだ作っていないので、そのままのフライでたまに出てくるライズに向かってキャストする。時折フライに反応してくれるがフッキングしない。[シロが気に入らないのかな?]と思いオレンジのコカゲロウに交換する。反応がないので少し上流側から流れ込みの前に送り込んでいると、流れ込みを通り過ぎる直前に水面が微かに揺れた。何も考えず手が自然に動くとヒット。
ほとんど入っていない
急いで下流に下りながら手元に寄せる。しっかりフッキングしているようなので、途中で足元に溜まったラインをリールに巻き取っていると、目の前で獲物が外れてしまう。サイズは先の獲物よりは少し大きく見えたので[何で取り込む前にラインを巻き取ったのだろう]と悔しい。気を取り直して同じラインを流してみたが、反応は復活しない。その頃から風が強くなり一面に波立ち始め、ライズどころか飛んでいた虫の姿もなくなってしまう。ポイントでは時折ルアーマンがやってきたり、餌釣り師が後に車を止めて下流に向かったりするが、このポイントに来る釣り人はいない。その内餌釣り師が戻って来て声を掛けてくれる。「ライズはありますか?」「全く無いです。朝の内は少しあったけれど」「そうね、虫も沢山飛んでいたから」「風が吹き始めたら止まりました」「XX橋辺りは少しは流れの横の水溜まりは氷結している出るかも」「この風じゃ何処に行っても同じでしょう」と言う事でそのまま釣り続ける。水温は早朝は11度で、昼頃には13度になったが、長時間流れに入っていると足が冷たく耐えられなくなる。1〜2時間立ち込んでは15分間陸に上がり暖まり、その間も対岸の流れ込み前の様子を見るが、ライズそのものが出て来ない。やっと見つけたライズも一度きりで後が続かず気力が萎えてしまう。それでも日没までキャストを繰り返し頑張って見たがライズは復活せず日没終了。フッキングしたのは3尾だけ。もっとトレイニングしなくっちゃ。



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