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沈めた時、濁りがあるとスレ掛かりが多い? (2013/3/10)流れの横の水溜まりは氷結している
3月10日、金曜日の狩野川出漁の後遺症で土曜日は出漁の気力が沸かず休養日。日曜日は気力を振り絞って浅川へ出漁する。暖かくなるとの予報に冬用の上着を薄物に替えて家を出る。走り始めた時には気にならなかったが、南からの強い風が強く吹いているのに気付き狩野川の記憶が蘇る。しかし「いつもの多摩川だから]と気を取り直して浅川へ向かう。いつもの平山橋に着いてみると、前回とは逆の上流からの風で水面は一面に波立っている。前回狙った橋の下の波の低い場所を流れの横の水溜まりは氷結している探すが何処にも見当たらない。こうなったら出てきた反応に合わせるしかないと腹を決めて流し始める。ポイントは前回と同じ左岸前。上流で反応があるかもしれないと少しずつ下流に下りながら様子を見るが反応が見えない。途中まで下ったところで橋の下で反応が見えた。しかしちょっと遠い。間合いを詰めて左岸前の筋にラインを載せて反応に送り込む。しかし流れが遅いのでポイントにフライが到着するまでずいぶん時間が掛かり、やっと狙ったところにフライが到着した時には、反応は消えている。それでも[必ず出てくるはず]とラインを送り出す。フライは日差しのあるところではハッキリ見えるが、橋の影に入った途端のその位置が判らなくなってしまう。位置が判らなくなると少し引っぱって水面を移動するフライを流れの横の水溜まりは氷結している確認してから流し直す。そんな時動いたフライの向こう側にコイが水面に頭を出して突進して来るのが見えた。[ヤバイ、動かしちゃった]と思ったがもう遅いのでそのままの位置から流し始める。フライが少し流れたところで左から飛びついてきた。多分先に出てきた奴だろう。見難い中、とりあえずの1尾目。リリース後、同じ筋に向かって送り込みフライが見えなくなったのでラインを止めて探している時、向こう合わせでヒット。波が高く見難い中での2尾は嬉しい釣果だがそれ以後反応も見えなくなってしまい、左の用水路に移動。しかし回遊は見えずそのまま上流のブロック帯へ。流れは少し濁り気味で上流の工事の影響が残っているらしく、流れの色がいつもと違う。水面に反応が無いので沈めて見ると、1流れの横の水溜まりは氷結している投目でヒット。しかし手前のブロックの下に入り込まれて外れてしまう。その後インディケータには当たりはポツポツ出るがフッキングしない。やっとヒットしたと思ったが合わせの瞬間に外れてしまい、そのまま振り直したら上の木の枝にインディケーターごと引っ掛けてしまう。結び直して流し1尾を釣り上げた後、またも途中で逃げられてしまう。濁りのためか反応が鈍く、25分後にやっと4尾目を釣り上げた。その頃下流の平山橋の向こう側に見える景色が薄茶色にモヤって見えた。[あれは黄砂かな?でも上空はモヤってないから強い風での砂ボコリ?]などと考えているところにカミサンから電話。[空が暗くて凄いよ。黄砂かもしれないから早く帰ってきたら?]と。[黄砂じゃないよ、多分砂ボコリだろう]と言って電話を切る。流れの横の水溜まりは氷結している下流は平山橋が邪魔なので、上流側の写真を撮った後、釣りを続ける。しかし反応が鈍い。インディケーターが一気に引きずり込まれるのに合わせると、いつもと違った引きで逃げ回る。やっと取り込んで見ると腹鰭へのスレ掛かり。その次も力強く逃げ回り、鰓の後側へのスレ。[沈めてのスレ掛かりはそれ程ないのに連続のスレはおかしい]と理由を考え、タナが少し深いのではと考えてみる。そこでいつもより少し棚を浅くしてキャストし直すと直ぐにヒット。[やっぱり棚か]と納得してキャストすると連続ヒット。そんな時足元を見ると、始めた時より水の色が変わっているように思えた。始めに撮った画像をプレビューして見ると流れの色が変わっている。[棚じゃなくて底近くの水の透明度が良くなかったから、コイが流れの横の水溜まりは氷結しているスレッドに触ってスレ掛かりしたのか。途中で外れたのも全部スレ掛かりで、浅くした時はフライが見えていたから口に入ったのだな]と納得する。透明度が良くなって来た様なので棚をいつもの深さに戻しキャストするといつもの様に口にヒット。しかも最近渋かったのが嘘のように短時間で連続ヒット。ポイントは前回対岸の枯草を撤去しておいたので、何処でもいいように思えたが、反応するのはやはり対岸ギリギリ。岸から少しでも離れると全く当たりが出ない。3時過ぎに流れの透明度が上がってから1時間で5尾を追加。しかしここで7尾を釣り上げると反応自体がなくなってしまうのは仕方ないことで、ここを切りあげ本流に向かう。途中排水前の小さなプールを覗き込むと、流れ込み横の巻き返しに頭を出して掃除流れの横の水溜まりは氷結している機ライズのコイが見えた。足元にオーバーフローからの流れがあるので、ラインがその流れに掛からない位置に行こうと数歩動いてから眺めると、コイの姿が消えている。こちらの微かな動きを察知されたらしい。でも[何処かに居るはずだ]とポイントを探していると、オーバーフローからの流れの先に頭が出た。流れ込みにラインを載せて、それに向かって送り込むと直ぐにヒット。しかし反応が予想より早かったので慌てて合わせたため、力が入りすぎて痛恨の合わせ切れ。反応は二つ見えたから[もう1尾居るはずだ]と探していると、排水の流れ込み前で反応した。それに向かってキャストし直ぐにヒット。合わせ切れの悔しさを解消したので下流へ移動。しかし始めは上流から吹いていた風が下流からの風に変わって流れの横の水溜まりは氷結しているいて、流れは一面に波立っている。床固下のポイントも波立ちコイの反応が見えないので、右の細流に行き様子を見る。サーチは下流に流れて行かず流れ込みの上流側に集まってしまう。[まずい、流れて行かないよ〜]と思っているとそこに頭が二つも出た。[居た〜]と喜んでそれにキャスト。すぐに1尾を釣り上げる。次は本流のブロック組の下流。流れは一面に波立ち反応が見難かったが20〜30ヤード送り込んでやっと見える反応に合わせて2尾連続ヒット。強い風の中、終わってみると久しぶりに13尾の好釣果。水温の上昇が良かったのだろう。



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